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#スポーツ 記事まとめ

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noteに公開されているスポーツ系の記事をこのマガジンで紹介していきます。
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2019年11月の記事一覧

3日間で7000回RTされた「ラグビー図解」を作るときに考えた「初心者向けルール説明」の情報設計

「せっかく日本でラグビーワールドカップが開催されるのに、いま世の中にあるラグビーのルール説明がどれも分かりにくい」と常々思っていたので、自分で作りました。 昨年の11月に一度公開した後、今年のワールドカップの日本代表の試合の日に再度Twitterに投稿したところ、3日間で7000人近くの方にリツイートしていただけました。「これが一番分かりやすい」「こういうのが欲しかった」「もっと早く見たかった」といったコメントも多数いただけて非常に光栄です。 この図解を作っている過程で、

エレベーターですぐに下座に入れる人はサッカーが上手くなる、という話。

ご無沙汰してしまいすみません…。 前回のnoteを多くの方が読んで下さり、あのnoteのおかげで同じ意思を持った人と新たな出会いも生まれました。 発信することでいろんな人の心を動かせて共感を得て、新たな出会いが生まれ、仲間を増やして新たな価値観を得ることもできました! あくまで私の勝手な思想ではありますが、微力ながらでも誰かの力になれるのであれば続けようと思ってます。 といことで、これから書く第2弾もぜひ読んでいただけたら嬉しいです! ■エレベーターの下座ってなに?

【AISTS #11】 9週目 チームプロジェクト始動 (2019/11/18-24)

AISTSの目玉の一つ、チームプロジェクトが始まりました。スポーツ組織をクライアントに、実際の課題解決に携わりながら学ぶ実践的な取り組みです。 また、先週の記事は「#スポーツ 記事まとめ」に取り上げていただいたこともあり、多くのアクセスとスキをいただきました。ありがとうございました。AISTS関連の記事はこちらのマガジンにまとめています。 チームプロジェクトとは学生3〜4人のチームで、スポーツ組織をクライアントに、実際の課題解決に携わりながら学ぶ実践的な取り組みです。クラ

「As is / To be」のフレームワークを使って、アスリートのキャリアについて考えてみた。

こちらは12月下旬に出版となる『アスリートのためのソーシャルメディア活用術』の原稿でボツになった部分をまとめたnoteです。 ぜひ成仏してやってください!(泣) *** 町田也真人選手と出会ってアスリートのリアルな声・課題感に触れたいと考えていた時、ご縁があってサッカー選手の町田也真人選手とお会いさせていただく機会がありました。 その際、(当時に)僕が考えるアスリートのキャリア像について率直にお伝えさせていただいたのですが “引退後も含めた人生のビジョンを考えること

これからのスタジアム・アリーナビジネスの可能性について

先日、KYOTO SIDE様の記事についてTwitterで何気なくRetweetしたところ、思った以上の反響がありました。 この反響の裏には何が隠れているのか? 考えたことを書いてみたいと思います。 スタジアム・アリーナビジネスへの機運の高まりプロ野球の歴史は83年、Jリーグの歴史は26年、Bリーグの歴史は3年、Tリーグの歴史は2年、半プロリーグではFリーグも歴史は12年と、日本のプロスポーツの歴史は積み上がり、そして徐々に拡大していっています。実業団スポーツとしても、

プロの「オフ」が、共感を呼ぶ 【11/24ファン感謝DAY】

雨は上がり、気温も上がり始めていた。昨日の雨予報がうそみたいに。それだけでもう、私はうれしくなってしまう。 「無理しない」をテーマに掲げた(振り返ると掲げていたような気がする、後付けだけど)2019年を象徴するかのように、ファン感当日、起きたらすでに、ファン感が始まる時間であった。(単なる前日の飲みすぎである) 一方むすめは、ファン感を何かフォーマルなパーティーと勘違いしているのかなんなのか、上下を黒とネイビーでまとめ、白いタイツを履き、「まま、これつーけーて♡」と、寝起

Manchester City編:ゲームモデルの作り方「13の行動」(応用編)〜ボール出しへの守備〜Vol.7

前回は、Manchester City編:ゲームモデルの作り方「13の行動」(応用編)〜守備の組織構造〜Vol.6について書いた。 守備の組織構造はマンチェスターシティだけではなく、多くのチームにも適用することができる守備の一般的なプレー原則であることを説明した。 今回は、Manchester City編:ゲームモデルの作り方「13の行動」(応用編)〜ボール出しへの守備〜Vol.7についてである。 ゲームモデルのファクターボール出しへの守備のファクターは、守備の組織構造

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みんなの声が集まるFC今治のマガジン 【Vol.50】 #みんマガ

全国のファンや関心層の方々のTweetやInstagram、Web記事などをまとめ、チームの作る公式メディアとは違う角度から1週間を振り返るハイライト「みんなの声が集まるFC今治のマガジン」Vol.50です。 みんマガもVol.50の大台に乗りました! 記念すべきvol.1が公開されたのは、昨年の12月1日。奇しくも今シーズン最終戦の1年前の出来事でした。今週末は泣いても笑ってもこのメンバーでの最後の試合。今シーズンの集大成となる試合を期待したいですよね! と気持ちは週

ニケの翼④

暑くて、熱かったMGC、ドーハ世界陸上が終わり、日本の陸上長距離界は駅伝シーズンに入りました。 10月の出雲大学駅伝、11月の全日本大学駅伝、そしてGMOアスリーツが初参戦した東日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝の東日本地区予選)は高速レースとなり、スリリングな展開となりました。 1月のニューイヤー駅伝、箱根駅伝に向けて勢いをつけたい選手たちが出場した先日の八王子ロングディスタンス10000mや、大学生主体の10000m記録挑戦会でも好記録が続出しましたが、そうした快走の大多

アスリートのセカンドキャリア問題とかいう都市伝説

ここで、はっきりさせておきたいのは「アスリートのセカンドキャリア問題はあるのか問題」(meme の山浦さんから借りた表現)です。つまり、スポーツから、スポーツ以外へとキャリアを動かすとき、本当に、そこには「問題」と呼ばれるようなものが発生しているのか?です。 これは、体育会学生の就活も同じです。 ___ キャリア選択の条件を「お金」と「やり甲斐」に分けるとします。 まずは「お金」についてです。 アスリートにとっての社会とは、初海外のようなものです。行く前は

【お知らせ】 今治に"希望"を与えてくれた『FC今治』。悲願のJリーグ昇格を祝し、イケウチ史上初の全品10%OFFキャンペーンを実施!

次世代のため、物の豊かさより、心の豊かさを大切にする社会創りに貢献するーー。 この理念を実現すべく、サッカーを知らない人でも、行けば笑顔になれる場をつくろうと活動しているサッカークラブがあります。 IKEUCHI ORGANICが拠点とする愛媛県今治市をホームタウンとするサッカークラブ『FC今治』です。 ©FC今治 サッカー好きな人なら、元サッカー日本代表監督で、ワールドカップで2度も指揮を執った岡田武史さんがオーナーを務めるチームとして、耳にしたこともあるかと思いま

2つの目標の達成

先日の日体大記録会での10000mの自己ベスト更新と、長野県縦断駅伝での総合優勝を達成することができたので、ここで振り返りをしたいと思う。 まず、11月16日に日体大記録会があった。年度当初から11月の日体大記録会10000mで28分台を狙いたいという構想があった。 例年であれば、長野県縦断駅伝の1週間前に記録会が行われるのだが、今年は日体大記録会と縦断駅伝の日程が重なってしまった。 しかし、チャンスはここしかない。 そのため、日体大記録会10000mを走ってから

宇野薫の勝利と彼が愛した人たち。

11月24日21時半過ぎの後楽園ホール。 会場の空気がガラリと変わる。会場の空気を変えるのが1流選手であり、メインイベンターであるとはよく言われる言葉ではあるのだけれども、宇野薫のそれはまた特別で、試合順に関係なく彼の空気を創り上げる。それは彼が築き上げてきた歴史と彼の真摯な取り組みが無理矢理にでも空気を変える。特別というよりも異常と表現したほうがいいのかもしれない。もちろんいい意味でだ。 会場を彼の空気に変えてしまうのだし、彼は勝っても負けても話題になるから、それを羨ま

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セールをやらない会社がセールをやる理由をFC今治サポ社員視点から語ってみる。

勤務先のタオルメーカーIKEUCHI ORGANICが、同じ地域の今治市をホームタウンにするサッカークラブFC今治のJ3昇格キャンペーン(全品10%OFFのセール)を行うことになった。 最初この企画を上司から聞いた時、少しピンと来なかった。 そりゃーFC今治にとってJリーグ入会、J3昇格は悲願でもあったし、大きなトピックだ。地域にとってもコレほど嬉しいことはない。 でも、プロスポーツチームが優勝したときにあるセールって、大体関連企業であって地域でやるのは、ただの便乗セー