マガジンのカバー画像

#写真 記事まとめ

999
写真や撮影テクニック、写真に関する記事をまとめていきます。
運営しているクリエイター

2021年3月の記事一覧

1/3 風景写真家が阿寒湖の魅力を全力で紹介します。 基礎編

北海道釧路市・阿寒湖での滞在にて 私が心から感じたことを全部のせなボリュームでお届けします。 熱が入り最終的に写真が100枚以上、テキスト10,000文字の内容になってしまいましたが、読みやすさを考慮し記事を分割することにしました。以前1つのnoteで書いた内容を3分割でお届けします。このnoteは第1弾になります。 写真は滞在中撮影した3,000枚以上の中から、阿寒湖に行ってみたいと思って頂けるような自然の美しい作品を多く選びました。 今回 阿寒湖には、2020年の1

1世紀の重みを観る。100年前のカメラを使う。

面白いカメラを久しぶりに使ったので。 写真の歴史はもうだいぶ古く、そろそろ200年。100年前くらいでは中堅といったところですが、このKodak No. 2 Folding Autographic Brownieは1915年発売。日本では大正時代のカメラです。そう考えると写真って本当に面白い。カメラの歴史を追うだけでも勉強になります。一瞬でタイムスリップするような感覚になります。戦前までひとっとび。 大学に入ってすぐのころは古いカメラにぞっこんでした。カメラというもの

フィルターを付けるとこんなに違う!?~梅や桜を撮ってみた~

花粉症の人(僕もそうです)には辛いですが、梅や桜が咲き出し春を感じる季節になって来ました。2月下旬から河津桜や梅が、そしてこれからは例年より早く桜が各地を鮮やかに彩り始めます。 ただでさえ綺麗な梅や桜の花ですが、レンズの前にフィルターを付けて撮影するとより魅力的に感じる写真になるのでご紹介します。 1.CPL フィルターCPLフィルターは風景写真でよく使われる、反射をコントロールすることによって被写体が持っている色を鮮やかに表現できるフィルターです。 まずはフィルターを付け

黒いアンカー 公式の逆襲/DIYerの帰還

遠い昔、はるか彼方の銀河系で… DIYer にとって、試練の時だった。黒いアンカーの公式発売は未定のなか DIY染色で黒いアンカーを作っていたが、突如として公式から東京限定で黒いアンカーを発売する発表があり、銀河全域にわたって DIYer の撤退が余儀なくされるのであった… …こんにちは、Takuma-san ( @takuma3_ ) です。 カメラ用アクセサリブランド Peak Design のプラスチックアクセサリ「アンカー」。ついに、ファン待望の黒いアンカーが公

母親に写ルンですを渡した話

. どうも、神谷です。 先日母親に 『お散歩した時に気軽に撮ってね』 と写ルンですを渡しました。 渡したのは2021.02.05 返ってきたのは2021.03.22 約一ヵ月間の母親の写真を 撮ったときの小話と一緒に見てください。 温かい気持ちになったり クスっと笑って頂けると嬉しいです。 . . . . 私:この写真なに? 母:これはね、木に鳥が止まっとるんよ。 私:え?どこに? 母:実は3羽止まっとる。星の王子さまが言ってたよ 肝心な

大好きな街、熱海。#033

先日、友人と二人で熱海へ。 商店街を少し歩いて 「おさかな食堂」さんでお昼ごはん。 思ったよりも丼の小ささに驚いたけど、ボリューミーなあら汁もセットなので、丁度良かった。 食後の散歩。熱海再興に貢献しているチェーン。 ついつい撮ってしまう写真。笑 良い天気だった。 海沿いの河津桜?がめちゃくちゃ良かった。  撮るの難しいけど、花の写真やっぱり大好き。 最高すぎた。 最初に宿泊の候補に入れていたホテル。結構な老舗らしい。 天気が良かったので熱海城近くまで

スポットライトを当てるのは

   忘れられない写真がある。  帽子のつばの下、青いサポーターで右目をかくし、真剣なまなざしで試合を見ている控えの外野手。3塁側ベンチの前列に並んだ控え選手たちのなかに、彼はいる。  この日、わたしは生まれてはじめて高校野球を撮影した。      その後レギュラーになった彼の、逆転タイムリースリーベースも、ホーム生還のガッツポーズも、強肩バックホームもカメラにおさめたけれど、彼の写真のなかでいちばん印象に残っているのは、最初に撮影した日の青いサポーターの写真なんです

もっと上を目指したい人へ!写真を上達させる2つの「制限」

こんにちは、フォトグラファーのりょんりょんです。 最近SNSを見ているとカメラを購入して楽しんでいる人があふれているようで、見ているこちらも嬉しくなっております。カメラを楽しんでいると、だんだんと景色や集合写真を撮るだけでなく「もっと上手く撮りたい」「作品のような写真を撮ってみたい」と言う気持ちが膨れ上がってきますよね。 そこで今回は、初心者を一歩抜け出して写真上達するための2つの制限をお伝えします!制限と聞くとマイナスなイメージをもつかもしれませんが、使える機能を絞るこ

手のひらサイズのマイクロドローンでより自由で迫力ある空撮を。熊本のドローンパイロット・稲田悠樹の新しいチャレンジ

さまざまなプロモーションビデオやミュージックビデオなどでもだんだんと活躍の場を増やしているドローン空撮。みなさんも動画の中に、美しい空から鳥のように自由に撮影された映像を目にされることも多くなってきたのではないでしょうか。 本日は熊本でそんな注目のドローン空撮を専門として既に7年目という経歴を持ち、Hub.craftとも非常にご縁が深い稲田悠樹さんにお話をお聞きしてきました! ドローン空撮で独立を決めたきっかけ ー稲田さんは、ご出身はどちらですか? 稲田さん(以下稲田

PENTAX SuperA 作例

長年愛用していたMINOLTA X-700に異物が写り込むようになって来たので、「操作性が変わらず」「X-700同様にファインダーが明くて」「バカ高くない」MF一眼レフを探していたところ、見つけちゃいました。 昨年購入したLimitedレンズも使えるし、まさに一石二鳥。 ↑右前部にグリップのような凹凸が付いているので、握りやすい。 ↑レンズは黒にしておけば良かった…。”取り付けた”感がハンパない。 ↑軍艦部。マニュアル撮影時は、右側の小さい四角いボタン2つでシャッタース

LC-A+(惨敗)

ソウヤはMNGした。 必ず、かのロモグラフィーのLC-A+を手に入れなければならぬと決意した。 ソウヤにはカメラがわからぬ Camera:Lomography LC-A+ Film:Kodak GOLD200 ソウヤは現在無職である。昼過ぎに起き、気が向いたら外に出て写真を撮っていた。けれどもカメラの不具合に対しては、人一倍に敏感であった。 まさかの18/36しか撮れていませんでした。 18枚撮りフィルム… えらい高級フィルムだなあ… 多分高速シャッターが逝ってます。

スマホより小さい⁉︎「GRⅢ」という小型カメラを使用して感じた5つの魅力

こんにちは。フォトグラファーの篠原敬至です。 昨年の夏までフルサイズの大きなカメラ1台だけで写真を撮ってきました。性能や写りは申し分なく良いカメラではあるんですが、いかんせんデカイ、重い、気軽に持ち歩けない。そんなストレスに疲れていました。しかし、そんな私の不満を全て解消してくれる素晴らしいカメラに出会いました。 RICOH GRⅢ(本記事ではGRと明記します)。無駄のないデザイン、ポケットに入るほどのサイズ感。そして長時間片手で持っても疲れない軽さと圧倒的な高速起動。こ

軽く小さいカメラで撮る

今から8年ほど前に一眼レフのEOS kissを買ったことで始まった写真趣味。その時々で記録メディアや撮影の対象を変えながらも、飽きることなく細々と楽しんできた。 自分にとって2台目のカメラだったEOS 5D mark IIIは2年半くらい使った。当時撮った写真はいま見直しても、まったく古さを感じることはない。あのまま5Dを使っていれば今よりよっぽどコスパの良い写真ライフを送れていたかもしれない。まぁそんなことをいま話しても仕方がない。 5Dを手放してからいろいろ回り道をし

淡い記憶のようなフィルム。

フィルムカメラに出会って フィルムカメラで写真を撮り始めて 1年が経つ。 こんな世の中になってしまっても 何かをやってみたくて フィルムカメラを始めた。 そして、このnoteも始めた。 この写真達は1年間で フィルムカメラで撮った写真の、一部。 青と水色と花と夕暮れと影が好きな私。 ピントがズレていて ボヤけている写真も 全部大好きだ。