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愛媛FC 記事まとめ

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#松本山雅

【山雅】繰り返される采配ミス|J3第20節【レビュー】

イングランド・プレミアリーグが好きで全試合観ている戦術オタクによる、松本山雅のレビュー。 2023.7.29 J3 第20節 愛媛FC × 松本山雅FC 監督・選手のコメント↓ ~スタメン~ ~はじめに~山雅は得点後の最後の数分間を5-4-1で守ることで逃げ切ろうとしたが、結果的には同点弾を許してしまった。 書きたいことは色々あるのだが、全て書いていたらキリがないので、今回は なぜ失点したのか という点に絞って書いていきたい。 -失点シーン振り返り- 左サ

【二兎を追う者のジレンマ】2023 J3第20節 松本山雅vs愛媛FC マッチレビュー

スタメン連敗を止めた松本は、前節を体調不良で欠場した小松蓮が復帰。また、得点を挙げるなど好調をアピールした鈴木国友が引き続きスタメンに名を連ね、菊井悠介は今季初めて右サイドからスタートになった。 対する愛媛は6試合無敗(5勝1分)と絶好調。富山・鹿児島にも勝利するなど上位陣にも勝ちを重ねており、首位を走っている。 曽根田、疋田が負傷していることは懸念点だが、層が薄くなった2列目に柏から升掛を補強。戦力は十分に整っている。 主導権を握れた理由試合序盤から松本がボールを保持

霜田山雅の前半戦を振り返る<チーム編>

久々のnoteです。 仕事の事情もあって割り切って一時休止していましたが、それもひと段落してきて再びnoteに手をつけられるようになったので、再びできる範囲で頑張っていこうと思います。 ということで、ちょうど戻ってきた時期と前半戦の終了の時期が重なったので今回は前半戦の振り返りを行います。どこかで聞いたような話も多いかもしれませんが温かい目でお願いします……! 「チーム編」と「個人編」の2本立てで行く予定なので、まずは「チーム編」です ■各種データ・勝ち点 まずは基本

【矛先は自分に】2023 J3第16節 松本山雅×愛媛FC マッチレビュー

スタメン前節岩手に敗れた松本は、スタメンを3枚変更。野々村鷹人・喜山康平・村越凱光が名を連ねている。野々村鷹人は久しぶりのスタメンで、メンバー外だった期間にビルドアップを鍛え直したとのことで成長に期待がかかる。喜山康平の先発に関しては、前節ビルドアップで相当苦労したので、その部分にテコ入れをしたい狙いもありそう。 対する愛媛はセンターバックが大城から小川に代わった以外は同じスタメン。オンザボールで輝くテクニカルな選手が2列目に並び、石丸監督が好きそうなチーム編成になっている

【山雅】レッドカードが生んだ展開|J3第16節【レビュー】

イングランド・プレミアリーグが好きで全試合観ている戦術オタクによる、松本山雅のレビュー。 2023.7.1 J3 第16節 松本山雅FC × 愛媛FC 監督・選手のコメント↓ ~スタメン~ ~はじめに~まずレッドカードに関して、もちろん村越は悪いのだが、そもそもチーム内にも問題があるのではないか。 自分がいつも引っ掛かっているのは、主力として起用され続けているパウリーニョや菊井の振る舞いである。 この二人は審判や相手選手に食って掛かることが多すぎる。 文句を言う

応援の力 ~応援することで確実に選手の力になる~

気が向いたのでまた書きます。 以前「応援の力」についてエントリーしました。 ホーム愛媛戦の応援について 「やっぱり応援は選手の力になるんだね、確信したよ!」 について書きます。 試合当日の1週間前から7/1の天気予報は雨。予報通り試合中徐々に雨は強くなり、後半がマックス雨量だったと思います(なんという引き!)。この雨でサポーター応援幕はその日に撤収せず翌日(晴れ!)撤収となったと聞いています。そのくらい大変な雨でした。そういえばアウェイ信州ダービーもこんな感じの雨でした

23シーズンJ3全20チーム展望③

・ヴァンラーレ八戸 ・いわてグルージャ盛岡 ・福島ユナイテッドFC ・Y.S.C.C.横浜 ・SC相模原 ・松本山雅FC ・AC長野パルセイロ ・カターレ富山 ・アスルクラロ沼津 ・FC岐阜 ■FC大阪■オフの動向&予想布陣 ・JFLで優勝の奈良クラブと同勝ち点を稼いで2位で昇格 ・最終戦では1万2183人を集客。「ホーム1試合平均2000人超の集客」(ホーム15試合)をクリアする。 ・J3を指揮するのに必要なS級ライセンス未交付の塚原監督は勇退、強化部ダイレクターに

古巣戦。

みなさんこんにちは。 高木利弥です。 今日は先日、古巣である松本山雅との試合があったのでその事について書いていきたいと思います。 僕は大学を卒業してからプロの世界に入り、 有難いことにこれまでに計5クラブ(モンテディオ山形、ジェフ千葉、柏レイソル、松本山雅FC、愛媛FC)でプレーさせていただいています。 どのクラブにも独特な良さがあって色々な思い出があります。 もちろん感謝しています。 またそういう移籍の経緯とか思い出も追って書いていきたいと思います。 どのクラブにも

大学〜プロまで Jリーガーの青年期。

皆さんこんにちは。 高木利弥です。 マガジンの『僕の生い立ち。』に関して、 少し間が空いてしまいました。 前回までは大学に入学するまでの話を書かせていただきましたが、 また続編を書いていきたいと思います。 帝京高校を卒業後、 プロへは行けず、 また中央大学サッカー部のセレクションにも落ちてしまい、 神奈川大学に拾ってもらった僕ですが、 入学してからは、 1年生の間はAチームになかなか入ることができませんでした。 当時の神奈川大学サッカー部は、 関東大学サッカーリーグ1

声出し応援。

みなさんこんにちは。 高木利弥です。 今回は『僕の思ったこと』に関して 書いていきたいと思います。 Jリーグが6月〜8月にかけて声出し応援の検証を始めましたね。 ヨーロッパをはじめ、 海外の試合ではもうすでに声出し応援は復活していて既に元通りになってるなと映像などを見て感じています。 日本はお国柄なのか日本人の真面目な性格からなのか、 なかなか声出しに関しては踏み出せていなくて、 サッカーだけでなく他のスポーツも声が出せない応援の時期が続いていました。 Jリーグのフ

高校から大学へ。Jリーガーの青年期。

みなさんこんにちは。 今回はマガジン『僕の生い立ち』の続きになります。 少し間が空いてしまってますので、 お忘れの人はマガジンの方から飛んで遡って見てみてください。 今回は高校から大学に進学する際の、 進路について書かせていただきたいと思います。 僕の場合、 高校1年で冬の選手権出場 高校2年で冬の選手権出場 高校3年で夏のインターハイ出場 計3回全国大会に出場しました。 しかし、どの大会も初戦敗退で、 全国の舞台では結果を残すことはできませんでした。 高校から進路を

最後の選手権。Jリーガーの青年期。

皆さんこんにちは。 高木利弥です。 いつもありがとうございます。 お陰様で、 少しずつ読んでいただいてる方が増えていて嬉しいです。 前回は初めて高校選手権に出た時や高校サッカーならではの厳しさについて書かせていただきました。 今回も少し延長にはなりますが、 題名にもある通り高校最後の選手権についてなど書かせていただけたらと思います。 それでは本題に入ります。 厳しさが故の良い経験高校1年で高校選手権に出場したという素晴らしい経験させてもらいましたが、 実際に戦ってみて

Jリーガーの青年期。 高校生編

皆さんこんにちは。 高木利弥です。 前回は勝負の世界の厳しさについて書かせていただきました。 父親に関して子ども目線で書かせてもらったので、 また皆さんとは違った考え方だったかと思います。 今回は『僕の生い立ち』シリーズの高校生編をお届けできたらと思います。 高校生編も2つくらいに分けて書いていきたいと思います。 もしよろしければコメントなんかもしていただけると、 次回に反映させられるので嬉しいです。 高校選手権への憧れ前回の中学生編②でも書いた通り、 僕はFC東京U-

勝負の世界。

みなさんこんにちは。高木利弥です。 今回は『僕の生い立ち』とは違った内容でお届けしたいと思います。 また『僕の生い立ち』の方も引き続き投稿予定ですので、 よろしくお願いします。 今回は勝負の世界について少し書いていきたいと思います。 先日父親の監督解任のリリースが出ました。 単刀直入に言うと、 やはり家族ですので、 解任というのはショックというか残念というのが僕の感想です。 リリースが出る前の日に、 チームから呼び出しを受けたと父親から連絡をもらっていたので、 なん