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ラグビー 記事まとめ

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2024年5月の記事一覧

令和六年猛勇狼士考 その5 ファイナル・セミファイナルの振り返り

 リーグワン2023-24シーズンの全日程が終了しました。ブレイブルーパスは見事に14季ぶりの日本一に輝きました‼️🥹  この優勝は一朝一夕で成し遂げたものではなく、本当に長年にわたる多くの努力の結晶が積み重なってようやくこの高い頂に届いたものだと思います。  決勝も準決勝も本当によく準備し、また設計されたゲームプランで見事に勝ち抜くことが出来ました。今回はそのプレーオフ2戦を振り返りたいと思います。 準決勝 東京サンゴリアス戦(2024/5/20)@秩父宮ラグビー場 準決

矢富勇毅 ~最後に増えた手術回数、そして今のキモチ~前編【PLAY BACK Interview②】

Text by 大友信彦(静岡ブルーレヴズオフィシャルライター) Photo by 静岡ブルーレヴズ /谷本 結利(静岡ブルーレヴズ オフィシャルフォトグラファー) 「反響の大きさに驚いています」と矢富勇毅は言った。 5月2日の引退発表。そして5月5日のラストゲームと引退セレモニー。ヤマハスタジアムを埋めた満員のファンが、17シーズンにわたってジュビロそしてブルーレヴズを支えた英雄に拍手を贈り、栄光の競技生活を称え、別れを惜しんだ。 インタビューを行ったのは、満員のヤマハ

過去のブログ記事まとめ①

時期に以前投稿していたブログを閉鎖し、 発信をnoteに一本化するため、過去にブログに投稿したものを備忘録として集約。 花園出場へ注目したい高校(2023年10月30日投稿) 現在進行中の各花園予選。 先日、新潟県では北越が予選決勝で連続出場中の開志国際を17-14で下して花園出場を決めた。実に25大会ぶりの出場となる。 その他、花園出場へ注目したい各校をみていく。 山梨学院(山梨)  1月の新人戦で県内16年無敗を誇った日川を決勝で下して初優勝。関東新人大会では1回

BL東京・モウンガ選手4冠 -NTTジャパンラグビーリーグワン2023-24 アワード

2024年5月26日、14年ぶりの東芝ブレイブルーパス東京の王座奪還でNTTジャパンラグビーリーグワン2023-24は幕を閉じました。 興奮冷めやらぬ5月27日、「NTTジャパンラグビーリーグワン2023-24 アワード」においてチームおよび個人表彰が開催されました。 チーム表彰リーグ順位 DIVISION1は東芝ブレイブルーパス東京が優勝、リーグワンになってからは初、トップリーグ時代から数えてもクラブとしても14年ぶりの優勝おめでとうございます。 DIVISION2は

2024関東大学ラグビー春季大会Aグループ:帝京対東海を簡単な数字で見てみた

みなさんこんにちは リーグワン決勝の翌週、いかがお過ごしでしょうか 今回は5/26に行われた関東大学ラグビー春季交流大会Aグループ、帝京大学対東海大学の試合についてレビューをしていこうと思います まずはメンバー表から 次にスタッツです それでは順番に見ていきましょう 帝京大学のアタック・ディフェンス帝京大学のアタックシステム 帝京は今回の試合で特段目立ったプレーをしたような選手はいなかったようにも感じますが、「特段目立つ選手がいない」という平均値の高さにこそ帝京の

🐯リーグワン2023-24シーズンが終わりました!

リーグワン2023-24シーズンが終わりました。 #日本製鉄釜石シーウェイブスは、 #クリタウォーターガッシュ昭島 とのD2/D3の入替戦に臨みましたが....…2連勝でD2残留を決めました! 🐯入替戦の振り返りですがお!🔥入替戦第1戦!@いわぎんスタジアム 盛岡のいわぎんスタジアムでの第1戦。 前半早々に🐯が驚いたのはガッキーのウルトラスーパークリティカルウルトラオルタナティブオンフィールドディシジョンデハオビアスリイオフサイド!(ガッキーさん。あ、あれはなんだったので

【ラグビー】株式会社アーネストワンは日本製鉄釜石シーウェイブスを応援しています

皆様こんにちは。株式会社アーネストワンと申します。 弊社は2022年より、ラグビーチーム「日本製鉄釜石シーウェイブス」をスポンサーとして支援・応援しております。 今回はチームを応援する1社として、「日本製鉄釜石シーウェイブスってどんなチームなの?」という部分をざっくりとご紹介したいと思います。 日本製鉄釜石シーウェイブスとは? 日本製鉄釜石シーウェイブスは、岩手県釜石市を本拠地とするラグビーのクラブチームです。 「鉄と魚とラグビーの街」と呼ばれるほど、釜石市ではラグビ

こんなこといいな できたらいいな(妄想)

お久しぶりです。リーグワンのシーズンも終わりましたね。 東芝ブレイブルーパスさん!優勝おめでとうございます🎉 もはや次のシーズンまでやる気なし子全開です。お金を稼ぐしかない生ける亡霊です(スティーラーズの見守り隊があればなんとか生きられる)。 やる気はなくても、妄想はできるのがラグビー中毒脳(爆)。オフスィズンの今こそ、こんな企画やグッズあったらいいな、をまとめてみました。 ①選手とプロフ写真撮影 ラグビー観戦で写真を撮ってもらうとき、いつも気になるのが 「応援で汗だく

<ラグビー>2024年シーズン(5月第四週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)  イエスは、もともとユダヤ教徒だったから、生まれてから8日目に割礼(つまり包茎切除)をした。この切除した後の皮は「主の聖肉片(Praeputium Domini)」とされて、ローマのラテラノ大聖堂に安置されていたが、神聖ローマ皇帝カール五世による1527年の「ローマ略奪」の際に何者かに盗難されて行方不明になった。その後、ヨーロッパ各地の教会(例えば、フランスのポワトゥー地方シャルルゥーの修道院)が、この聖

ラグビーリーグワン・プレーオフ決勝。東芝ブレーブルーパス東京対パナソニック埼玉ワイルドナイツ。 これまでの東芝に欠けていた「上品さと知的スマートさ」をもたらしたモウンガとフリゼルについて。

 リーグワンプレーオフ決勝、東芝ブレーブルーパス東京対パナソニック埼玉ワイルドナイツ。  サッカーでもなんでもスポーツを見るときは、そのとき一番、面白い、芸術度の高い内容のチームや選手を応援するという主義である。応援するチームは年によって変わる。浮気者なのである。  とはいえ、わが子(2番目)が中学でラグビーを始めたのをきっかけに、僕がラグビーを本格的に見始めたころ、パナソニックの前身、サンヨーにトニー・ブラウンがいた。トニー・ブラウンのプレーに衝撃を受けて以来、サンヨー

【浦安DR】160分の決着。共に超えよう:Div.1/2入替戦第2節_vs.花園近鉄ライナーズ

最終決着の週を迎えた「ジャパンラグビーリーグワン2023-24」。 Divisoin2の浦安D-Rocksは、D1/D2入替戦 D1 12位vsD2 1位の第2節(以下、D1/D2入替戦)。 先週土曜の第1節から中5日のショートウィーク、かつ、D-Rocks公式戦初のナイトゲーム。 因縁の花園で、今季最後の80分を戦います。 ※チーム名は略称の「浦安DR」や「D-Rocks」ファンのみなさんが使っている「D6」で記載 ※サムネイルは練習公開時の円陣(2024年4月16日撮影)

すばるのつぶやき(2)四宮勇斗キャプテン

初めまして日本大学ラグビー部でFWリーダーをしています4年の西岡昴(にしおかすばる)です。 日本大学ラグビー部は新生日大ラグビー部として今年度から新たにスタートをしました! 今年の日本大学ラグビー部の目標は「日本一」です🔥 noteでは日本大学ラグビー部の日本一に向けた取り組みや、日常に起こったエピソード、裏話などを西岡昴の目線で自由に呟いていくアカウントとなります! 温かい目で見ていただけると幸いです🙇 ※今週から4回に分けて日大ラグビー部の幹部を紹介しようと思いま

2023-24リーグワン決勝戦ショートプレビュー

 いよいよ明日5月26日、ブレイブルーパスはジャパンラグビーリーグワン2023-24シーズンの決勝戦に臨みます。  ただただ楽しみな決勝戦ですが、勝負の見どころがいくつかある気がするので自分の頭の整理のためにnoteにまとめておこうと思います。 その1 ロースコアゲームはブレイブルーパス有利か  前回記事にも記載しましたが、ブレイブルーパスはDF力を軸に試合を組み立てるチームです。ワイルドナイツのATはリーグ屈指の破壊力がありますが失点が重ならなければブレイブルーパスの

PUSHED RICE 〜NTTジャパンラグビーリーグワン 2023-24 ディビジョン1/2入替戦 第2節 vs豊田自動織機シャトルズ愛知@三重交通G鈴鹿〜

三重ホンダヒートのディビジョン1・1年目の最後の試合。 ホームスタジアム・三重交通G鈴鹿に豊田自動織機シャトルズ愛知を迎えての、D1/2入替戦の2戦目です。 前回の観戦記にも記した通り、第1戦は三重が18点差を付けて勝利。 得失点差の関係で、17点差以内までの敗戦なら、三重がD1残留となります。 と言うか、勝てば何の問題も無い訳ですよ。 勝てば。 現地は快晴。 ホストゲーム初戦以来の三重県民招待デーと言う事もあり、開場前の待機列が伸びる伸びる。 スタンドも配布されたT