“捕手らしくない“捕手
前夜は疲弊する試合だった。9回2アウトから大山の同点ホームランで追いつきながらも、延長12回の激闘の末敗れた。チームはベンチ入り投手を全て使い切り、野手も1人を残すのみと、まさに総力戦。そこから15時間ほどで始まった今日の試合を、今季いまだにノーヒット、実に4年ぶりとなるスタメンマスクを被った長坂拳弥が勝利へと導いた。しかし、阪神に6年もいるこの長坂という選手のことを、よく知らない人も多いのではないだろうか。ただ、それは非常に勿体ない。こんなにキャラの立った選手は、正直言って