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#エンジニア 系記事まとめ

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noteに投稿されたエンジニア系の記事のまとめ。コーディングTIPSよりは、考察や意見などを中心に。
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#エンジニア

『生成AIカンファレンス2024』に現地参加したイベントレポート

はじめにスマートラウンドでエンジニアをしている福本です! 2024/05/08(水)に開催された『生成AIカンファレンス2024』に現地参加したので、メモの公開RTAをしたいと思います。 厳密な文字起こしではないので、足りてないところ・読みづらいところがたくさんあります(スマン)。前提として自分がWebエンジニアなので、アプリケーションレイヤー寄りの話に興味が湧きがちだったりします。 ちなみに、参加申し込みをされた方は、後からアーカイブが見れるのでそちらもあわせてどう

Amazon Aurora MySQL 3にアップグレードしました

こんにちは。 エンジニアの矢田です。 先日、クラシコムで利用しているAWSのデータベースサービスであるAmazon Aurora MySQLのバージョンを3にアップグレードしました。 その流れと詰まりポイントを残しておきたいと思います。 動機今までクラシコムではAurora MySQL2 (MySQL5.7) を利用していました。テックブログを遡ってみるとちょうど2年ほど前にバージョンアップの振り返りの記事を書いていました。 2年前にバージョンアップしたMySQL5.7互

地方エンジニアの採用事情

ここ数年、地方支社を増やすIT企業が増えている中で実際、地方でのエンジニア採用事情はどうなのか?を記事に書きました! はじめに・カヤックの記事 ・freeeインタビュー記事 私のプロフィールは下記を読んで頂ければと思います。 結論①コロナ禍を機に地方の採用市場は大きく変化した。 コロナ禍で東京企業の全国採用が加速する中で地方でのエンジニア採用は難易度が上がっている。地方でも給与水準が上がってきており、やりがいを重視するエンジニアが増えていると考えられます。また、エンジ

とあるITエンジニアの転職事情

 この度、2回目の転職活動を終えて、3社目への移転を控えた、まもなく社会人6年目のITエンジニアです。執筆時点2社目に勤めていますが、1年という短い期間で再度の転職を行うに至った経緯と、転職中に感じたことを書き記すために筆を執りました。  転職活動の話はこれから活動予定の方の助けにもなるかなと思うので、そこだけ見たい方は、"転職経緯"と"1回目の転職"、"2回目の転職"、"転職活動で感じたこと"をご覧ください。参考になれば嬉しいです。 転職経緯 結論から述べると、業務内容の

私が想うCTOのやりがい、そしてなぜそこに至ったのか。

はいどうもー。クドウマサヤ(@masaya_dev)です。 先日「After YAPC::Hiroshima 2024 LT Night」というイベントにて「CTOの楽しさ」についてただひたすら語るLTをやらせていただきました。 改めて自分が想うCTOのやりがいを言語化してみて、自分の中で新しい発見というか、キャリアの点が線に繋がっていたんだなという気付きがありました。当日聞いていただいた方からも「CTOという役割の解像度が上がった」という嬉しいコメントもいただきまして、

優秀なエンジニアと働いてわかった成長するための立ち回り

私は決して世界レベルで優秀なエンジニアではない。ただ、幸いなことにグローバルに活躍するエンジニアの方々と一緒に仕事をする機会には恵まれてきた。 エンジニアとしてだけでなくビジネスマンとしても、彼らからたくさんのことを学ばせてもらってた。 今日は彼らから学んだ成長するための立ち回りについて紹介しようと思う。 質問力が高い彼らと働いていて驚かされたことがある。 それは「これほど優秀な人がこんな基本的なことを質問するのか?」という場面に何度も出くわしたことだ。 知らないこ

2024年版:データエンジニア向け推薦本リスト

世間ではデータエンジニアリングが流行しており、エンジニアからは人気が出て、企業からはその能力が求められています。 データエンジニアは、データの収集、蓄積、分析、活用に必要なデータ基盤を構築・運用する職種です。データエンジニアとして活躍するためには、非常に幅広い知識と能力が求められます。 データベース プログラミング システム開発 クラウドサービス データ分析 etc……. 私は多少データエンジニアとして経験を積んできており、業務を行う上で読んで良かったと心から思

エンジニア採用・組織づくりのトレンド予測2024〜PdM人気、オフィス回帰、大企業のエンジニア採用加速、SPACEなど〜

エンジニア出身のPdM増加今年は、GitHub Copilotが出てきて将来的にエンジニアの仕事のやり方が変わるのではという話が年初からよく聞かれた話題でした。実際にはGitHub Copilotだけではプロダクトを作り切ることは、もちろん不可能なのでスキルが高いエンジニアの需要は全く減っていません。むしろ世の中をシステムやAIで実装できる分野が増えるので、需要は増える傾向です。同時に優秀な人ほどCopilotを活用して生産性が上がっているケースも増えてきています。 また、

エンジニアは顧客の要望をちゃんと聞こう 〜「うちの店でカレーを出したい」と言われたら?〜

こんにちは。SALESCOREのCTOの成澤です。 今日は、Webサービス開発に携わる方向けに「要望を正しく聞くのは大事だよ」という話を、飲食店の例え話で紹介します。 「うちの店でカレーを出したい」と言われたら飲食店のオーナーから「うちの店のメニューにカレーを加えたい。カレーを作る体制を整備してほしい」と相談されたとします。 敏腕料理人のあなたは何を考えるでしょうか? 普通に考えたら「野菜と肉とルーを仕入れて、あとは鍋と包丁を用意して…」と考えるでしょう。 カレー作りに知

バイセルのテックカンパニーへの変遷、CTOとしての取り組みを振り返る

約3年ぶりの投稿になります、株式会社BuySell Technologies(以下バイセル)で取締役CTOをしている @kyunsです。 バイセルでのCTO歴も2年半が経ちましたので、この記事ではバイセルのテックカンパニーへの変遷に向けたこれまでの取り組みの紹介をしていきたいと思います。 本記事はバイセルテクノロジーズ Advent Calendar 2023の 25日目の記事となります。 バイセルについてバイセルはグループ各社がそれぞれの強みを活かして、買取から販売まで、

AI受託開発 という起業が流行っている

流行っているAI受託開発起業  最近、AI受託開発で起業している会社をよく見る。ホームページを見るとどこもやっていることは似たり寄ったりではあるのだが、AI関連のプロダクト開発や業務改革プロジェクトを行っているクライアントに対して、コンサルティングや開発リソースの提供を行っている。  かくいう私も、生成AI開発向けのSaaSの提供で起業しつつAI受託開発で9割以上の売上を賄っており、初年度から1億円程度の売上の着地を見込んでい る。 なぜ流行ってる?シンプルに、需要があり、

エンジニアが無理なく発信を続けられる環境を目指して。Tech Blog 編集長と振り返る、2年間のあゆみ

2024年で、立ち上げから6年目となる「Kurashicom Tech Blog」。「北欧、暮らしの道具店」を支えるクラシコムのエンジニアを中心に、さまざまな発信を行うブログです。直近2年間は、運用体制を整えながら、月に2本程度の記事をお届けしてきました。この記事では、Tech Blogで継続的に発信を続けた結果、どんな変化が起きたか、2年間のあゆみと共に振り返ります。 話を聞いたのは、Tech Blogの編集長でエンジニアの冨田、テクノロジーグループマネージャーの村田、人

スティッキーセッションをやめ可用性・弾力性を高める

こんにちは。エンジニアの佐々木です。 私たちが運営する「北欧、暮らしの道具店」のサーバーサイドで使用している言語はPHPで、フレームワークにはLaravelを採用しています。また、サーバー自体はECS on Fargateで稼働させています。 フロントエンドではJavaScriptのフレームワークにVue.js、CSSでSass(SCSS)を採用しており、これらを元にビルドした成果物はDocker(ECSタスク)内に格納していました。 先日、これらの成果物はDocker

僕の自作ツールが大学のサーバーをダウンさせてしまった日の話

2021年10月25日、この日は僕がただの大学生から、大学のサーバーをダウンさせた"犯人"へと変わった日です。 小説みたいな書き出しをしてみましたが、これは嘘みたいな本当の話で、ふと思い出して懐かしくなったので回想録として note に残すことにしました。 出来事の概要2年前の2021年10月、何が起きたかを簡単に書くと以下の通りです。 時系列を追って、この note で出来事の全容を書きたいと思います。 使いづらい LMSまず前提として、私の大学では毎日の授業や課題