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【自分探し】の方法に最適な【ウリ探し】


いきなりですが、あなたが本を買う時の決め手はなんですか?

5万部突破と書かれた表紙のレビュー

有名作家の新作

テレビや情報メディアのPRに影響されて、、

購入に至る理由は人それぞれあると思います。

それと同様に考えてみてください。

あなたのウリとはなんでしょうか?

まず、あなたの思う自身のウリを4つにカテゴライズしてください。

①好きなこと
②得意なこと
③できること
④これなら負けない!こと

そうして透明人間のあなたを見える化することにより、自分自身の正体が見えてきます。

これは最近私が出会った、自分探しの方法です。


ある日、【漠然としたやりたいこと】【自分にできること】を考える機会が与えられた。

そして考える際に役に立ったのが、この自分探し法。

自分を知るのは簡単そうで実は難しい。

私たちは大人になるにつれ将来を考える時間が増える。でもそれは自由で可能性に溢れた選択肢ばかりではなく、ほとんどが社会の常識や敷かれたレールを意識した道だ。そうした社会の暗黙のルールによって本当の自分を隠すクセがついてしまっている気がする。


幼少期の私はディズニープリンセスに憧れた。きらきらとした毎日を親しい友人(この世界では動物)と過ごし、歌を歌えば悩みが解決する、まさにファンタジーの世界がそこにはあった。そして極めつけは、白馬に乗った王子様が迎えにくるハッピーエンディングによって物語は幕を閉じる。

大人になったら、こんな、完璧な世界が待ち受けていると思い込んでいた。


気付けば、20代も後半に突入した。今の私の生活は、憧れたディズニープリンセスとはかけ離れた生活だ。成人したと同時に責任が伴う社会人の肩書きと共に残業の毎日、生活の中心は仕事。働くとはこういうことか。とその当時は納得していた。閉じ込めた文句がストレスへと変化した。やりたいことを考える暇もなかった。そんな時間もないほど、多忙だった。
そんな中、私の中に一つだけ趣味と呼べる心を弾ませる瞬間があった。それが英語の勉強。勉強嫌いで面倒くさがりな私がやっていた方法といえば、通勤時間を利用した耳から覚える英語学習。ひたすらにPodcastを聞いていた。英語学習の原点は間違いなくPodcastだ。夢中になっていたおかげでストレスフルな総武線の通勤時間でさえも乗り越えられた。参ることなく通えていたのもこのおかげだろう。そして、その趣味を本格的に学ぶべくアメリカ留学を決意した。決意してから渡米までのスピードは早かった。3ヶ月程だっただろうか。やると決めたらやる、行動力に関しては胸を張って強みと言える。ワシントンDCに見つけたあたたかいホストファミリーのもとで、オペアとして働いた。その間に新しい友達もできた。休みの日にはエクササイズで身体を整えたり、公園でピクニックをしたり、心身をリラックスさせることに重点をおいた”Well-being”を取り入れた健康的で充実した生活を送っていた。良いも悪いも数多くの経験が刺激的で心地よかった。
半年を過ぎた頃、カナダ人の彼と出会い、憧れていた国際恋愛もスタート。日本語も通じない不慣れな環境下での生活は想像以上におもしろくて快適だった。だが、2020年。コロナウイルスにより行動は制限され、帰国。人生が停止した気がした。孤独な隔離期間を終え、帰国したものの気軽にあえていた友人とも会えない日々が続いた。会うのが困難な理由は、コロナウイルスだけではなかった。結婚、出産、育児、、いつの間にか進んでいた周囲の環境の変化を身をもって感じた。25歳はライフステージの変化が多い年齢ということもあり悩む女性が多いらしいと通っている整体のセラピストさんが言っていた。


このように生きていれば、良いも悪いも両方の波がやってくる。そして悪い波のあとは必ず良いことがやってくる。繰り返しのサイクルだ。幸せな瞬間に、この幸せが永遠に続けば良いのに、、なんて思わせるのはそれが永遠には続かないことを知っている私たちの望みだろう。それを知った今、成功だらけの幸せで成り立つ人生はどこか物足りない、とすら感じてしまう。

悩みが多くなる私たちの世界には、困った時に悩みを解決する歌もなければ、魔法をかけてくれるフェアリーゴッドマザーもいない。


Life isn’t about finding yourself. Life is about creating yourself.       - George Bernard Shaw(バーナード・ショー) -
人生とは自分を見つけることではない。人生とは自分を創ることである。(アイルランドの劇作家、ノーベル文学賞受賞 / 1856~1950)

まさにこれが答え。Finding(見つける)ではなくCreating(創ること)
そして、その主語、主体となるのはYourself(あなた自身)なのです。


もう一つの解決方法として、答えが見つからない時は、本を読む。

本は宝箱だ。どこを探しても見つからなかった宝石が、たった一冊の本を開けただけで、二つも、三つも、それ以上に見つかる。だから本にかけるお金は惜しまない。

今回のこの自分自身への問いも本の一部に書かれていたことだった。

自分のウリは何か?

その答えを考え、考えを広めて、深めることによって自分のやりたいこと、可能性が明確になってくるだろう。


それが誰かの人生のヒントになったらいいなと思って記事にしてみました。


最後に、もう一度聞きます。

あなたのウリはなんですか?


END


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