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阪神タイガース 記事まとめ

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2022年6月の記事一覧

【遊】野球のはなしをしよう

令和4年シーズン。今年に関して言えば、野球の話にふれることは、夏を前にもうないと思っていた。強がり半分で言うならば、開幕から二ヶ月、順位表をいちいち確認するような煩わしいこともなく、せいせいしているところだった。 なんの話かといえば、野球の話。 わが阪神タイガースの話。 なので、興味のない方は、ここでサヨナラ。 本来なら、7月を前に、順位などは二の次なのだが、今年はすでに首位ヤクルトが貯金24、2位の讀賣に11ゲーム差(6/28 11時現在

ミルクボーイ漫才「新外国人」

角刈り「どうもー、ミルクボーイです」 マッチョ&角刈り「お願いしますー」 (マッチョ、前に移動して何かを受け取る仕草) 角刈り「あーありがとうございますー…いま、文字職人から色紙をいただきましたけどね」 マッチョ&角刈り「ありがとうございますー」 角刈り「こんなん、なんぼあってもいいですからね。乗るしかないですからこのビッグウェーブに。」 マッチョ「阪神タイガースの選手は今タイムリー打った時にビッグウェーブパフォーマンス導入してるくらいですから。」 角刈り「ねー

「オブストラクション(走塁妨害)があったが二塁には行けないという判断」とは?

2022年6月17日 阪神vsDeNA 7回ウラに、走塁妨害が発生しました。 二死2塁で、近本選手が打った打球はセンターへ。打者走者が一塁を蹴ったところで、守備をしていない一塁手の佐野選手が走路に入り、接触。打者走者は一塁に戻りました。 球審は、「走塁妨害はありました。ですが、二塁には行けないという判断で二死1塁で再開します」と説明。 走塁妨害があったのに、妨害された走者が進塁できないなんてことがあるのか?という意見がTwtterに多く投稿されているようです。この記事で

三軍制度について考える

はじめに こんにちは。ご無沙汰しております。〇sanです。 今回は、本日(6月15日)に行われた阪神の株主総会より、話題に挙がった「三軍制度」について書いていこうと思います。最後まで見てくれると嬉しいです。 NPB球団の三軍制度 現在、NPB球団で三軍制度を敷いている球団は巨人,ソフトバンク,カープの三球団です。中でも、巨人とソフトバンクは選手の人数も多く、チームとして運用できるほどの形態をもっています。一方で、オリックスも事実上三軍を敷いており、西武は元々あった三軍を

どうかホームへ還ってきて【6/11 対オリックス戦○】

タイガースがもうひと押し、どうしても1点が欲しいときの一手で頼りにするのは「足の力」だ。積極的に次の塁を狙う姿勢。矢野燿大監督が2軍監督時代から掲げてきた方針だ。矢野さんが2軍監督だった2018年にはチームは158盗塁を記録し、リーグ記録を更新したなんて出来事もあった。 当時の矢野2軍監督から次の塁を狙う姿勢を叩き込まれてきた選手たちが、今は1軍で活躍の場を移している。プロ5年目の内野手、熊谷敬宥(くまがいたかひろ)もそのひとりだ。 1軍では控え選手となっているが、その俊

勇気の一歩

代走、守備固めという役割は難しい。常に成功が求められ、一つの失敗が命取りになるポジションだからだ。そんな「成功して当たり前」の役割で生き抜くプロ5年目の内野手・熊谷敬宥が、今宵はヒーローになった。 熊谷の出番は、主に試合終盤にやってくる。今日は、2-2の同点で迎えた延長11回に名前を告げられた。どうにかして1点を取りたい中で、貴重な貴重な勝ち越しの走者として送り出された。 俊足の熊谷を代走として送ったからには、もちろん盗塁を期待する。しかし、今日はスタートを切りやすい場面で

阪神タイガースが6点差を逆転した試合で活躍した選手を写真で振り返る

2022年6月3日の対北海道日本ハムファイターズ戦。 阪神タイガースは序盤で最大6点のリードを許しましたが、徐々に点差を縮めていき、最後は8回に逆転。劇的な勝利に甲子園も熱狂しました。 僕はテレビでこの試合を観戦していたので、現地でこの興奮を味わうことはできませんでしたが、それでも球場の熱気や選手たちの気迫は十分伝わってきたと、自信を持って言えます。 ▼当日の試合結果 ホームランを3本打った大山悠輔選手の大活躍は言うまでもないですが、ほかの選手の活躍無くしてこの試合の勝

この男の落ち着きっぷりを見たか【6/8 対ソフトバンク戦●】

また、タイガースの未来の扉が1つ開いた。 髙寺望夢(たかてらのぞむ)。 プロ2年目、まだ19歳の内野手が8番・セカンドで1軍デビューを果たした。 ここだけの話、初ヒットを打ったらその喜びを書いて残そうと思っていた。今日の高寺はノーヒット。けれど、予定を変えて今日は高寺のことを書こうと思う。 プロ初出場・プロ初スタメンとは思えない落ち着きっぷりが心に焼き付いて、消えてくれないのだ。 プロ初打席となる第一打席は3回表の攻撃で回ってきた。やや甘めに来た初球。高寺は強くスイング

甲子園球場は寝床なん?

河本家(オカン・オトン・姉・僕)は、熱烈な阪神タイガースファンです。感染症が蔓延する以前まで、たびたび家族で甲子園球場に集結していました。 しかし、球場を訪れるたび「ホンマにファンなん?」という疑念が自らに浮かびます。 なぜなら、試合中に100パー寝てまうからです。 いつも3回裏ぐらいから記憶がありません。 チケット代・交通費を支払い、時間と労力を使い、はるばる訪れたのに100パー寝ます。 なぜ眠たくなるのかは未だに分かりません。 オトンと僕は球場へ入る前にしこたま

ブルペンリーダーの心意気【6/7 対ソフトバンク戦○】

連勝中のタイガースに、ちょっと心配なニュースが飛び込んできた。 湯浅京己を登録抹消するという。 湯浅は低迷する今季のタイガースに光る一筋の希望だ。プロ4年目の湯浅はここまで23試合に投げて防御率0.82。8回を投げるセットアッパーとしてこれ以上ない活躍を見せていた。 登録抹消の理由は「登板間隔の調整」。湯浅は今季初めて1軍に定着した選手だ。1年間故障なくシーズンを完走するため、あるいはこれからのプロ野球人生を見据えて、チームは勇気ある決断を下した。リリーフ投手が1年間フル回

1番・島田海吏というチョイス

どうも、ブルーです。 交流戦をキッカケに、開幕逆ダッシュをなんとか振り切りたい我らがタイガース。 やっと良い形で戦えはじめましたね。 課題が打撃力であることが誰の目にも明らかなチームで、6月1日に矢野監督は大幅なオーダー変更を行います。(敬称略) 1番ライト島田海吏 近本を1番から3番に移すこのオーダーは、多くの阪神ファンの反感を買うこととなります。 「控えの選手を近本を動かしてまでいきなり1番に入れるのはどうだ?」 「二軍で打って上がってきた旬な選手を優先して使うべ

ひたむきな師匠とがむしゃらな一番弟子【6/5 対日ハム戦○】

かつて甲子園を大いに湧かせたファイターズ・吉田輝星が投じたインコースのストレートに反応した。ベンチも、観客も、打った本人も入ったと確信した大山悠輔のホームラン。おとといは3ホーマー、昨日は3安打、そしてこの日は追加点となる3ラン。この1週間でホームランを5本打った。スーパーモードに入ったと言っていいだろう。タイガースの選手で打って嬉しくない選手なんて誰もいないけれど、大山が打つと何倍も嬉しい。 理由を説明したくても、上手く言葉が出てこない。とにかく、ひたむきにプレーしている

眠れる阪神は今後どうするのか

 古豪阪神が歴史的な低迷を見せている。矢野輝弘監督が開幕直前に辞任を発表し、開幕後も投打が噛み合わず最下位を独走しているといった状態だ。今回は、阪神が今季中に解決して欲しい課題を数点書いていく。 大山悠輔のポジション固定  矢野野球の象徴とも言えるのが4番大山だろう。阪神ファンが嘱望した国産の主軸で、本塁打の期待できない甲子園を本拠地に安定して20発程の本塁打を打つことの出来る紛れもない和製大砲である。しかし、今季は不調に喘いでおり、本塁打こそ9本打っているが打率が2割前半

頑張れ阪神タイガース、たのむわ阪神ファン。

こんばんは。もう早いもので6月ですね。6月って祝日も無いし、梅雨で天気は良くないし、個人的に1番苦手な月です。この月の良さがもしあるならば、どなたか教えていただきたい。 さあ先週は映画についての記事を投稿しましたが、今週も私の趣味シリーズです。今回は野球!そして特に阪神タイガースについて書くことにします。どうぞよろしく。(先週の記事貼っつけとくんで読んでない方はぜひ。) 阪神タイガースまず前提として、ご存知の方も多いでしょうが阪神タイガースについて一応説明をしておきましょ