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「時間管理」ができないのは当たり前。 「やることをやる私」になる為のヒント。

おはようございます。
ライフキャリアコーチのNozomiです。

台風が関東に直撃するそうですね。
明日海に行く予定の私は、一日中やきもきしています。
正に直撃しそうな予報。
面談や研修で「ご自身がコントロールできることに目を向けましょう」
とお伝えしながら、念力で台風を追い返そうとしています。
人間て本当に可愛い生き物、我ながら「人間」をしています。

1,永遠のテーマ「時間管理」

今日は「時間管理」のお話。
私たちは目標達成や生産性の向上、先延ばし癖を卒業しようとして、
しばしば時間管理に乗り出します。

果たしたいこと、なりたい私の為に
やらねばならないことは沢山あって、
時間を捻出して細かなスケジュールを組むわけです。
ところが予定通りにいかないのが、当たり前の不思議。
3日目には予定通りに起きれなくなって、
新しいプロジェクトの為に開けていた時間は
飛び込んだ上司からの指示に奪われて、
勉強をしているはずが、いつしかYoutube。

せっかくのモチベーションは、瞬く間に時間管理ができないストレスへ。
「ああ、また出来なかった、、」と自分への信頼を重ねることとなります。

2,時間管理はできなくて、当たり前。

ここで一つ、忘れてはならないこと。
そもそも時間って「管理」できるのでしょうか?

「時を戻そう」は残念ながらできない。(今はまだ)
「Back to the future」も、もうちょっと先になりそう。(もう近い将来かも)
時間は不可変のリソースであって、誰しも平等に1日24時間です。
今日はちょっと足りなかいから増やそうとか、
ゆっくり目に進んでください、とはできない。

「時間管理」は、時間を管理すると書くけれど、
残念ながらコントロールすることはできないのです。

では実際に私たちが管理できるのは、何なのか。
それは「私たち自身」の行動です。
時間をうまく使える様に、モチベーション、環境、やり方など
自分自身の行動を意識する。
時間管理は、つまるところ自分管理、
コントロールする対象をシフトする必要がありそうです。

3,自分の何を管理する?

では時間を有効活用し、決めたことを実行し、生産性高く目標を達成する為には、
具体的にはどんな工夫していけば良いのでしょうか。
いくつかのTipsをご紹介します。

【1】行動の先の目標・成果を明確にすること

その時間に行動できれば、どんな自分になり何を得ることができるのか、
明確にビジュアライズしましょう。
ランニングすることによって、引き締まった身体が欲しいのか、
早起きの習慣をつけたいのか。
仕事の目標を達成することによって、
昇進したいのか、
褒められたいのか、
昇級したいのか。
行動の先を見てみる。

意義となりたい私が具体的であればあるほど、モチベーションは高くなり、
「やらねば」から「やりたい」に、
「手付かず」から「即着手」に変わっていきます。

計画もより具体的になり、行動しやすく本当に得たいことが成果となるでしょう。
ダイエット目的なのか、習慣化なのかによって、
ランニングの距離や負荷などメニューも変わってくるはず。

又これらを忘れないようにいつも目につくところに置いておく、
定期的に自分にリマインドすることも重要です。

【2】行動しやすい環境に身を置くこと

私たちは、当たり前のことは当たり前にできます。
もう少し詳しく言うと
当たり前と思っていることは当たり前にできる、と言うこと。

理想の人達がいる環境に身を置く、定期的に接点を持つことにより、
マインドや行動パターンを取り入れることができます。

又場所や時間、準備も肝となります。
自宅だと怠けてしまいそうならば、集中できるカフェに行く。
誰にも邪魔されない朝に予定する。
起きてすぐ走れるように、ランニングウェアで寝る、など。
ついつい行動しちゃう位まで環境整備できれば、後はこちらのもの、ですね。
自分が力を発揮できる条件を知っていることは、
実行を高めるための大きな鍵となります。

【3】集中する

予定した時間は決めたことに、集中すること。
言い換えると、それ以外のことをしない。

人間の集中力やエネルギーも有限です。
特定の時間に何を行うか、どのようにエネルギーを分配するかが、
速度と成果に関わってきます。
開始して5分、気づいたらSNSを見ていたなんてことも、あるあるですね。
あなたの集中力は、「SNSを見ること」に投下されたわけです。
自動操縦で選択することの危険性。

人が集中できる時間にも諸説あります。
ぜひご自身にあった方法を。

▶︎15分45分90分の法則:
人が深く集中する時間は15分・45分・90分の3つであることを唱えた法則。
深い集中を維持できると言われている15分を基準に、
作業時間を区切って取り組む。
ちなみに45分は一般的な集中力、90分は集中力の限界時間と言われています。

▶︎ポモドーロ・テクニック:
タイマーを使用し集中する時間と休憩を繰り返し、
仕事のペースを生み出す時間管理術。
①タイマーを25分に設定し、作業を行う。
②3~5分の休憩をとる。
③4~5回に1回は、15~30分の休憩をとる。
「今から25分間これだけをやればいい」と
小さなタスクに絞って達成しやすくすることによって、
心理的負荷を減らし達成度を上げる循環を生み出します。

集中力そのものを上げたいならば、
瞑想や良質な睡眠をとって健康状態を整えることも効果的です。

【4】1度決めた方法をやり切る

やり始めてみたら、「他にもっといい方法があるんじゃないか?」と迷い出して、考え出したら止まらなくなり、どんどん経過して焦る。
時間が経過しても、立っている場所が変わらずさらに焦る。
迷いと焦りは私たちの時間を奪う天才です。

色々と手を出して進まない傾向にある方は、まず選んだことをやり切る、
ということをお勧めします。
自分の選んだ選択を信じてみる。
必ずうまくいく方法は存在しませんが、何か一つをやり切れば必ず1歩進みます。
何かしらの経験となり、結果が出る。
そこで改めて再度考えてみればいい。
全力でやり通すからこそ、後で振り返って正解となっていくとも言えそうです。

迷いと焦りは時間泥棒です。
私は時間泥棒に会ったら、ピッと警笛を鳴らして、追いやる様にしています。
時々また出てくるけれど。

時間そのものはどう頑張っても増やせないし、止められない。
でもその時間をフルコースのディナーの様に味わうか、
ドライブスルーで済ますかはあなた次第。

今日のあなたのお時間が自由で、居心地の良い空間でありますように。
そして良い夏休みをお過ごしください。
もう終わりに近づいているけど、
見ようによっては
まだまだある(?)

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。

Nozomi

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