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私が大切にしている5人の友人〈5人目〉#134

今日は私が大切にしている5人の友人の最後の一人です。

もちろん他にも沢山、自分に強い影響を与えてくれた友人や上司もいるので、今度また別に書いて行きたいと思います✨


今日の友人は私が最初調子に乗っていた時期に見下してたが、我に帰った時に最も尊敬した人物でもあります。

そんな自分に対して、特に反論することもなく、しかし我が道を応援し、彼もまた夢を持って自身の道を極めと努力する姿に、尊敬と感謝意外に何の感情がでてこようか。

そんな私が大切にしたいと思っている親友を紹介させて頂きます。


Y.Oくん

Oくんは、現在作業療法士として働きながら、堅実に貯金と、自己投資を積み重ね一歩一歩、自分の足で、石橋を叩くように生きている。私はそんなイメージを彼に抱いている。

なぜなら、彼は私がお手本とするほど情報というものを大切にしている。情報を集めるだけではなく、自分にとってどの部分が有益で、自分の置かれた状況下でどの選択肢がベターであるかを考えなく力があるのだ。


私が新卒で働き始めた当初から、彼は既に堅実性を備えており、後先を考えずに行動していた私は彼の生き方に賛同しない愚か者であったのは、今となっては懐かしい話だ。


Oくんを一言で言い表すとすれば

夢を秘めつつ、堅実的にいきる賢者

としておこう。←毎回適当(笑)


出会い

それは、高校に入学してすぐ、しかしクラスのグループ編成が終わってから、溢れ出した組で意気投合した記憶が微かにある。

というのも、正直な所高校1年性の頃の記憶など全くといって思い出すことができない。

今、思い出すとすれば、きっとクラス内の男子というのは、とりわけ陽キャ(ワイワイ盛り上がってバカする楽しそうなグループ)と陰キャ(物静かに冷静に自分たちの世界で楽しむグループ)にわかれる。

私は…?あまり意識したことはないが決定的に、分かれ道が見えた瞬間があったのは、鮮明に思い出せる。

しかし、私は陽キャグループとも、陰キャグループとも明確に属さない中立グループにいた。つまりどっちとも、一応話ができる第三勢力みたいな感じ。

Oくんは私と同じそのグループ?に近い存在。

だから、なんとなく息が合った。あまり覚えてないが、そして自意識過剰かもしれないが、Oくんは陽キャとも馴染める私に少し関心があったように感じた。

そこから、彼と話す機会が増えたり、登下校を共にしたりと仲良くするようになった。


趣味

友人関係ができていく上で、お互いの趣味は共通である方が仲良くなり易いのは事実。

私達は共に〈コブクロが好き〉という共通点があった。あと、実は私は半年だけバスケ部に所属していて、Oくんも小学生の頃バスケをやっていたというスポーツの趣味も合った。

カラオケに行くのも楽しかった。

私達は、週に2.3回は下校時にカラオケに寄った。

お互いめちゃくちゃうまいというわけではないが、とりわけ〈コブクロ好き〉という共通点から、よく二人で「ハモり」の練習をしていた。と言っても私が勝手に主旋律を歌って、Oくんが勝手にハマっていただけだが(笑)

『蕾』『君という名の翼』『million film』『太陽』などなど、歌っていてとても楽しかった。これを書きながら今すぐOを誘ってカラオケに行きたくなるほど、カラオケ行くならOが一番楽しいと言える自信があるほどだ✨


性格

冒頭にも述べたとおり。彼は知り合った高校時代から、とにかく臆病だった。いや、臆病に見えた。

私が鈍感過ぎて何でもかんでも、チャレンジする性格だったのもあるが、彼はとにかく人の目や評判を気にした。

もちろん秘密事などはしっかり守る。ということがいかに大切かというのも、熟知しているような賢者だった。

つまりこの頃から、いや高校生に至るまでの過程の中で既に世間の常識や信用の大切さ、その信用が何をする事でいかに変動するかという事を知っていたのかもしれない。(本人に聞いていないので想像の範疇を超えることができない)


しかし、まだ未熟だった私が彼に対して、信用に値しない人間だったのは、今考えると当然の話のように思える。

何をするにも引っ張り回すような、お調子者だっからからだ。


にも関わらず、未だに私と彼との付き合いが途切れていないのは、Oくんの優しさか、社交辞令か、いやそこには確かな一緒にいた時間の長さも少なからずあるかと思う。(こればっかりは本人に聞いてみないとわからんな笑)

なので、こんな傍若無人な自分と関わりを保ってくれているOには感謝しかないのだ。


Oくんに対する尊敬の念

私はOくんと出会った当初、呆れたことに頭の悪い奴だと思った(今となっては逆転しているのだが)。

彼の学業の成績は、あまり良くなかったのを覚えている。特に数学に関しては、赤点をギリギリ超えるか超えないか…。他の科目に関しても、平均点を超えるたら万歳といった印象。失礼な話、ぶっちゃけ「なんでそんなに勉強してるのにそんな点数なの😇」と何回も思っていたのだ。

そう、彼は誰が見てもわかるくらい、勉強自体は一生懸命やっていた、にも関わらず結果が出ないタイプ。

私は、数学と英語が得意で、一年生の頃も、クラスが離れた2.3年性の頃も一緒に勉強会をした記憶が少しだけある。とりわけ、学校のテストは学力試験と違って、先生のクセが出る。

どの先生が試験を作るのかをリサーチして、その先生にあった対策を取れば学年トップ10、クラスの中で1.2位を取るのは大したことなかった。


なので、大変余計なお節介なことに、Oくんの大学受験のことを勝手に心配していた時期があったのだが、それは単なる杞憂で普通に大学に合格したので、その時は自分のこと以上に喜んだのは今でも鮮明に覚えている。

そう。最近までの私の記憶は、そんなOくんの記憶で止まっていたのだ。


しかし、先日彼と連絡を取った時に、作業療法士の勉強を頑張っている話をきいた。自ら、オンラインサロンに身を投げ、お金を払ってそこそこ大きな舞台で、プレゼンテーションを披露する準備に追われている話を聞いた。


私は、それまでのOくんのイメージを総崩しするような、衝撃を受けた。

確かに、大学の4年間と社会人として2年間を合わせて、6年のブランクはあったが、あの頃のOくんの、ステータスが見違える程伸びている。私はどことない焦燥感を感じた。

友人は確実に成長している。

それに対して自分はどうだ???

これではまるでウサギと亀ではないか。


もちろん、この年齢になってプライドどうこう言うつもりはなく、Oくんの努力に素直に尊敬の念を抱き、私ももっと頑張らねばと勇気を貰ったことに違いはない。

そして、彼の挑戦をみて、私がいてもたってもいられなくなったのは言うまでもないことだ。


Oくんとの思い出

ぱっと思い浮かぶのは先述した、カラオケの思い出。実は、大学時代も社会人になっても時々行くことがあった。

今はこのご時世なので、行けてはいないが、カラオケに行きたいと思った時一番最初に誘うならOくんに違いないだろう。

他は…と思ったが

びっくりするくらい、カラオケの思い出しかない(笑)

何かにつけて、カラオケで、特に〈コブクロやゆず〉などのデュエットソングが私達を繋いでいたといっても過言ではない


ひとつだけ思い出した。

高校三年生の学園祭の話

私はカラオケ大会に出たいと思い、他クラスだったにも関わらず迷わずOくんを誘った。

彼は最初は遠慮していたが、途中からは満更ではない様子で、二人で頑張って練習していた✨

練習していたのはゆずの『reason』という曲。

お互いかなり頑張って、割と納得いくくらいの出来だと勝手に自負していたのだが、ここで事件が起きた。

提出用の『reason』のインストバージョンがなかったのだ、つまりカラオケ音源がなかった。

気づいたのも遅く、本番1週間前ほどだった。

歌詞を消すという努力もしてみたものの、お互いそこまで音楽知識がある訳でもなく、結局挫折して、結果的にカラオケ大会で披露したのは、コブクロの『蕾』。

もちろん、悪い選曲ではなかったものの、練習期間はたったの三日程度。

学園祭の本番前に、こっそりグラウンドに抜け出して練習したほどだ(笑)懐かしい。

結果的に観客の反応など思い出せないほどの緊張しか覚えておらず、まずまずの出来だったのかな??という感想だった(笑)

Oくんは覚えているだろうか(笑)


そんな、苦難を共に乗り越えたからこそ、今でも仲良くさせて貰っているのかもしれない☺️

とにかく、私が尊敬し大切に思う親友の一人に違いないのだ。


終わりに

友人紹介シリーズを書いているうちに気づいたことがある。

それは、友人の良い所や、尊敬する所が見えるということが、自分の鏡にもなっているということ。


よく、自己分析は難しいと言われる。

自分のことばかりみていては、自分のことが見えてこないのは当然なのだと思う。

なぜなら、私たちは他者との関わりを通して、第三者的な目線から、友人と自分を思い浮かべる。

そこに、自分のダメな所、良い所がありありと浮かんでくるのは至極当然のことだと、この紹介文章を通して気づいたのだ。

その結果、また自分の話が多くなってしまって、大変恐縮なのだが、私は幸い素敵な友人に恵まれているらしい。


5人と決めて取り組んでいたが
今後はマガジンでシリーズ化して

敢えて、憎んでいた人を対象としたり、最近付き合いはないが自分の人生に大きく影響を与えた先輩や先生なども取り上げてみたいと思う。

今回も
最後までお読み頂きありがとうございました。

(4009文字/執筆時間107分)


■追伸

普段、自分のよくわからん妄想ばかり書いていたnoteだけど、友人との思い出を書くことで、何か大切なものを思い出すような感覚が生まれる。

それから、書きやすいのもある。

しばし、就活の期間となるので、

奇想天外なnoteはしばしお休みに

なりますが、応援頂けると幸いです✨

ではまた明日🍀

いつもnoteを読んで頂きありがとうございます✨ サポートをして頂けましたら、創作活動の勉強費用に当てて、ゆくゆく必ず社会に還元させて頂きます‪🍀