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#デザイン 記事まとめ

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デザイン系の記事を収集してまとめるマガジン。ハッシュタグ #デザイン のついた記事などをチェックしています。広告プロモーションがメインのものは、基本的にはNGの方向で運用します。
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2020年8月の記事一覧

計画的陳腐化とデザイン。終わりのためにデザインする姿勢 その2

本記事は、「計画的陳腐化とデザイン。終わりのためにデザインする姿勢 その1」の続きです。前回まで、計画的陳腐化の説明と、デザイナーは何ができるのかのさわりを紹介しました。 その中でデザイナーは、「終わりをデザインできるのではないか」、「利用終了とはネガティブな要素のみではない」、「解約阻止ではなく、解約を心地良い体験に変えて再利用への期待を残す」という話をしたかと思いますので続きを書いて行こうと思います。 なぜ終わりの体験をデザインするのか?始まりではなく、なぜ終わりを重

CIID Week21: 社会問題の解決に向けて人間の行動をデザインする ~ Design For Behavior & Impact

こんにちは。今週はCIIDのコースの中でも人気が高い”Design For Behavior & Impact”というコースを実施していました。コスタリカでは依然として、コロナウイルスの感染拡大が収まることはなく、当初予定していたTUI(Tangible User Interface)の代わりに急遽このコースを実施することになったのですが、準備具合も完璧で生徒全体として満足度の高いコースとなっていたようでした。 今回の講師はGRID Impactという団体の方で、Behav

技能を振り返る 〜デザインの秘伝01〜

会社勤めのデザイナーなら、この半期を通して何ができるようになったのか? 振り返りの面談が入りますよね。(四半期ごとの場合もある) ポートフォリオを見返しても、なかなか成長を実感できずにいたりしませんか? あと、ポートフォリオが思ったよりもコンパクトにまとまりすぎて…「果たして自分は何をしてきたのか」と、不意に焦りを感じたり、つい他人と比較してしまったりしていませんでしょうか。 もちろん、ポートフォリオが充実していることに越したことはありません。 しかし、目に見えるアウト

地方の“エセ”ブランディングを根絶していきたい。

こんにちは、桜井です。 地方でマーケティングの仕事をしていると、「ブランディング」「ブランドづくり」という言葉がとても広義に使われていることを実感しています。 今日は地方でのブランドづくりにはびこる“エセ”ブランディングについて書いてみたいと思います。 ちなみにWikipediaではブランディングをこう定義しています。 (Wikipediaより) ブランディング(英: branding)とは、ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と

グリーンバックに、牛を発見!【STUDIO302】 壁面制作プロセス公開

こんにちは。東京アートポイント計画 プログラムオフィサーの村上です。 先月、アーツカウンシル東京の拠点として活用しているROOM302の一角に誕生したオンライン収録・配信スタジオ「STUDIO302」。スタジオ開設に合わせ、ROOM302の壁面もリニューアルすることになりました。 今回は、そのリニューアルの様子を、写真盛りだくさんでご紹介いたします! BEFORE AFTER 今回のリニューアルを手がけたのは東京アートポイント計画のプロジェクトにも何度か関わっていただい

緊急事態宣言から4ヶ月、アートプロジェクトの現場で起きたこと。

こんにちは、東京アートポイント計画です。 毎日猛暑が続き、二重の意味で身を守るための「ステイホーム」をしている気がします。 さて、2020年4月7日に緊急事態宣言が発令されてから、4ヶ月と少し。この度東京アートポイント計画では、「この4ヶ月で、アートプロジェクトの現場で起きたこと」の一部をタイムラインでまとめてみました。 東京アートポイント計画は、「日常の営みに穏やかに寄り添い、まち・人・活動をつなぐアートプロジェクト」です。オフラインでの活動や大規模なイベントができない

イメージ画像から派手髪をデザインしてみた話。

どーもこんばんは。 渋谷で美容師をやってます。Genkiです。 そうです。またまた派手髪です。 今回のデザインイメージは… こんな感じ。 次回以降のことも考えてあんまり暗い色は入れたくなかったので、 使う色はこんな感じでした。 濃いターコイズは使わずに、代わりに(?)暗く見えやすい紫を。 さて、まずはブリーチから。 コロナやらなんやらでタイミングが合わず…約4ヶ月ぶりのリタッチです。 相変わらずBeforeを撮り忘れがち。 思い出すタイミングがいつも塗り始めて

Designship 2020の「東京ミッドタウン」から「オンライン」への変更理由と葛藤の背景

こんにちは、デザインシップ代表の広野です。 今年の「Designship 2020」は東京ミッドタウンで開催すると3月に発表しておりましたが、コロナ禍において参加者の皆さまの安全を第一に考え、オンライン開催に切り替えました。 オンライン開催に切り替えてもなおご協賛を続けてくださったスポンサーの皆さまには深く深く感謝申し上げます…! 数々のイベントが中止になる中、「今年の Designship も中止か…?」とご心配の声もいくつかいただきましたが、「オンラインでやれること

デザイナーを続けている理由、作っているものへの想い。

私は新卒から6年目のグラフィックデザイナーです。 ある日の職場の朝会でこんなことがありました。 (ちなみに上司はクリエイティブ職ではありません。) 私は(突然すぎる)とおもいつつ、 「高校生のときにグラフィックデザイナーに憧れて大学を選び、最初はCDのジャケットとか華やかなもの作るのに憧れてたんですけど、インターンでチラシ等の細かい1mmを直す調整や地味めの作業してるうちに、日常のかけらみたいなものを作るのが面白くなったからです」 と答えました。 これは実はデザイナーにな

ブランディングを人に例えてみると。

今日は「ブランド」を人に例え、ブランディングデザインでコミュニケーションがどう変わっていくのかお伝えしたいと思います。 ブランドと言えば?「ブランド」と聞いて思いつくものは何ですか?エルメス、ルイ・ヴィトン、シャネル…どうもアパレルのブランドを思いつきがちです。「ブランド物」なんて言いますね。それにはファッション業界のデザイン戦略(前回記事「『モノのデザイン』と『課題解決のためのデザイン』の関係。」)が関わっているのかもしれません。 ブランディングは、紀元前、古代エジプト

一体どこからインスピレーションを受けるの? 前もって知っておけば良かったデザインサイト10選!

こんにちは、デザイナーのchoiです。 皆さんは作業を始める時、何から始めれば良いのか分からなくて困ったことがありせんか? ピカソはこういう言葉を残しました。 腕がよいアーティストはコピーするが、偉大なアーティストは(インスピレーションを)盗む。(Good artists copy, the geniuses steal.) つまり、優れた作品を創造するためには、たくさんの作品からインスピレーションを受けることが最も大切だと思います。 しかし、どこからインスピレーショ

【01】 柄物が苦手だったのに、今は柄物デザインに夢中

 柄(パターン)のデザインにハマッています。  私の本業はコピーライターで、服飾やインテリアとは無関係。この5年ほどは趣味で「スマートフォンを縦スクロールしながら読む絵本」を創作配信しています。  ある日気づきました。  そういえば柄物の布も縦スクロールだよな…  呉服店で生地を広げて見せられた時「うわ〜」と華やぐあの感じ。まさに縦スクロールの醍醐味ですよね。  縦方向にどこまでも伸びる柄物のデザインを活用して、何かおもしろいことができるんじゃないか。  が、しかし。

誰かが作りたいものを作る人

ADRIATICの吉永です。 ADRIATICはWeb制作をメインにお仕事させて頂いてますが、僕たちは営業を積極的にした事がありません。 2人だけで制作をしている関係でどうしても営業に時間を割く事が出来ないのが1つと、営業を必要としなかったというのが1つです。 営業を必要としなかったというのは、実績を見て「お願いしたい」とおっしゃって頂く方がほとんどだからです。 そして出来上がった制作物を見て、またお願いしたいというお客様もいらっしゃいます。 そんな感じで10年近く制作

5種類57デバイス対応UIデザインの裏側——U-NEXTブランドリニューアル

U-NEXTは、2020年4月にブランドリニューアルを行いました。新ブランドは、ブランドデザインを担当するNicolas Goninを中心に構築していきましたが、そのブランドをあらゆるタッチポイントに反映するに当たっては、さまざまなメンバーが活躍しました。 今回は、ユーザーのU-NEXT体験に最も影響を与えるアプリ等のUIデザインを担当した源田みどり、Livioに話を聞きました。 源田 翠 UIデザイナー / Web制作会社を経てアプリのデザインに関心を持ち、ゲーム会社へ