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#デザイン 記事まとめ

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デザイン系の記事を収集してまとめるマガジン。ハッシュタグ #デザイン のついた記事などをチェックしています。広告プロモーションがメインのものは、基本的にはNGの方向で運用します。
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2022年9月の記事一覧

物理的なUXデザイン~望ましい行動に人を自然に導くカタチ

序文:行為に潜在的に求められていた機能を カタチにした ISSEY MIYAKEの “Pleats Please”今からだいぶ昔の話になりますが、インテリアデザイン事務所に勤務していた時にイッセイミヤケのブティックの設計のお仕事を担当しておりました。現場で数回、三宅一生さんのお姿を拝見したことがあるので、訃報を聞いて大変ショックを受けました。また一人、日本のファッション界を牽引されてきたレジェンドが去ってしまい、とても残念です。心よりご冥福をお祈りします。 当時のわたしはイ

府中の老舗和菓子店、青木屋さんのブランディングデザインのお仕事

こんにちは。デザイナーのワケです。今日も子育てしながら熱くデザインしとります。 私、デザイナーは15年ほど続けていますが、とても筆不精。 でも一年かけた仕事くらいは、紹介したい、と思って。 青木屋さんは創業明治26年の老舗で地元に根付いた企業。そんな企業さんのビジュアルブランディングプロジェクト及びブランドサイト制作を手掛けました。 かなり様々なことを行ったプロジェクトでした。 今日はその概要だけでも紹介したいと思います。 地域企業デザインというと、大手企業の製品やサービ

パワポのスライドメッセージと図解の型|スライドデザイン研究所

パワーポイント(以下パワポ)のスライドデザインで最も大切なのは、読み手に理解・納得してもらうことである。わかりやすいスライドというのは、読み手に負担をかけない、すなわち考えさせないスライドである。 情報整理は図解でではわかりやすいスライドを作るために、どのように情報を整えたらいいのか?間違っても文章をだらだらと羅列することは避けたい。スライドでは、図解によって情報を整理するのが効果的である。 今回はTimewitchへの入稿スライド約2000枚の調査に基づき、スライドメ

総力戦で挑んだ「34億円資金調達PR」クリエイティブの舞台裏

こんにちは、GaudiyデザイナーのTORAJIRO(@jirosh1998)です。 1年ぶりのnoteになってしまいましたが、今回はTwitterで少し話題になったGaudiyの「シリーズB資金調達PR」の裏側をデザイナー視点でお届けしようと思います。 先日、GaudiyはシリーズBラウンドで総額34億円の資金調達を実施しました。 今回の調達ラウンドでは、1stクローズ / 2ndクローズに分けての調達・PRを実施し、会社をあげてPRプロジェクトに注力し、多くの企画やコ

ユーザーの脳や認知の仕組みを活用したUIデザインテクニック38 -認知心理学逆引き辞典-

こんにちは、SOMPO Digital Labデザインチームでプロダクトデザイナーをしている林です!私は入社1年目・チーム最年少のデザイナーで、現在は先輩のサポートデザイナーとして日々の業務に携わっています。 私のターンでは、新米デザイナーとしての日々の学びの記録を更新していければと思っています。そんな学習記録の1つ目のテーマは「ユーザーの脳や認知の仕組み」についてです。 ユーザーに寄り添ったデザインをするためには、デザイナーがユーザーの脳や認知の仕組みを理解していること

新書体「あかかね」デビュー! 書体デザイナー 大崎善治さんに、書体制作までの道のりをうかがいました

2022年秋、フォントワークスの新書体「あかかね」がリリースされました。 「あかかね」は丸く張り出したふくらみと、すっきりした直線との組み合わせが特徴的なデザイン書体。リリースに合わせて、書体の魅力をぎゅっとまとめた特設サイトもご用意しましたので、ぜひご覧いただきたいです。 公式noteでは「あかかね」をデザインした書体デザイナー、大崎善治さんのスペシャルインタビューをお届けします。大崎さんが書体制作に携わられるまでのエピソードや、これまでにデザインされた「くろかね」「あ

レイアウト力が上がる!デザイナー視点で考える「余白」

こんにちは。LANCER UNIT(ランサーユニット)note編集部です。 ランサーユニットの公式noteが発信するクリエイター向けお役立ち記事。今回は、デザインでも重要なレイアウトにまつわるお話です。 そのなかで「余白」についてご紹介します。 「余白」の一般的な意味を調べると、文字通り「余った白い部分」のことですが、デザインをするうえでは「意図をもって作られたスペース」を指します。 この「余白」をただの「余った空間」という認識でいると、余白のあるデザインに不安を覚えること

言語重視デザイナーがサービスづくりで気をつけていること

ベンチャーの世界に足を踏み入れ、サービス開発に携わるようになってから数年が経ちました。振り返ってみると、少し前までは広告系のいわゆるクライアントワークがキャリアの半分以上を占めていたのが、気がつけばサービス開発のほうが長い状態に。 ここ最近のプロジェクトデータを整理していて、ふと感じたのが、 「自分、けっこう言語化が好きだな」 ということ。 コミュニケーションのベースは言葉なのだから当たり前ではありますが、おそらく人によっては「苦手意識がある」「ビジュアルで見せたほう

とあるデザインマネージャーのキャリアパスとキャリア観

大層な(そうでもないか)タイトルつけてみましたが、こんな内容のことを社内勉強会でしゃべってきたよ!という備忘録noteになります。 いやーーー皆さん「キャリアパス」についてどう考えてますか? デザイナーに限らず、人類は常に正解を求めてあれやこれやと日々活動しているわけですが、当たり前ですがこの世にはめったに正解なんてものはあったりしません。 特に人生においては正解不正解だけで片付けられないことの方が多いですよね。そんな不確実性に満ち溢れた世界で、人々は常に選択を迫られている

私が考える、より良い書体の選びかた

デザイナーの室橋です。 印刷物を作る時、サイトを作る時、映像を作る時、ほぼすべての制作活動に文字は欠かせない要素です。 そして書体選定は発信したいメッセージに合わせて適切に選択する必要があります。 みなさんは書体選びで何を基準に選んでいますか? 読みやすさでしょうか? それとも装飾? 扱いやすさ? 雰囲気? 確かに、すべて大切です。 読み物の場合は読み取りやすく、読んでいて疲れないことが大前提ですし、大きなポスターの場合は装飾やインパクト重視のこともあるでしょうし、

グッドデザイン・ロングライフデザイン賞とは?

2022年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞は、一次審査(書類審査)、二次審査(現品審査)が終了し、10/7の受賞発表までまもなくとなりました。今回は、長きにわたり人々からの高い支持を得ているスタンダードなデザインに贈られる、「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」について簡単にご説明します! ロングライフデザイン賞とは? 実は、応募のプロセスや審査基準などグッドデザイン賞とは少し違っているロングライフデザイン賞。改めてロングライフデザイン賞とは、 広く支持・信

【デザイン基礎】コントラストのつけかた

この記事では、以下の人に読んでもらいたいと思います。 こんにちは、デザイナーのじゃりです。 前回は「レイアウトがうまくいく3つの法則」についての記事を書きました。今回は、「コントラストのつけかた」についてご紹介したいと思います。 「コントラスト」という言葉は日本語で「対比」という意味です。対比をつけることで、読み手に瞬時に情報を伝えることができるので、プレゼン資料やチラシ作りの際にとても役立ちます。制作物を見て、「なんか印象薄いな〜」と感じた時、コントラストをつけることで

「北欧のメルカリ」にサービスデザイナー/UXデザイナーとして就職して1年半の感想

僕は現在Schibstedという、北欧のメディア+テックのコングロマリットでサービスデザイナー/UXデザイナーとして働いている。この会社には2021年の2月から在籍しているが、就職して1年半以上が経過したので、その感想を公開できる範囲で書く。 フィンランドで働くということについては以前、IDBMの先輩である国枝さんからインタビューしていただいた記事もあるが、今回はもう少し深堀した業務内容や、ソフト面の感想といった部分も交えてまとめてみたい。 (国枝さんからインタビューいた

「OPEN MIXI」を初開催!ロゴやノベルティを制作しました。

こんにちは。 デザイン本部デザイナーリレーショングループ(DesRel)の川上です。 2022年8月19日と22日の2日間にわたり ご家族やご友人をオフィスに招待して、大切な人にご自身の働いている環境や会社のサービスを紹介する、「OPEN MIXI」というイベントが開催されました。 (私自身も家族を招き実際に参加をしてきました。) こうしたイベントはミクシィでは初めての開催。 本イベントの、ロゴ&ビジュアルやノベルティの制作を デザイン本部のメンバーである髙木さん、角戸さ