見出し画像

PUSHED RICE 〜NTTジャパンラグビーリーグワン 2023-24 ディビジョン1/2入替戦 第2節 vs豊田自動織機シャトルズ愛知@三重交通G鈴鹿〜

三重ホンダヒートのディビジョン1・1年目の最後の試合。
ホームスタジアム・三重交通G鈴鹿に豊田自動織機シャトルズ愛知を迎えての、D1/2入替戦の2戦目です。

前回の観戦記にも記した通り、第1戦は三重が18点差を付けて勝利。
得失点差の関係で、17点差以内までの敗戦なら、三重がD1残留となります。

と言うか、勝てば何の問題も無い訳ですよ。

勝てば。

現地は快晴。
ホストゲーム初戦以来の三重県民招待デーと言う事もあり、開場前の待機列が伸びる伸びる。
スタンドも配布されたTシャツを着用される方が多くて、真っ赤に染まってました。

ホストゲーム最終戦でもある今回、豊田自動織機シャトルズ愛知を迎え撃つ準備は万端でした。
客席は。


三重ホンダヒート 15−24 豊田自動織機シャトルズ愛知


前戦もどことなくフワフワしてた、と言うか試合に入れてない雰囲気がありましたが、今日は更にその色合いが濃くなってた様に感じました。

フワフワフワフワしてる間に、ポンポンポンと被トライ3。
今日の風にも助けられて、愛知のバーンズ選手がコンバージョンを2本外しましたが、瞬く間に0−17。
得失点差がたったの1に。

でも、直後に攻め込まれた際にバンクス選手のインターセプトからのトライでようやく反撃。これでちょっと落ち着くかな?と思いましたが、終始思わぬミスをしたり、乗り切れず。
愛知も精度の低いプレーやフィットネス不足で、9点差に縮まってからはスコアは動かず。
結局、2試合合計の勝ち点(5−4)と得失点差で逃げ切って、三重ホンダヒートはディビジョン1残留を決めました。

前回のnoteでも圧倒を望んでましたが、それからは遥かに遠い結果。

敗戦です。

終始フワフワしてた、と書きましたが、同様に勝てる空気も感じませんでした。あまりにも立ち上がりが悪すぎました。

※5/27
三重ホンダヒート公式のハイライト動画とリーグワン公式レポートを追記しました。



入替戦って独特で、三重ホンダヒートが全国リーグで挑戦を受ける形は創部以来初、とも前回書きましたが、そういうのも踏まえても、シーズン最後・集大成とも言える試合でこういう結果・内容だったのはただただ残念やな、と言う感想です。
特にホストゲームでは今季未勝利で終わり、前戦の神戸戦・その前のBL東京戦では勝つ寸前まで行ってるのをファンの皆さんも見てただけに、尚更そう思います。
確かに残留するのが1番大事なんですけど、ね。

リーグワンになってから最終戦を負けて終わるのも、今季が初です。
初年度は勝ったけど昇格出来なくてモヤモヤしましたが、今季のは別の形でモヤモヤしちゃう。モヤモヤモヤモヤモヤモヤ←

このモヤモヤは来季の開幕戦でスカッと晴らして欲しいですね。


本田技研工業鈴鹿製作所ラグビー部・三重ホンダヒートは、創部史上間違いなく1番ハードなシーズンを過ごしました。

公式戦18試合は過去最多。
重ねた練習試合も、15試合(中止2試合を除く)で、これも過去最多。
単純計算でシーズン33試合。
シーズンに入ってからは、欧州のラグビーチームのリーグ戦とカップ戦の様にメンバーを使い分け、試合数をこなしてました。

公式戦と練習試合の双方を観てた方には分かると思いますが、4年後の頂点を見据えての、キアラン・クローリー氏の描くラグビーを、徹底して基本的な形から落し込む。
それには、実戦経験を積むしか無い訳で。

少しずつ練習試合で勝ち出して、公式戦でも同じ様に形になって来てる。
練習試合で結果を出した選手は、積極的に起用する。
調子のいい選手を、求められてる事を理解し遂行出来る選手を使う。
簡単な様で中々出来ないこれを、クローリーHCはいとも簡単に行なう。
そして更に結果を出せば、公式戦のメンバーとして定着する。
つまりは、チーム内の正しい「競争」を行う。
本来のポジションとは違う起用もどんどん行ってました。
恐らく1つ前後のポジションから、本職のポジションを見せる意図(天理中学やったかな?が取り入れてる手法)。
そして誰が出ても、どんな事態に陥っても、遜色なく戦える様に。

でも、これはまだあくまでも「途中経過」でしか無いでしょう。

シーズン開幕戦のnoteにも書きましたが、今季から試合中のXでのポストはやめて、より一層現地で真剣に三重ホンダヒートの試合を、選手の一挙手一投足を、持ちうるラグビーに対する審美眼とでも言うべき物を向けて見て、観戦史上、断トツで乾いた見方をしてました。

改めて、ラグビーフットボールと言う競技を観る勉強になったので、三重ホンダヒートの皆さんにはそういう意味でも感謝のシーズンでした。


そんな感謝を今度はチーム側からされちゃう、三重ホンダヒートの3回目のファン感謝祭。
正しくは、ファン側もチームも皆さんに感謝を伝える場でもありますが←

当然、今季も加齢臭は潜入しちゃうゾ✨

と言う訳で、三重ホンダヒート2023−24シーズン、公式戦観戦記・延長戦であり、真の最終回←

三重ホンダヒート HEAT FAN CLUBファン感謝祭&炎会潜入記をお楽しみ〜!
みんな、3年連続で泣くなよ!!!←


最後のつづく❤️


三重ホンダヒートの今季の公式戦観戦記をまとめています🔥

2022−23シーズンはこちら🔥

2022シーズンはこちら🔥


この記事が参加している募集

#スポーツ観戦記

13,513件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?