マガジンのカバー画像

本棚

28
運営しているクリエイター

2021年3月の記事一覧

今年の国際比較教育学の大賞論文はここが凄い!

こんにちは理事の畠山です。世界にはいくつも国際比較教育学に関する学会があるのですが、最も規模が大きいものはComparative and International Education Society(CIES)だと思います。そして、CIESが出版している学術誌、Comparative Education Review(CER)は、この業界を代表する学術誌と言って差し支えないと思います。

そして

もっとみる
良いイシューとは何か

良いイシューとは何か

この問いは、仕事や事業に向き合う人であれば、何度も考え、頭を悩ませたことがある問いだと思います。私自身も、「イシューの質」が、顧客やユーザーに価値提供するために、そして事業を成長するために、つまりは価値ある仕事をするために、最も重要な変数であると気づいてから、「良いイシューとは何か」という問いに向き合ってきました。

イシューの良し悪しは、後から振り返ることが難しく、イシューの質が悪かったのか、も

もっとみる
創業15周年の『できるんじゃないかなぁ。』

創業15周年の『できるんじゃないかなぁ。』

3月9日、私たちマザーハウス は15周年を迎えます。
全てのお客様と仲間と先輩方に支えられ15年間という濃い年月を歩き続けることができたことは、自分でも奇跡なんじゃないかと思っている。

長いようで短い。短いようで長い。
振り返ると、一年たりとも、変化のない年はなく、困難がなかった年はなかった。

15年という切りがいい数字を目の前に、原点を振り返ろうと私は取り組んできた一つのプロジェクトがある。

もっとみる
「衝動」に忠実に、問いと遊びをデザインし続ける——ミミクリデザイン安斎勇樹

「衝動」に忠実に、問いと遊びをデザインし続ける——ミミクリデザイン安斎勇樹

デザインが価値を発揮する領域は、ますます広範囲になってきている。経営、事業、構造、組織——。さまざまなファクターが複雑に絡みあった難題にこそ、デザインの力が求められている。

そんな中、「問い」にデザインを応用するのがミミクリデザインCEOの安斎勇樹氏だ。資生堂のビジョン浸透にや京セラの新規事業創出、シチズン時計のインナーブランディングなど、数々の集団の創造性を引き出し、複雑な課題解決をファシリテ

もっとみる