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ラグビー 記事まとめ

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note公式のラグビーマガジンです。ラグビーにまつわる素敵な投稿を紹介していきます。
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#トップリーグ

激しい身体の痛みと引き替えに得た、充実に満ちた笑顔!~大友信彦観戦記 3/2 クラブ創立40周年記念マッチ~

Text by 大友信彦(静岡ブルーレヴズオフィシャルライター) Photo by 静岡ブルーレヴズ / 谷本 結利(静岡ブルーレヴズ オフィシャルフォトグラファー)/ 甲斐博之 3月2日、リーグワン第8節の埼玉パナソニックワイルドナイツ戦が行われたヤマハスタジアムに、オールドファンが泣いて喜びそうな懐かしい顔が集結した。 静岡ブルーレヴズが前身のそのまた前身、「ヤマハ発動機ラグビー同好会」として産声を上げてから40周年の記念試合、ヤマハ発動機ジュビロOB対ワイルドナイツ

<第10回 世界で勝つために 〜世界で通用するコーチ、スタッフの存在〜>

 第8回では、プロデューサーって?プロ化って?といった内容を書きました。 今回は「世界に通用するコーチ、スタッフが必要!」という私見を書きたいと思います。 ラグビー界は過去に選手レベルでいうと村田亙選手や大畑大介選手といった選手たちが海外のトップリーグにチャレンジしました。 近年では松島幸太郎選手や姫野和樹選手がフランスやニュージーランドといった本場のプロリーグで大活躍しています。 一方で野球界やサッカー界では、すでに海外のトップリーグで活躍する選手が数多く存在します

「レイドローねぶた」制作エピソード

2021年12月11日、アークス浦安パークで行われた練習試合vs三菱重工相模原ダイナボアーズ戦グラウンド入り口に突如現れ、ファンを驚かせ楽しませてくれた「レイドローねぶた」。 これは、セカンダリーホームである東北・青森県の若手ねぶた制作集団「ねぶた屋.com」に所属するねぶた師、北村春一氏が制作してくださったもので、試合終了後にグラウンドで贈呈式が行われました。 来る1月22日に行われる、「NTTリーグワン2022」ROUND 3 vs NECグリーンロケッツ東葛戦にグレ

JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 大会エントリーについて

日本ラグビーの新リーグ「リーグワン」の開幕まで2か月を切りました。 プレシーズンマッチも増えてきて、各チームもどんどん仕上がってきているようで、開幕が待ち遠しいですね。 今回、私はリーグワンの大会エントリー(選手枠など)について興味を持って、いろいろと調べたり、分析…というほど大層なものではないですが、自分なりに考えてみたので、初noteに挑戦してみようと思います! 少しでも参考になれば幸いです。 ■トップリーグの規定について まずは、トップリーグの最終年度における規定を振

ラグビーを好きになってよかった🏉

先日ルームメイトのフランス人のレナと彼女の推しチームのラ・ロシェル vs トゥーロンの試合をプロジェクターでおうち観戦しました。先日の日本代表対オーストラリアのテストマッチもあり、ラグビーへの熱が強くなってるなかでの試合だったのでとても楽しかったです!レフリーや解説も全編フランス語だったのでレナが逐一解説してくれました。また、彼女の地元ではチームの試合がある度にお店などにステッカーや旗が掲げられたり、町に人が繰り出し活気にあふれているそうで、会場はほぼ満員。ラグビーがフランス

#33 「選手」の価値を超えて

スポーツにはたくさんの感動があります。 快勝の試合、接戦の試合、惜敗の試合。 肉体の限界を凌駕するようなプレー、胸のすくような頭脳プレー。 とにかく強い、とにかく速い、とにかく高い、その卓越した能力。 試合前後も含めた、友情、ライバル、先輩後輩、古巣などのヒューマンストーリー。 新人選手の活躍、ベテラン選手の貢献、傷病からの復帰。 そんな名場面の数々に、マルガオ(筆者)は幾度も涙を流してきました。 ところが。 今回のnoteの主役がプレーしている姿を、ファン歴の浅いマルガオ

ラグビー選手の賃金事情

Hello! 今回は南半球のラグビープロ選手のサラリーについて書いてみます。主にニュージーランド・南アフリカ・オーストラリアを対象に大まかに調べてみました。これは何故南アフリカやオーストラリアの選手が国外に多く流出するのか?という話でもあります。 (※アルゼンチンは今回は対象外) ちなみに全世界のプロリーグの概要についてはRugbyPassが記事にしています。ざっと読んでみたところ、一番高収入なのはフランスのようです。南アフリカ代表のハンドレ・ポラード(モンペリエ)が1.5

高校ラグビーの競技者減少にクボタ・岸岡選手は何を考えるか

ラグビーW杯での快進撃、新リーグ構想など大きな変革期を迎えた日本ラグビー界。その一方で、2020年度の高体連のデータによると、高体連に登録しているラグビー部を持つ高校の数は925校で、登録された部員数は1万9695人。実はこの数字、10年前と比較して学校数では207校、競技者数では5684人も減少しています。 つまり、日本ラグビーはメディアの力によって大きな盛り上がりを見せていましたが、ラグビー部を選択する高校生は減り続けており、次世代のラグビーの担い手不足が目下の課題とな

ゴローさんの『ヤマスタ☆フルハウス計画』を勝手に応援する③〜雨☂️対策〜

ヤマハ発動機ジュビロ改め、 静岡ブルーレヴズ 五郎丸歩さん 2021シーズンをもって現役を引退され、新会社のCROに就任された。 新会社社長山谷拓志さん(上記写真右の方)から初めて託されたミッションは、 ヤマハスタジアム開幕戦を満員にせよ❗️ 『ヤマスタ☆フルハウス』計画👊👊 このゴローさんに課されたミッションを勝手に応援する企画、今回が3回目。 初回は、静岡県西部の磐田市所在(最寄りは東海道本線御厨駅)のヤマハスタジアムへのアクセス問題、 第二回目は、試合

健康促進体操動画シリーズ作成〜オンライン公開による高齢者支援

シャイニングアークスは、チームとして『うらやす健康・元気コンソーシアム』活動に参加している。この活動は、アークス・ホームグラウンドのある浦安市高洲南地区において、住民がココロもカラダも健康になっていくために、住民自身が主体的に地域活動に参加できる環境を整備していく目的で様々な団体が連携して発足されたものである。 *参考:浦安市ホームページ  https://www.city.urayasu.lg.jp/shogaigakushu/chiiki/1032072/index.h

【ラグビー】日本代表vsアイルランド リポビタンDチャレンジカップ2021

○放送Jsports7/3(土)20:30~ BS日テレ7/3(土)21:00~ 日本代表 アイルランド代表 <見所>先回のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦は本当にエキサイティングな試合でした。堂々たるティア1にふさわしい試合運びで魅せてくれましたね!今後が本当に楽しみです♪ さて今回は2019ワールドカップ以来となるアイルランド戦。 日本代表は先発を3人代えてきました。 注目選手の最たるものは9番齋藤選手。 ライオンズ戦では素晴らしい活躍でしたね! 右

友井川拓note 〜学びの接点〜 Vol.12 「ラグビーコーチとBリーガーの話。」

今回の対談のご相手は、Bリーグ、サンロッカーズ渋谷で活躍する石井講祐選手。 学生時代、県選抜にも国体選手にも選ばれなかった選手が、トライアウトからBリーグでの契約を勝ち取り、4度の天皇杯優勝を経験し、リーグを代表するシューターとして活躍し続けられるための思考を学びます。 とにかく多くの人に読んで欲しい...。 淡々とした口調の裏に強い意志を感じます。こういう選手が増えるとスポーツもより価値の高いものになっていくと思います。 あきらめたらそこで試合終了ですよ・・・? お楽

チーム地元浦安市の明海大学で、特別授業を行う

シャイニングアークスは、ホストエリアとなる地域社会に対して、ラグビーチーム/選手だからこそできる「貢献」とは何かと考え、様々な活動を企画し実践している。 そもそもラグビーチームにできる地域貢献とは何か。 そのひとつに、ラグビー選手・アスリートとして歩んできた得難い経験を共有して、地域に新しい刺激をもたらすこともあると考える。ただ、それは一方的にチームから地域社会に与えるものでは無いとも思う。お互いに刺激しあい、地域に暮らす人みんながより楽しく元気な毎日を送っていくことを目

トップリーグ2021の振り返り(後編)

RUGGERSオリジナルコラム 筆:廣瀬俊朗 1981年生まれ、大阪府吹田市出身 元ラグビー日本代表キャプテン 株式会社HiRAKU 代表取締役 NPO法人 Doooooooo 理事 スクラム・ジャパン・プログラムアンバサダー ※前編はコチラ  最後のシーズンとなった、トップリーグ2021を振り返る。  後編も、気になったチームの続きから書きたいと思う。  僕が所属していた東芝ブレイブルーパスはまずまずであろうか。近年タイトルがなくて、少し寂しいなと感じる時はある。自分