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#デザイン 記事まとめ

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デザイン系の記事を収集してまとめるマガジン。ハッシュタグ #デザイン のついた記事などをチェックしています。広告プロモーションがメインのものは、基本的にはNGの方向で運用します。
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2021年7月の記事一覧

モノとヒトのちょうど良い関係性

技術や時代の変化に合わせて成長するインタラクションデザイン。 例えばスマホ以前と以後、ファミコン以前と以後、ワープロ以前と以後などなど。何か大きな技術(あるいはインタラクション)の革新がある度に、それを使う人々の常識も少しずつ刷新されていっているのではないでしょうか。 6月のオンラインセミナーは、ユカイ工学と同じくデザインとエンジニアリングを繋ぎ、数々の新規事業開発にたずさわる久下玄氏をお迎えし、技術の進化とインタラクションデザインのアップデートについて議論しました。 ゲ

棚も「空間を使い倒す道具」としてとらえ、目的に応じて工夫できる度を設計するのが岩沢兄弟流。

こんにちは、岩沢兄弟です。 普段からオフィスや公共空間なんかの空間デザインをしている私たちですが、大小問わず、わりと家具を中心に空間づくりをしていくことが多いんですよね。今月はたまたま「棚」だけで空間リニューアルするお仕事が2つほどあったので、ちょっとご紹介。 1つ目は、『WIRED』日本版前編集長の若林恵さんが仲間と始めたコンテンツレーベル「黒鳥社」。彼らが運営する、イベントスペース「黒鳥福祉センター」に本棚を納品してきました。 黒鳥福祉センターの壁一面にピッタリ収ま

デザインって難しい - UXデザインの部門が分解された話

ある日、上司から衝撃的なお知らせがあった。 「私たちのチームは解散します」 たぶん、”一つの会社が倒産する時の雰囲気”みたいな、悲しさと不安の混ざった、なんとも言えない空気がチームに漂っていた。 解散の理由:事業部制だから私たちの会社は事業部制。元々自分の所属組織は本社組織の一部だったが今回の異動で、私は普段自分がよく一緒に仕事をしている事業部へと異動になった。 他チームの人も別事業部へ異動があったりで、元の部門は約半分の規模に縮小することになる。 本社組織は全体的

「ニューバランス 和紙製 シューズボックス2」

こんにちは、現場の前田です。 今回ご紹介するのは、グラフィックデザイナー / 美術家 Nerhol としても活動されている田中 義久さまと TOKYO DESIGN STUDIO さまとのアップサイクルをテーマとした共同研究による、第2回目となるインスタレーションで展示されるシューズボックスです。 こちらの展示は東京・日本橋浜町にある T-HOUSE New Balance で2021年7月9日(金)から8月10日(火)まで開催されております。 第1回目は2020年 年

米チェース銀行のデザインストラテジストに転職します

アメリカで初めての転職をし、8月2日付で米JPモルガン・チェース銀行のリードデザインストラテジストになります。アメリカの銀行のデザイン&ストラテジーチームで、長射程の金融・社会の未来を、デザインの力を通じて形作っていきます。アメリカ人の部下も持つことになり、吐きそうですが、次のステージでの挑戦を頑張りたいと思います。 以下では全てLinkedIn、Website等で公開中・パブリックに閲覧できる情報のみ記載しています。また一部、解釈がぶれる表現を加筆修正しました。 アメリ

01. DXを取り巻く環境 〜新しいデジタルのものづくりが求められる背景〜

この連載は、UXに強みを持つデジタルエージェンシーであるタイガースパイクが、自分たちも悩みながらも日々進化させているデジタルプロダクトの作り方の知見を、皆さまにも共有したいという目的で公開する記事です。 -------- はじめまして!タイガースパイクのUXデザイナー、マイマイこと佐藤麻衣子です。 今回、タイガースパイク東京がnoteを立ち上げまして、記念すべき第1回の記事を書かせていただきます!今後も登場しますので、以後お見知り置きを。 さて、その記念すべき最初の記事

PMとUXデザイナーのグラデーション

プロダクトマネージャーとUXデザイナーの仕事は線引をすることが難しく、正解はないと思っています。プロダクトマネージャーがワイヤーを引くところまで担当する現場もあれば、アウトカムからアウトプットまで一貫してUXデザイナーが担当する現場もあり、様々なグラデーションが存在しています。そのグラデーションの具体⇔抽象のサンプルを作成しましたので、協業時のたたき台にご利用いただけますと幸いです。 例とするグラデーション フードデリバリープロダクトを例にして、「売上を上げる」という最終

デザイン活動の省察がもつ可能性の探索#1-ポートフォリオ制作会の実践

デザイン活動の省察(「省察」は「ふり返り」、「リフレクション」と言う場合もあります)がもつ可能性に関心があり、さまざまな実践と研究をしています。 デザイン活動の省察から「デザインの実践知」を見出すデザイナーがデザインする対象が年々広がっているので、デザイナーといっても得意領域は人それぞれですが、デザイナーへの期待とそのデザイナーができることややりたいことにギャップが生まれてしまうことも少なからず起こっているのではないでしょうか。 例えば、「UXデザインできます!」と言って

わたしの、あなたの、関わりをほぐすために、新たな方法を見つけたい。身体と思考と感覚をほぐしていくこと。その可能性や手法とは?企画を立ち上げたナビゲーターへ、8つの質問!【8/2(月)12:00まで締切延長!】

Tokyo Art Research Lab の東京プロジェクトスタディ1「わたしの、あなたの、関わりをほぐす ~共在・共創する新たな思考と身体を拓く~」では、ただいま参加者募集中です!(8/2[月]12:00申込締切) ナビゲーター・和田夏実さん(インタープリター)と岡村成美さん(Designer/Director/Costume Designer/Artist)は、手話を第一言語とするコーダ(ろう者の両親のもとに生まれた聴者の子供[CODA/Children of Dea

筆順フォントリリース記念!UDデジタル教科書体 関連情報まとめ

2021年秋にMORSAWA PASSPORTから「UDデジタル教科書体 筆順フォント」がリリースされます。(※MORISAWA BIZ+で2021年5月に先行リリース済み) そこで今回は、筆順フォントを含めたUDデジタル教科書体のラインナップについて、これまでの様々なインタビューへのリンクを交えてご紹介したいと思います。 1. UDデジタル教科書体 筆順フォント「UDデジタル教科書体 筆順フォント」はその名の通り、“UDデジタル教科書体” の “筆順フォント” です。

IN FOCUSについて

こんにちは。ライターのワタナベです。 第2回目となる今回は僕たちIN FOCUSについて紹介させてください。 よろしくお願いします。 はじめにIN FOCUSは2012年に設立したデジタルクリエイティブスタジオです。代表の井口が当時ルームシェアをしていた友人の会社で机をひとつもらってスタートしてから、来年で10周年なんです。その頃のエピソードや、創業当時からウェブ、映像、グラフィック、写真の4事業を行なっていた理由、この10年間の思い出などは次回以降のnoteでお知らせ出来

【書籍連動企画】CDO 田中裕一、「経営とデザインの接続」を語る。

2021年6月30日、ダイヤモンド社より、書籍『突き抜けるまで問い続けろ 巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡』が発売されました。 書籍の紹介記事は、こちら。 書籍の中では、Visionalが経営において大切にしているポイントとして、「取締役の過半数を、エンジニアやプロダクトマネジメントの経験を持つ人材が占めることを経営のルールとしている」と綴られています。 実際に、創業取締役は、南壮一郎さん(Visionalグループ代表)以外は全員エンジニアかプロダ

社内デザインチームが組織貢献を生み出すための最近の取り組みまとめ

いわゆるティール組織という自立分散型の組織で複数事業ある弊社が ・なぜ事業横断のデザインチームを創ろうとしているのか ・デザインチームを創っていくためにどんな取り組みをしているのか ・デザインチームが組織のビジョンに貢献するために何を考えてどう動いているのか そんなお話です。書きたいこと書き溜めてたら、若干ボリューミーになっちゃいました>< デザイナーの方だけでなく、デザイナーと共創するような立場の方、デザイン経営的な関心がある方の参考になれば幸いです。デザイナー含めて

デザインに活かせるフレームワーク20

久しぶりのnote投稿です。今回は自分の勉強がてら、UX・情報設計・アジャイル開発など、デザインに関わる様々な局面で知っておくと役立つフレームワークを集めてみました。 有名なものからデザイン以外にも使えそうなものまで幅広く選んでいますので、気になるものがあれば改めて実作業に生かすなり、掘り下げて研究するなり、資料に生かすなりしてもらえると良いのではないかと思います。 (ちなみにここでいう「フレームワーク」とは共通して用いることのできる考え方や思考の型や枠のようなもので、いわ