マガジンのカバー画像

ヴィッセル神戸 記事まとめ

311
運営しているクリエイター

2023年4月の記事一覧

2023明治安田生命J1リーグ第10節ヴィッセル神戸VS湘南ベルマーレの個人的な見どころを紹介

GWはリーグ戦も連戦。暑さも少しづつ感じる中でチームをどのようにマネジメントしていくか?コンセプトは異なりますが、走るチームの神戸と湘南。昨季は残留争いだった両チームは今季好調 シーズン序盤でどんな試合を見せてくれるか非常に楽しみです ホームの神戸は前節横浜FMと対戦 2点先行も前半で追いつかれ、後半に失点し2-3の悔しい敗戦 それでも90分本当に見ごたえのある素晴らしい試合を展開しました だからこそ勝利したかった神戸は今季初のリーグ戦複数失点 今節はそこからの切り替えが求

残念な結果、ほんの少し良かった過程。 2023.04.29 ヴィッセル神戸vs湘南ベルマーレ マッチレビュー

開始時の立ち位置と嚙み合わせはこちら。 ■神戸の湘南対策  雨のため屋根がしまったノエビアスタジアム神戸でキックオフ。神戸はボール保持は4-3-3、非保持は4-4-2(4-2-3-1)の可変式で臨む。非保持のシーンでは両WGが献身的に守備に戻り、SB+ボランチ+WGの3枚でサイドを封鎖。中央は2ボランチのスライドで塞ぎ、湘南のボールホルダーからパスの選択肢を奪い取っていた。湘南のゴールキックを除いてハイプレスに出るシーンはほとんどなく、前節マリノス戦で見せていた即時奪回か

【週刊ユース分析】2023シーズンプレミアリーグの主役たちを探る! WEST①

高円宮杯プレミアリーグの2023シーズンにおいて、主役になるであろう選手たちをピックアップして紹介していますが、今回はWESTから6チームを!! まず何と言っても、 清水、ガンバ、セレッソが降格してしまったので横浜FCがWEST所属になってしまいました。 横浜から九州まで、あるいはその逆に九州から横浜まで移動するわけですけど・・・静学や清水の時も遠いだろうなと思ってましたが更に東に延びてしまいましたね(汗)。 「移動ストレス」というのは目に見えないわけですけども、選手の皆

【アルビ遠征レポ'23 #4】ノエビアスタジアム神戸に行ってきた!(第7節vsヴィッセル神戸)

2023年4月9日(日) 明治安田生命J1リーグ 第7節 ヴィッセル神戸 vs アルビレックス新潟 @ノエビアスタジアム神戸 1か月ぶりのアウェイ遠征です。 相手は現在首位のヴィッセル神戸。誰もが知るイニエスタ選手、元日本代表の大迫選手、武藤選手、そして新潟から世界に羽ばたいた高徳と、名前を聞くだけで恐ろしい戦力。 アルビは前節一発退場したマイケルがお休みでしたが、怪我人(コジ、ヤン、海斗…)が戻ってきて、一時絶望だった層の薄さが戻りつつあります。 実は神戸も初上陸

『そして、次のフェーズへ』2023.#7 ヴィッセル神戸×アルビレックス新潟 マッチレビュー

首位相手にスコアレスドローで勝ち点1GET。ただ、試合終了間際には小島のゴールキック→跳ね返される→新井と早川が交錯→抜け出したパトリッキ→1vs1を制します。 これはもう終わったと目の前が真っ暗になりましたが、まさかのVAR介入で大迫の踵がオフサイドラインに当たるという判定となりゴール取り消し。九死に一生を得る形となりました。先週はVARで退場者を出して(これが勝敗を殆ど決めた)今週は失点が帳消しと、短期間のうちに機械判定による功罪の両方に触れる形となった新潟。 VAR

神戸、「ただいま」と言える街。

【ALB Link Vol.94 -2023.4.9 神戸vs新潟-】 いきなり私事を語るところから始めて大変恐縮なのですが、 神戸から東京に引っ越してちょうど一年が経ちました。 新潟で高校を卒業してから、大学生と社会人1年目を過ごしたので、 5年間神戸に住んでいたことになります。 始めての一人暮らし、誰も知り合いのいない馴染みのない街、大学生活、アルバイト、インターンからの就職…と、思い返すと本当に濃密で大切な時間を過ごしたなと染み染みと感じますね。 申し遅れました

2023.3.26 ルヴァン第2節 H神戸戦「ルヴァンで感じるロマン」

ルヴァンカップはU-21の選手を1名以上、スタメン出場させることが義務付けられている。 その選手として、今節は高塩くんがスタメン起用。 昨年の天皇杯の試合で↓のことがあってから、個人的に高塩くんのことはとても応援している。 雨の中の観覧で、 試合を見るだけでも困難だったが、 前半で交代ながらも最後まで注意力散慢にならず、 仲間がボールを奪還しては淡々とゴールに向かい、 J1の高い壁にぶち当たっても柔軟なプレーで改善していき、 前半終盤には鋭いクロスも上げていた。 あの場面

右サイドの優位性 J1第6節 京都0-3神戸

 いつしか鬼門になってしまった京都戦。昨季ダブルをくらったのは記憶に新しいが、2010シーズンには、松岡榎本の2名が退場→GKを河本が務める→0-3で敗戦という苦い試合があった。神戸サポにとっては今も悪夢が蘇るカードではないだろうか。さらに京都はリーグ戦3連勝中。不安が大きい中での試合になった。    開始から京都ペースで試合が進む。パトリックにボールを集め、セカンドボールを死に物狂いで取りに来る京都。  両チームともCFにボールを集める戦い方なのだが、キーとなる両CFのプレ

負けたのは個人かそれともチームか J1第6節vsヴィッセル神戸 マッチレビュー

上位対決での京神ダービー。 去年残留を争って泥にまみれていた2チームが、まさかの形で対戦することとなりました。 両者とも好調な一方で、好調にたどり着いた過程は別物です。 京都は新戦力の加入とフィットで。神戸はメンバーに変化少なく組織力の洗練で。手応えを伴った好調です。 「なぜか分からんけど好調でええわあ」と違い、苦しんだ時期を超えたことに深みと価値があります。 神戸はスタッツでも圧倒的。 「我々は攻守に歯車が噛み合っています」 そんなメッセージが伝わってきそうです。4連勝