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#005 遊ぶ大切さ

「どの子にも絶対にいいところがある」
私たちはこのことを強く信じています。子どもたちのいいところを見つけたとき、私たちは宝物を見つけたような気持ちになるのです。私たちが日々出会う放課後ならではの子どもの成長物語。その一部をご紹介いたします。


1年生の男の子A君は、ほぼ毎日アフタースクールに来てくれますが、学習の時間が終わり、少し遊ぶと保護者の方がお迎えに来ます。そのため、いつも「もっと遊びたいな~」という顔で帰っていました。

私たちスタッフもそんなA君に「そうだよね」と思いを馳せながらも「帰る準備しようね」と声をかける日々。

2学期のある日、「今日は5時までなんだ!」と嬉しそうにA君がやってきました。ドッジボールやサッカーなどその日は5時までたくさん友達と遊びました。

普段はやんちゃでちょっぴり悪さをするA君ですが、汗びっしょりになりながら遊ぶ姿は、今まで見たことがないくらいキラキラしていました。

「今日はいっぱい遊べてよかったね!」「うん!」

その日はとてもすっきりした顔で帰っていきました。

お兄さんやお姉さん、同級生、地域の大人、いろんな人と遊びを通して関わることで、得るものがたくさんあると思います。彼の笑顔を見ていて、遊びはやっぱり楽しくて、子どもにとってかかせない大切なものなのだと感じた1日でした。

そんな大切な時間を、居場所を、これからも守っていきたいと思います。

出典『子どもたちの物語 エピソード2 遊ぶ大切さ』

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