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多忙な医師にこそNotionをおすすめする


いろいろ振り回されながら研鑽も必要な毎日

他の業種の方もお忙しいとは思いますが、医療関係者はとにかく自分の時間を持てません。日常診療のやり取りにも気を遣う、電子カルテは抜けのないように書かないといけない、突然呼ばれて今すぐ対処してください、ということも多いですし、電話がかかってきて今すぐの判断を求められることも多いです。マルチタスクが当たり前で、手技の鍛錬は必要、リスクもあります。イライラしてもチーム医療や接遇の課題もあり、朝来たと思ったら、あっと言う間に夕方ということも少なくないでしょう。緊急で呼ばれる科は、やっと自分の時間になったと思った、あるいはやっと休んだと思ったときにはまた緊急治療で、脳が情報過多で何も働かないということもあります。

若いときは、できるだけ手技を身につけたい、経験を身につけたい、その後はさらにそれを発表してその道の仲間入りする、だんだん学会発表のほかに論文を作らないとと意識するようになります。発表するのにソフトウエアもわけがわからない、学会発表をするのに話をするのが下手だと実感する。さらにたまに英語での発表もあり、十分答えられないことをもどかしく思う。果てしなくやることが多いですね。ともかく要領よくやるにもきりがないほどの質、量のすることがあります。

さて情報をまとめる、どうする?

では、学会や研究会の発表をする、素人向けの講演をするなどある内容をまとめるとしますね。このケースで発表したらいいという上司の勧めはあるかもしれません。しかし、上司が調べてくれるわけではありません。症例報告をするとするといまの経験がどうわかっていなかった問題があり、それを克服するにはどうしたらいいかを自分で考えないといけません。そうすると、

経過をまとめるーー個々に患者様に了解を得る場合もある(以下倫理委員会を含め、個人情報に配慮した手続きをしたものとみなしてその記載は省略しますが、完全に配慮する必要があります)
臨床資料をまとめるーー個人情報を削除して膨大な資料の中からキーになるものを探す
文献をまとめるーーこれまでのその分野の診断、治療におけるこれまでの邦文、英文の資料を読み、わからなかったことを調べる

となるでしょう。では、資料をどうやって集めるかですが、だいたいそういう場合は、まだ自分の専門でない新しいことになります。文章、画像、動画でわけると

文章:経過のまとめ
画像:生理検査、レントゲンなど
動画:透視検査(カテーテル、アンギオその他)など


さらに調べ物をするなら
文献PDF、そのリンク、ネットに合った周辺情報やヒント、専門外ならいろいろまとめサイト、AIに聞いた結果などなどの各種文書、スクリーンショットなどもあるかもしれませんね。

では、ばらばらに保管した場合、その忙しい状況でどこに何があったかを後で思い出すのは大変であることは予想の範囲内です。つぎにファイルを開いてみないとわからない、開いても何枚目にあったか、何ページ目にあったかを思い出すのはさらに大変です。

診断、治療がこれだけ多種多彩な内容で支えられているので医学が成り立っているわけで、これをなにかにまとめるのは困難なように思うでしょう。そもそも電子カルテがそうですね。電子カルテと言ってもひとつのプログラムでなく、薬剤、放射線検査、その他のプログラムの集合体です。そりゃそもそもその手間を省くのは無理だわ、と思うかもしれませんが、ネットがなぜ流行ってきたか?文章の間に画像を入れて、動画も場合によれば入っています。論文もそうですね。文章と画像があって、動画は別にあったりします。最近はまだつながっていたりもしますね。でも医学の分野を動画サイトすべてに集約するのも少し無理があるし、動画もないと困る、ではその保管も困るし、急にパソコンが壊れることもあり、ハードディスクもバックアップして個人情報の漏洩にも気をつけないといけない。クラウドというのがあるらしい、しかし、どうもうまくいかないときもあるし、忙しいから「名称未設定」に1という名前を付けたり「q」とか適当な名前を付けていくうちに内容がわからなくなることもよくありますね。

詳しくない人はあのネット形式、言い換えればWebベースに書ければいいわけです。しかし、これまでは、ネットにあげるというのはホームページソフトが必要だったわけです。病院ならもうSEさんの世界です。医師はこの情報をあげて、というだけでした。

無理であったことができるNotion

ばらばらな情報をホームページのように一括して保管する
ばらばらな情報をホームページのように一括して呈示する
クラウドの代わりをする
(場合によって)AIの助けも借りる

とほぼ無理に近いと思っていたことがNotionでできるのです。そりゃそれぞれの使い方も大変だったのにそれ4つまとめてとなると相当大変でしょう。さらに施設が、「院内の掲示板やお知らせを新しくして皆良くわからないといっている。この忙しいときにさらにそれを習得するなんて無理だろう」、と思うかもしれません。

「ただドラッグアンドドロップして、ページに放り込む」それをAIが見つけてくれるほど簡単になるとしたらどうでしょう。それを多少形を整えて学会発表するとしたら手間はかからないでしょう。

これからそうなるのですから。いろいろな情報に積極的で収拾が得意な方も、情報発信をされる先生方もこれに親しめば次の時代の情報管理の基本的なことが肌でわかるようになります。

医学生の世代ならNotionはご存じかもしれませんね。今から使っておけば医師になってから一気に得る情報を効率よく集約できるようになります!

ご多忙な医師向けの情報発信を行っています。

Notion Books: 40以上の筆頭論文を書き、本を10冊編集してきた著者がNotion内で使える説明書の本を作成しました。

説明書を内蔵できる新しい本のコンセプトNotion Books

新しいソフトウエアを始めるとき、ネットに散らばったソフトで使い方を調べるのは大変ですね。これは、購入して複製すればNotion内に組み込まれるので、使いながら調べられます。

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