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#デザイン 記事まとめ

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デザイン系の記事を収集してまとめるマガジン。ハッシュタグ #デザイン のついた記事などをチェックしています。広告プロモーションがメインのものは、基本的にはNGの方向で運用します。
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2018年10月の記事一覧

デザイナーの採用担当した私が良いと思ったポートフォリオ

はじめまして、Webデザイナー、ディレクターの こばやす(@kobayas_s)と言います。 普段はtwitterが主な活動場所ですが、そこで以前こんなツイートをしました。 これが思いの他反響があり、深く掘り下げてみようと思いました。 新卒でデザイナーになろうと思っている方や転職活動をしている方に役立てて貰えたら嬉しいです。 私はWebデザイナーなので、ネットの業界に関するポートフォリオの作り方を軸に書いていますが、どんなデザイナーの採用でも考え方は一緒だと思います。 ち

没頭するサービスデザインを考える

「気づいたら開く」「開いてから何時間もたった」 Twitterやinstagram、そういった中毒性をついたサービスにはユーザーが「没頭する」ための工夫がなされています。 Facebookの「あの子と友達になった日」を見て情緒的な気持ちになります。自分には5年も使っていた感覚はなくネット上の友人同士のつながりでしかなかった場所が、コミュニケーションがアーカイブされ数年の時間を経て、そこに人生年表を残す体験価値が生まれた。 その間、一度利用をやめサービスを全く開かない時期

本当に気持ちの良い動きとは? アニメーションにおける大切な基礎

こんにちは。SONICJAMデザイナー森田です。 みなさま、いかがお過ごしでしょうか。本日は"動き"について、アニメーションの基礎をお話ししていこうと思います。 昨年、オープンソースライブラリ『Bodymovin』の登場でWebアニメーション表現の自由度が増したこともあり、AfterEffectsに手をつけ始めたデザイナーの方も多いはず。 実際に弊社でも、Bodymovinを使った案件事例が増えてきています。 アニメーションは、デザイナーであっても避けては通れない領域にな

女子大生がデザインを外注したら、3ヶ月後にデザイナーになっていた話〜きっかけ編〜

はじめまして。なみこといいます🍚 休学2年目、文系の大学4年生です。 2018年の夏まで「デザイン...?なにそれおいしいの?」という人間でしたが、現在は事業会社のUIデザイナーとして働いています。 UIデザイナーになろうと決意した理由とその過程を、noteに記録しておくことにしました。 これからUIデザイナーになろうとしている方のお役に立てればとっても嬉しいです! UIデザイナーをいう仕事を知ったきっかけデザイナーを目指す前、私は休学してフィンテックのスタートアップ

フィーリングで人は最適解を選べるのか

こんにちは!事業会社でデザイナーをしているhukuroです。 何かを判断するときに、「フィーリングに頼ったら上手く行った!」という経験は誰もが1度はしたことがあるのではないでしょうか。 一方で、複雑な判断をしなければならない時には情報を見比べ、情報に優先度をつけ、どれを選ぶべきか熟考することの方が多いと思います。 私は仕事柄、「Webサービス上でユーザーに選択や判断を促すにはどうしたらいいか」を考える機会は多いのですが、決断がされなかった場合には「検討材料になる情報を提供

インド×投資×デザイン

10月30日にインド大使館にて行われたインド政府投資機関 Invest IndiaとのFDIに関する議論ラウンドテーブルにそこでテクノロジーを扱うデザイナーとして参加させていただきました。 私は、テクノロジーの中でも新しい領域のブロックチェーンやAI領域で様々なトライをしているところです。 この記事は、自分のポジションから、どのような投資の流れに貢献し、よりプロダクトの開発やデザインの機会創出できるかを模索するものです。 それは、私が目標とする『海外×テクノロジー×クリエイ

タテモノを [見る] テーマ : ガラス編(その②)

「ガラス・パビリオン」、正式には「トレド美術館ガラス・パビリオン」である。所在地はトレド・・といってもスペインではなくアメリカのオハイオ州。五大湖のひとつエリー湖のほとりにある街だ。シカゴからは車で4時間、一番近い主要都市のデトロイトからも1時間半くらいは掛かるので、観光ついでに立ち寄るには気合いが必要かもしれない。 トレドは元々ガラス産業が盛んで、デトロイトの自動車工場向けにガラス部品を納めたり、建材・瓶や工芸品などを製造していたらしい。それに関連してか、トレド美術館にも

デザイン思考・限界論について思うこと

「デザイン思考には限界がある・欠陥がある」みたいなデザイン思考への批判的な声をよく耳にするようになり、その批判の声に賛同する人たち、いやいやそうじゃないでしょという人たちの間で議論が起こっている。僕自身はデザイン思考に対して特別な感情があるわけではないけれど、やたらと批判の対象になってる現状にはやや違和感を感じている。ただし、今回はできるだけニュートラルなスタンスに立つことを意識しつつ、なぜこんなすれ違いが生まれてしまったのかについて考えてみた。*できる限り中立的な視点で書い

経験経済の次にくる経済はなにか

ちょうど今から20年前の1998年、みなさんは何歳で何をしていましたか? その1998年に書かれた本で経験(Experience)が価値となり経済の中心となるという内容の本を安藤先生に教えて頂けました。興味深いのは、経験経済の先まで予測されていて興味深く一気読みしました。翻訳された本で少しわかりにくい表現もありますが、できる範囲で僕なりにまとめてみました。 新たな価値の源泉として「経験」そしてその先経験は第四の経済価値とあります。これまではサービス業に分類されていたため、

『新建築』2018年9月号を評する─『新建築』2018年9月号月評

「月評」は『新建築』の掲載プロジェクト・論文(時には編集のあり方)をさまざまな評者がさまざまな視点から批評する名物企画です.「月評出張版」では,本誌記事をnoteをご覧の皆様にお届けします!(本記事の写真は特記なき場合は「新建築社写真部」によるものです) 『新建築』2018年9月号購入(Amazonはこちら)『新建築』2018年10月号購入(Amazonはこちら) 9月号は,幕の内弁当のような号であった. 評者は幕の内弁当は苦手である.すべての菜が好みであることはまずない

なぜ、Kaizen PlatformはGoodpatch, Takramと共にビジョンを作り上げたのか

「未来の働き方は既に変わりはじめている。その流れに乗って、Kaizenは"今日は異端でも明日の常識"になるような新たな働く場所をつくっていく」 2018年7月、Kaizen Platformはビジョンをアップデートした。 このビジョン作りには、2社のデザインファームが携わった。UI/UXデザインカンパニー『Goodpatch』とデザイン・イノベーション・ファーム『Takram』だ。 Kaizen Platformはなぜ、自社のビジョン作りをデザインファームへ依頼したのか

内的リアリティという言葉に衝撃を覚える/偶然見てしまったデザイナー西山夘三─「黒川紀章氏が述懐する丹下健三」前半

この度、『丹下健三』の再刷が決定しました。 再刷プロジェクトへご協力頂いた方、ありがとうございます。現在、印刷の準備を進めております。 再刷への応援(先行申し込み)をしてくださったお客様には優先的にご案内する予定ですが、この度、一般購入申し込みの受付も行うこととなりました。 再刷の折、購入ご検討の方は下記フォームに記入の上、ご送信ください。続報がありましたら、先行申し込みの方に次いで、優先的にご案内をお送り差し上げます。 再刷決定を記念しまして、『丹下健三』執筆のベース

最も未来に近い水族館

これまでの記事を見返してみると、京都水族館でも須磨海浜水族園でもペンギンの展示空間が面白くないと書いていました。 そこで今回はペンギンの展示空間が面白い水族館を1つ紹介します。(私個人の意見です) 今回紹介するのはすみだ水族館です。 ペンギンの展示空間以外にも魅力がたくさんあるので、それも含めて伝えられたらいいなと思います。 目次 ①基本情報 ②室内だけで満足させるための動線計画 ③取り入れられた江戸文化 ④楽しそうなペンギンやオットセイ ⑤狭く深くの生き物展示 ⑥圧

建築家との敷地選びが不動産価値を最大化する。OZONE×創造系不動産コラボレーション

「どんな敷地を選ぶのか、その敷地のどこに魅力を感じたのか。そういうところに施主の価値観が強く現れるんだと思います」 最新作である「街の家」で、創造系不動産と協働して土地探しから住宅の設計に携わった建築家ユニット増田・大坪の増田信吾さん。これまでは敷地が決まってから設計の相談を受けていたため、敷地を選ぶ段階から施主とコミュニケーションができたことは新鮮だったと言います。 「施主がなぜこの土地を選んだかというと、この場所のもつ2面性が理由でした。商店街の中心にある場所なので通