スペイン旅行日記 マドリード3日目
3日目の今日は、別行動の日だった。
母と姉はブランド物が大好きなのでアウトレットでお買物。私と父は市場や広場で美味しいものを食べた。
朝9時過ぎ、肌に刺さるような寒さの中家を出て、父と電車に乗りマヨール広場というところに向かった。
すごく綺麗な場所だったし、そこにはたくさんのレストランや帽子やいろいろなお店が並んでいた。が、まだ朝の10時前だったからか、ほとんどのお店が閉まっていた。
そのあとマヨール広場のすぐ近くにあるサンミゲル市場で朝食を食べた。
その市場は、魚やお肉、果物などが売っている市場ではなく、日本でいうデパートのお惣菜コーナーのような感じでご飯が売られていた。そしてすごく新しそうな市場だった
月曜の朝だったけど、朝10時の開店時間の前から段々人が市場の前に集まり始めた。開店して少し経つと、もう人がたくさんいた。
ほんとにたくさんのお店があって、美味しそうなものがたくさんあって選べなかった。が、結局硬めのパンの中にスペインオムレツと生ハム、チーズが挟んである見た目からして激うまなサンドを食べた。本当においしかった。それともうひとつ、サーモンのマリネのようなものを食べた。あまりにおいしいサーモンでびっくりした。
父は隣で朝から白ワインを飲んでいた。優雅な朝だね
その次は、また違う市場に行ってみた。 cebadaという名前の市場で、ここは最初に行ったところとは違う感じの市場だった。魚、肉、野菜、フルーツ、洋服などが売ってるすごく昔からありそうな市場だった。
行く前から食べ物の調査(笑)をしていて、そこにすごく美味しいジェラート屋さんがあるのを知っていてそこに行ってみた。
そこには何種類かのジェラートがあって、全部美味しそうだった。ラズベリーと、ピスタチオのジェラートを選んだ。
そのジェラート、え!?!?と声が出てしまうほど美味しかった。本当においしかった。
美味しすぎてびっくりした。
そのお店の方はすごく優しく落ち着いた感じの方で、イタリア人だそう。イタリアのジェラートはどうしてあんなに美味しいんだろう。このオーナーさんはどこでジェラートを学んだんだろう。ここにお店を出す前は何をしていたんだろう。美味しいジェラートを食べながらこんなことを考えていた。
午後1時過ぎ、かなり疲れていたので父とホテルに戻り、仮眠をとった。目覚めたら、今までの疲れが嘘のように元気になっていた。時差ぼけも治ったのかな。
3時半ごろ、母と姉がアウトレットショッピングからホテルに戻ってきた。
姉は嬉しそうに、これ買ったの〜♪と買った物を見せてきた。黒いカバン。私はブランドに疎いのでブランドの名前は覚えていないけど、素敵なカバンだった。
4時過ぎ、昨日は入れなかったソフィア王妃芸術センターにもう一度行ってみた。どうしてもゲルニカを見てみたかった。
昨日は長すぎる行列があったのに、今日はすんなり入れた。よかった。
ソフィア王妃芸術センターには、ピカソだけではなく、ダリや他の有名な画家の絵も沢山あったし、現代アートの作品もたくさんあった。
絵を見ると、いつも思うことは自分の知識が足りないこと。絵が描かれた時代や時代背景が分かれば、もっと深く絵を見ることができるのに、知識がないので、知識がない人がただ昔の絵を見てる、という感じにいつもなってしまう。絵から歴史を学ぶのも面白そうだと思った。
そのあとは、昨日間違えて、行きたかったお店の隣のお店に入ってしまったので、今日は元々行きたかったお店に入ってみた。
そこのchampiñones a la plancha(マッシュルームの鉄板焼き。中に刻んだ生ハムやニンニク、パセリなども入ってる)が美味しくていろんな旅行ガイドにも書いてあるお店だった。私が行った時はアジアのお客さんがすごく多かった。
あとから思えば、そこのchampiñones a la planchaはこの旅行で食べたものの中で一番おいしかったかもしれない。あんなにおいしいものがあるんだと衝撃を受けた
そこではたくさん食べず、チャンピニョネスだけ食べてお店を出た。
そのあとは、父が行きたがっていたお店に行った。
日本のテレビ番組「世界は入りにくい居酒屋」というので紹介されていたらしい。
たしかに1人だと入りにくいなという感じだった。
最初お店入ってすぐはすごく小さいお店で、テーブルも2つ3つくらいしかないようなお店だった。他のお客さんで埋まってたのでもう入れないかなと思ったら、奥へ案内された。
そうするとまたテーブルが何個かあるようなスペースがあった。おっひろいな。ここで食べるのか、と思ったらもっと奥へ案内された。
えええ、すごい広いお店!!!!小さいのはただの見せかけで奥に奥に広がっていた。
そこのお店のメニューには写真がなく、ちょっと分かりづらかったがGoogleマップのレビューの写真を見ながら注文した。
父はステーキとハンバーガーを頼んだ。ステーキは500グラムもあった。1人100gくらいだからいけるっしょと言っていたが普通に無理そうだった。
ここのハンバーグとステーキは絶品だった。本当においしかった。
家族はお酒を飲んでいたが私はあえてコーラを頼んだ。ステーキともハンバーグとも相性が抜群だった。
すこし日本のコーラと味が違った。後味がもったりしてない、というか、すごく軽く後味がスッキリしていた。すごくおいしかった。
お腹上がはち切れそうになりながらホテルに戻った。
明日はバルセロナに移動する
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