マガジンのカバー画像

#編集 #ライター 記事まとめ

1,627
編集、ライター、コンテンツ、メディアなどに関する記事をまとめていきます。
運営しているクリエイター

2018年6月の記事一覧

その傷のブルースを見せてくれ。(撮影被写体募集しています)

(2018/06/09、現在、新しいホームページの更新をしています。そのモデル募集の項目だけ、こちらでも公開します)。 撮影被写体募集について、ながらく更新をしてきていませんでした。 もう募集はやめようと思っていたけれど、やっぱり、と思ったので、 あらためて、今の思いのうえに、更新します。 長いので、5分くらい、時間をください。 べつにぜんぶをぜんぶ読まなくても、ちょっと下にある 「写真の被写体になってくれる方を募集しています」を読むだけでもおっけいです。 2018

【ご報告】ハヤカワ五味、初の著書!

こんにちは。 キュ〜トでクレバ〜な経営者、 ハヤカワ五味です。 このなんともふざけたbioですが、しれっと使い始めたら様々な方に「クレバ〜ですね!」と褒められるようになって嬉しい気持ち9割、恥ずかしい気持ち1割です、笑。 そんな今日は、cakes note fes 2018に出演しておりました!楽しかった。 そして、そこで発表させていただいたのですが、なんと ハヤカワ五味初の著書を、ダイヤモンド社さんから出版することになりました!うれし〜〜〜!しかもnote発!さら

#ツドイ文庫 を開催しました

本日、#ツドイ文庫 を開催しました! noteやTwitterの影響力はすごいですね。たくさんの人に賛同してもらい、拡散してもらったおかげで、18時の開始時からお客さんが途切れることなく来てくれました。 すごく意外ですごく嬉しかったのは、半分以上のお客さんが「はじめまして」の人だったことです。ぼくのことはもちろん、うちの会社のことも全然知らない人がたくさん来てくれて、楽しそうに本を眺め、ビールを飲んで、水曜日の夜を楽しんでくれました。 このイベントは、必ずまたやります。

6月27日 マガジンハウスがネットで活躍してほしい

※この記事だけを100円で買えますが、こちらのまとめマガジンを購入すると、1ヶ月約30本で400円で買えるので、1本約13円なのでそちらがお得です。

有料
100

文章をなるべく「シンプル」にするということ

「なぜか伝わらない」  そんな悩みをお持ちの方は「シンプルな文章」を目指してみるといいかもしれません。 「シンプルな文章」とは、余計な「ぜい肉」がなく、スッキリとしていて、きちっと「骨格」のある文章です。  もちろん「シンプル」でなくても、魅力的な文章はたくさんあります。「骨格」などなくても、空気の伝わってくる素敵な文章も多くあります。「シンプルでないほうが文章として魅力がある」と思われる方もいるかもしれません。  ただ、ぼくらは作家ではありません。  作家ではない

NewsPicksの「さよならおっさん」について

NewsPicksが日経新聞に「さよなら、おっさん。」というキャンペーン広告を出したそうです。これですね。 さよなら、おっさん。 あー、またか。みたいな、困った出来事多いですよね、最近。 それ、だいたいの場合、「おっさん」のせいです。 と言ってもそれは、誰か個人の話ではなく、年齢とか性別の話でもなく。 それはつまり、この国の、凝り固まった価値観やルールのことです。 世の中の変化に対して、見て見ぬふりをする。 能書きを並べて、言い訳ばかりする。 試そうともせず、すぐに「でき

小説を書きあぐねているあなたへ

noteという場所柄、「小説を書きたい」と思っているけど、いつまでたっても書き出せない人、いますよね。 僕は、若いころから小説を何度も書いてみようとしたのですが、どうも途中で挫折してしまうんですね。 もういろんな設定の物語を、いろんな風に書いたの、すごくたくさんあったんです。でも、生まれつき飽きっぽいのか、どうも途中で投げ出してしまうんです。 ある日、「じゃあ超短編で良いから、とりあえず書いて発表してみよう」って思って、ツイッターの時には「毎日」、FBやnoteに移って

「私語り」で連発される「私」って、誰?

蔦屋さんで2度ほど目にとまってパラパラめくって立ち読みというか、立ち眺めしていた本。昨夜、家に連れて帰ってきました。 ねぎトロアボカド丼がメニューにあったら避けて通れないのと同じくらい、こういう文房具関係の本や特集に弱いワタクシです。 のだけど、、、 読んでいたら、この本の「構造」に対する違和感が、どうしても気になって気になって仕方なくて、それっていま私が取り組んでいる仕事でぶち当たってる課題に通じてるなあと思ったので、書き残しておくことにしました。 書き手のプロフィー

編集者の武器は言葉しかない(『読書という荒野』)

 見城徹と僕は似ているだろうか?  多くの人は「編集者というところ以外は似ていないよ」と答えるのではないか。箕輪さんと僕の方が似ていると思う人の方が多いかもしれない。  でも僕は、見城さんの本を読みながら、これはまるで自分が書いた文章のようだと感じた。産まれる時代がずれていたら、見城徹に嫉妬していただろう。心の奥底が似ている。  箕輪さんと僕は、行動で似ているところがあっても、心の奥底は似てないと感じる。まだまだ駆け出しの僕が、見城さんと似ていると自分で主張するなんて、

有料
300

24歳の夏、ひとつの覚悟

『みんな、同じだから』 そんな言葉で、呪いのように自分を縛りつけていた。 毎日同じ時間に起き、変わりばえのない服を着て、心を無にして満員電車に乗り込む。 新卒として働き始めて、2ヶ月が過ぎたあたり。毎日が退屈で、憂鬱だった。 平日の朝に特有の気だるい空気に押しつぶされそうになりながら、ふと疑問に思う。 この電車に乗っている人たちの中で、一体どれだけの人が自分の“好き”を仕事にできているのかと。 ✳︎ 本当は、入社する前から薄々感じ

「自由に書く」ということ

先日、DANROの連載3本目が出た。 すると知人から「もっと読まれるような工夫をした方がいいんじゃないの?」という指摘があった。実はこの手の意見は初めてではなく、連載当初から何人かに言われている。 口調のニュアンスから推測する限り、たぶん否定的というよりは、なぜこんなわけの分からない書き方をしているのか、と不思議なのではないか。もっと分かりやすく、ウケのいい、バズるものを書けるのに、と買いかぶってくれているのかもしれない。 いや、おっしゃりたいことは分かりますよ。見出し

読みやすい文章は「デザイン」が優れている

 村上春樹さんや林真理子さん、糸井重里さん、『嫌われる勇気』の古賀史健さん。彼ら彼女らの文章は、スルスルと読める。とっても読みやすい。  その「読みやすさ」の正体ってなんだろう? と考えてみる。  読みやすい文章は、パッとその文章を見た瞬間に「読みやすそう!」と思える。これは「文章の中身」というよりも「デザイン」に近いのではないかと思う。  漢字とひらがなのバランス、改行の位置、「(会話文)」の割合などを計算し、「ビジュアルとして」読みやすくデザインされているのではない

ものづくりのはじめは、「お客さん」と「目的」について考える

ちょっと間が空きましたが、「編集日記」の二回目の更新です。 前回、「編集の仕事」は、 1.ものを作る 2.ものを売る 3.そのための環境を整える の3つあるよね、という話を書きました。今回は、1の「ものを作る」に絞って書いていきたいと思います。 ーーー✂ーーー なにかを書こうと考える。なにかをつくろうと考える。伝えたいもの、作りたいものは、なんとなく、頭の中にある。 そんなときに、最初にかんがえるべきは、なんでしょうか? ぼくのおすすめは、 だれに届けるのか?

有料
400

感情を自分の言葉で語れない人

友人が亡くなって、そのあとのSNSグループでのコメント欄に、コピペしたかのように同じような言葉が延々と並んでいるのを見て、僕はゾッとする。その理由が少しだけ分かってきたから、この文章を書いている。 「最近の社会は・・・」という物言いは注意深く行うべきだけど、僕は最近僕も含めた人々の感情が劣化していると思っている。ここでいう感情劣化とは、何らかの出来事がやってきたときに、それを表現する言葉が乏しくなること、という意味で使っている。言い換えると、自分の感情を表現する手段として、