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フィルターを付けるとこんなに違う!?~梅や桜を撮ってみた~

花粉症の人(僕もそうです)には辛いですが、梅や桜が咲き出し春を感じる季節になって来ました。2月下旬から河津桜や梅が、そしてこれからは例年より早く桜が各地を鮮やかに彩り始めます。
ただでさえ綺麗な梅や桜の花ですが、レンズの前にフィルターを付けて撮影するとより魅力的に感じる写真になるのでご紹介します。

1.CPL フィルター

CPLフィルターは風景写真でよく使われる、反射をコントロールすることによって被写体が持っている色を鮮やかに表現できるフィルターです。
まずはフィルターを付けないで撮影した写真と、付けて撮影した写真を比較してみます。

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フィルターを付けずに撮影

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CPLフィルターを付けて撮影

パッと見、フィルターを付けずに撮影した写真も良いんですが、CPLフィルターを付けて撮影した写真は雲もくっきりと出ているし、空の青さも鮮やかですよね。空の色がしっかり出ることで、桜の色がより引き立っている様に感じませんか?
下から見上げて空を入れて撮影する際はCPLフィルターを付けて撮影することをオススメします。

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CPLフィルターを使う時に注意しないといけないのが太陽の位置と角度ですが、木の下から見上げて撮影する場合は立ち位置より後ろに太陽があれば効果が出やすいので、そこまでシビアに考えて撮影する必要なないかなと撮影してみて感じました。

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CPLフィルターを付けずに撮影

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CPLフィルターを付けて撮影

こちらは梅の花での比較ですが、CPLフィルターを付けて撮影した方が空も梅もしっかりと色が出ていますね。

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CPLフィルターを付けずに撮影

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CPLフィルターを付けて撮影

遠景を入れて撮影する時にCPLフィルターを付けて撮影すると、空気中のチリなどによる光の乱反射を抑えて、遠くの景色もくっきり写すことができます。色やコントラストがしっかり出た写真がお好きな方にはCPLフィルターがピッタリだと思います。

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CPLフィルターを付けると1段~2段暗くなるなりますが、この様な写真の撮影は快晴の日に使うことになるのであまり気になりません。僕が使っているtokyo grapherのRF-CPL Filterは1段程度しか暗くならないし、撥水・撥油、傷や汚れもつきにくい強度の高いコーティング処理がされています。

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1.光を拡散させるフィルター

CPL フィルターは光の反射を抑えるために使いましたが、逆に光を拡散させて柔らかい雰囲気を出すことが出来るフィルターもあります。

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フィルターなしで撮影

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フィルターを付けて撮影

光を拡散させることで画面全体が柔らかい光に包み込まれたかの様な表現が出来るこのフィルターもtokyo grapherによるものでOPF(Optical Preset Filter)550-Lというものです。(650-Lというものもあります)
このフィルターについてまとめた記事もありますので気になる方はそちらもご覧下さい。

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これらの写真の様に、光を拡散させることで所謂"エモい"感じが表現できます。フィルターを付けて撮影することで、これまで撮ってきた写真とひと味違ったものになりますよ。

もうすぐそこまできている桜の季節に向けて、フィルターを使った撮影に挑戦してみてはいかがでしょうか?
僕は花の写真は苦手ですが、フィルターを使うことで楽しみながら練習できているのでぜひフィルター仲間になって下さい!笑

今回使用したフィルターはこちらです


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