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#エンジニア 系記事まとめ

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noteに投稿されたエンジニア系の記事のまとめ。コーディングTIPSよりは、考察や意見などを中心に。
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2020年6月の記事一覧

まだ「データサイエンティスト」を目指して消耗してるの? 〜文系未経験者のキャリア戦略〜

※課金なしで全文読めます(気が向いたら投げ銭をいただけると嬉しいです) こんにちは。ヤエリ(@yaesuri_man)です。 Harvard Business Review誌にて「21世紀で最もセクシー」と形容(※1)された、データサイエンティストという職業。 あれから約10年が経ち、我々を取り巻く環境はガラッと変わりました。 ・第三次AIブーム ・kaggleを中心とするコンペティションの民主化 ・内閣府のAI戦略(人材育成関連)発表 ・AutoMLの台頭 ・コロナ

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さよならアーキテクチャ議論

ポエム。 つまり?予算やチームのリテラシーに合わせて最速で作れて、チーム内で「俺ら高凝集低結合だなー」と思えるなら、アーキテクチャはなんでもいいと思えてきました。 前提・まだ割と収益が安定してないプロジェクトでの話です。お金があるなら好きにやりましょう。Go Bold。 ・DDDやクリーンアーキテクチャがダメとは言ってないです。むしろ自分は直近そこまで厳格ではないクリーンアーキテクチャでAPI書いてます。 ・以前こういうポスト書くくらいにはアーキテクチャのこと試行錯誤

Xcodeで擬似言語でテストをする方法

ここのところ #WWDC20 の記事を書いているのでこの記事もそうかと思いきや普通に今世に出ているXcodeでも利用できるのでその他の記事として書いています。ただ、内容についてはこちらのセッションを見て知りました。 今の世に出ているXcodeでも利用できるのでずっと可能だったのかもしれません...昨年末にAndroid Studioでこのような記事が出ていました。 これを見てXcodeでもできないかな?とぼんやり考えつつ特に調べたりしなかったんですが実はXcodeでも既に

iOS14の変形カーソルを、自前でゼロから実装するアルゴリズム

おおわく、実装方法が検討がついたのでメモ。 基本ロジックボタンと実マウスポインターの位置関係にあわせて、物理エンジンを用いて、バーチャルなマウスポインターをスプリングで引っ張って制御していると思われる。 1. ベースの当たり判定ボタンの周辺には、サイズを拡張した仮想の当たり判定が存在する。当たり判定は、実ボタンだけでなく、この仮想アタリ判定で行う。 2. 仮想ポインターの生成マウスポインターが、ボタンの仮想アタリ判定に侵入したとする。このとき、マウスポインターの位置に、

Design with iOS pickers, menus and actionsをみた #WWDC20

こちらの記事には非公開の情報が含まれているのでApple Developer Programに登録しNDAに合意している方のみ閲覧してください このセッションではiOS 14で追加されたiPhone/iPadのアプリで利用可能な3つの新しいコンポーネントについて。メニュー、Date/Time Picker, Color Picker。 メニューiOS 13までのコンテキストメニューやアクションシートとは何が違うのか。コンテキストメニューやアクションシートは背景が暗くなるの

デザイナーがチェックすると良い #WWDC20 セッション一覧

WWDC 2020が始まり、わくわくする機能も出てきました。この記事では明日から順次公開される技術セッションの中で、デザイナーも見ておくと良いと思われるセッションをピックアップしました(セッション数が多いので抜け漏れはあると思いますが)。具体的な中身については、セッションが公開されてから別途まとめたいなぁと思ってます。 ちなみに、いち開発者として気になったセッション一覧はこちらです。いっぱいある。 app clip関連app clipはアプリ全体ではなく、アプリの一部機能

#WWDC20 で発表されたApple SiliconへのUnityの対応情報 ~Unity Blogから~

今年のAppleのWWDCにおいて、新しいCPU(チップセット)「Apple Silicon」が発表されました。 新しいアーキテクチャのMacが登場することにより、Unityの対応が気になる方もいるかと思いますが、先ほどUnity Blogでアナウンスが公開されました。 【主な内容】 ・UnityはAppleと緊密に連携して、MacのApple Siliconで動作するmacOSスタンドアロンプレイヤーを準備中 ・IntelベースのMacとApple Siliconベ

2030年 「エンジニアです。コードは書けません。」

昨年、メルカリのようなサービスを、10万円で作る方法を考えてみるというnoteを書いたところ、6万回近く読んでいただけました。ノーコードというプログラミングのコードを書かずにいろいろなwebサービスやアプリを作れるツール群についてのnoteだったわけですが、その中に下記のようなツイートを貼り付けていました。 こちら、Bubbleというノーコードツールを用いて作ったのですが、多くの方にBubbleを使ってみたいという反応をいただきましたので、YouTubeにBubbleの使い

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接触確認アプリの不具合という問題の所在は、OSSコミュニティではなくリリースプロセスの不備にあるのでは

いよいよリリースされた厚生労働省の接触確認アプリですが、「ストアで接触確認アプリと検索しても見つからない」「利用開始の日付が更新されてしまう」「初期設定時にBluetoothの許可をしないとアプリが立ち上がらない」などといった不具合が見つかり、Twitter 等で、接触確認アプリのベースとなるコードをオープンソースで開発し提供した Covid19Radar コミュニティ(以下OSSコミュニティ)に対して批判が出ています。 しかし、接触確認アプリの不具合に対して、問題の所在を

ソフトウェアテストと品質

たまには本業のマジメな話もしようと思う。 どれだけ技術が進歩しても、まだ暫くは試行錯誤が続くんじゃないかなと思うテーマ。ソフトウェアテストと品質。 テストをすることで、直接的に品質が上がるわけではない。 だって、品質を形作っているのはソースコードだから、バグがあったときに直すのはソースコードでしょ? じゃ、テストしなくていいのか?というと、そうではない。 テストすることで「このソースコードの、この部分は大丈夫だ」ということが分かるし、逆に「この部分にバグがある」ということも

オンライン勉強会へのチャレンジと試行錯誤(機材編)

mhidakaです。今回はDroidKaigiで実施したオンラインイベント「DroidKaigi On Air」の振り返り・主催者・自分向けのノウハウ記事です。まだまだオンラインイベントの知見は溜まっていないと感じており、失敗や品質が悪いところもひっくるめて紹介することで、どんどん改善されるといいなと思い公開します。 機材構成はなるべく具体的に・気づきは数値を根拠として書くように心がけましたがイベント特有の事情も含まれています。今回は機材構成と準備を中心に紹介していきます。

Appleの公式ドキュメント「Testing Your Apps in Xcode」の紹介

以前、次のような記事を書きました。 Appleの公式ドキュメントもいろいろとあります。 今回はその中から「Testing Your Apps in Xcode」について紹介したいと思います。 この公式ドキュメントの内容としては次のような感じです。 - Overview - Write a Unit Test - Write an Integration Test - Write a UI Test - Write a Performance Test 本稿では、これら

DroidKaigi2020で登壇する予定だった人の裏話

8割ほど完成していた資料を、コロナによる開催中止と共に放置していたら、4ヶ月も経ってしまいました。。 登壇の前座資料をQiitaに投下して満足していた節は若干あります笑 また、そのままスライドを公開してしまうと、本来は話して説明しようと思っていた部分がわかり辛いだろうなぁ。。と思い、少しスライドを追加していたため、完成したこのタイミングで公開しております。 いや〜人間って期限がないと堕落しますね! そんなこんなですが、自分の備忘録として、Droidkaigiの登壇に向

安全はどうやって作られる?設計にフィードバックを取り込もう。

単品でも読めますが、前回の記事くらいの予備知識があると読みやすいです。 さて、本日は臨界事故の防止について考えていきます。 つまり、意図せぬ臨界を引き起こさない設計について、です。 おさらい:臨界状態○原子力は臨界状態を維持して発電している ○超臨界が続くと暴走する(事故になる) ○未臨界が続くと停止する(発電に使えない) 臨界を上手いこと維持すると上手く発電できますが、臨界状態は勝手に維持されるわけではありません。 実際にはピッタリ臨界状態が維持されているわけではなく