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#お店 記事まとめ

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思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。
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2021年9月の記事一覧

再生

【100スキ御礼動画】 休憩は一人でとりたいタイプ

無意識に会社の都合で休憩を利用してしまうパターンが結構ある気がします。働き方を真剣に考えるなら『休憩のあり方』を考えることから始めた方がいいのではないかと思っています。しっかり休んでこそ、しっかり働ける。しっかり休むには、誰も関与しない時間や場所をつくることも必要。そうすることで、心も体も休むことができると思う。みんなと面談することでやっと気づけた。

埋もれた製品を見出す(THE STANDARD MANUAL 笹部さんインタビュー)

福岡県福岡市。 少し落ち着いた街角に、そのお店はありました。 THE STANDARD MANUAL 創業9周年を迎えたこのお店は、福岡なら知らない人はいないくらいの名店で。 TENTのアシスタント「ケンケンくん」も学生時代から憧れ、通い続けたお店です。 魅力的な道具たちが並ぶこのお店、東京に住む多くの知り合いからも「すごく良い店なんだよ」と噂を聞いていたのと なによりも、ヒゲじいがデザインを担当したあのハンドランプを(僕の知る限り)初めて格好良く紹介していたお店で

言葉なんていらないけど

言葉なんていらないけど 一言だけ言わせていただくなら 工場は、最高です。 だって、ほら リセットキーヲ オシナサイ そう、ここは藤田金属の オープンファクトリーなのだ 所在地 〒581-0035 大阪府八尾市西弓削3丁目8番地 フライパンジュウの工場。見学できるらしいですよ!

ヒガンバナを見て思う〜withコロナと風邪の初期症状に梅醤番茶〜

秋風が吹く頃になると、ヤマブドウ石けんが人気となってきます。 甘くビターでフルーティーな香りと深い色味、しっとり保湿してくれる使用感が季節の変わり目で揺らぎがちなこの季節のお肌や心をやさしく落ち着かせてくれます。 先日、いつも工房に山菜などを持ってきてくれる隣の工務店さんからヒガンバナの球根をいただきました。 工房前に養蜂家さんが植えてくれたナツメの実も赤く色づき、ヒガンバナとヤマブドウ石けんと並べた秋色が目にも鮮やかで、自然の恵みと地域の方々の温かい心遣いに、いろいろあっ

「狭く深く」か「広く浅く」ではなく、「そこそこ広く深く」

「狭く深く」か、「広く浅く」かという二者択一はものづくりをしていると、永久にぶつかり続ける問いであり、壁です。先に結論をいうと、そのどっちでもなく、「広くて深い」ほうが良いに決まっていると思う。多くの人や企業がそう思っているがなかなかできないものづくりをする際に永久的な命題を解決すべく、深く追求したモノを広く届けるその実践方法を考えてみたいと思います。 広くて深いが一番良い ものづくりの世界で、職人がつくる1点モノと、工場でつくる量産品が対比はよく語られます。職人がつくる

ゼロウェイストスーパーって知ってる?

昔から、スーパーなどで買い物をした際に出るゴミの量について違和感を感じてきた。 特に日本のスーパーマーケットは、プラや包装紙が必要以上に多いと感じる。「ここまでする必要ある?」って思うものばかり。 海外で生活すると、スーパーでは当たり前のようにナッツは計り売り、野菜やフルーツは生身で、そのままとって買って帰るスタイル。その方が、私は心地よかった。 そんな中、クラウドファンディングを経てついにできたのが、日本初のゼロウェイストスーパーマーケット、斗々屋さん。京都の、河原町丸

1杯500円のコーヒーは高いのか?

こんにちは、川野優馬です。 僕はコーヒーショップを運営している立場なのですが、コーヒーの値段についてずっと考え続けてきました。1杯のコーヒーにはいくらの価値があるのか?そして自分のお店で出すとしたらいくらにすべきなのか? 今日はそんなコーヒーの値段について考えてみたいと思います。 価格が適正かは消費者が決めるまずはじめに、コーヒーの値段に客観的な正解や不正解はなくて、あくまで飲む人がその値段が高いと思うのか、安かったなーと思うのか感じるだけだと思います。どの値段に設定し

152. 工場内の監視カメラをはずしたわけ

 働きやすい職場として注目いただいている私たちですが、ほんの10年ほど前は工場内に監視カメラをつけ、従業員を監視しているような会社でした。今回はそのことについてお話しします。

正解がないからこそ、ものづくりは「1°ずつ・1㎝ずつ」試す。料理道具専門店・飯田さんと、料理道具偏愛トーク!

ヤマチクのお箸の「使い手」さんの声をお届けするnoteマガジン「竹のお箸のある暮らし」。 ヤマチクは、熊本の山奥で「竹の、箸だけ」を58年間作り続ける小さなものづくり企業です。 「作り手さんの話し僕大好きで、たまらないです(笑)。どの商品にも生まれた背景がある。ストーリーや歴史は、真似できないです」 前回の記事では、熱い眼差しでヤマチクの魅力を語ってくださった、東京・浅草にある料理道具専門店「飯田屋」代表取締役社長の飯田結太さん。 創業100年以上の老舗料理道具店の6

適量生産が始まる出会い(FLIKCUBE デザインのひみつ)

2021年6月のこと。 僕たちTENTは、ある新製品の発表会を行いました。 今回は、その時に発表した幻の新製品 『FLIKCUBE(フリックキューブ)』について。 そしてその背景についてお話ししていきます。 1.思考を解放する立方体 TENTアオキ(写真左) こんにちは、今日はよろしくお願いします。 PM Juggling 板津さん(写真右) よろしくお願いします。 PONTE 青木さん(写真中央右) よろしくお願いします。 まずはFLIKCUBEとはどんなもの

『定番』が目指した理想の到達点 コロコロ®︎のフラッグシップモデルが半端なかった話

掃除用品の中では、一番コロコロが好きだ。 普段掃除をするときはもちろんだけど、無心になりたいときにはついついカーペットクリーナーことコロコロに手が伸びてしまう。 パッと見て見えない髪の毛やホコリをコロコロしながら浮き立たせていく行為は、昔から無性に好きでたまらない。 ゴミの取れ高が見える化されているというのもまた魅力であるようにも思う。これだけきれいにできたんだぞ!と謎の満足感にひたらせてくれる。 さらには私自身、ソファや椅子でくつろぐよりも、地べたでゴロゴロしている方

7年コーヒー屋をやって思ったこと

遅れてしまったけど、今年の7月でLIGHT UP COFFEEという名前でコーヒー屋をはじめて、7年が経ちました。 今日は7年コーヒー屋をやってみて今思うことを書いてみたいと思います。 7年コーヒー屋をやって気づいたことは3つあります。 1つ目はお店というリアルに存在する場所の大切さ。 今でこそ、オンラインで発信する、ECで販売する、情報をインターネットで伝えるいろんな手段があるけど、やっぱり一番刺さるのはお店でコーヒを飲んで「うまい」と思う体験なんだと改めて思います

「日本の足元を支える」奈良のものづくりから、未来を考える。

奈良というと、何を思い浮かべますか? 鹿?大仏?奈良漬? いいえ、奈良といえば「履物(はきもの)」です。 何を隠そう、奈良は履物の一大産地。 昭和を代表するご近所履きから、立派な革靴、そして靴下工場が集結する街まで、いたるところで人の足に関わるものづくりが日夜行われています。 今日は、日本で暮らす皆さんに知っていただきたい、日本の足元を支える「奈良の履物」をご紹介。大人の工場見学をする気分で、ぜひお読みください。 ■ものづくりは、変わり続けること「HEP」奈良駅から車で

151. 2011年からの離職率と求人費

 そういえば最後に退職した人はいつだったかと調べましたら、2019年2月でした。ということは2年半だれもやめていない事になります。  離職率が絶対的な目安ではないですが、でもやっぱり辞める人が少ないのは嬉しいなと思います。  せっかく調べ始めたので、よく質問される求人費と離職率も計算してみることにしました。と書きながら、よい数字が期待できそうなので調べるというちょっと嫌な面が見えて恥ずかしいです。  ちなみに2013年7月から『フリースケジュール』、2015年12月から