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国内サッカー 記事まとめ

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note公式の国内サッカーマガジンです。国内サッカー(Jリーグを除く)にまつわる素敵な投稿を紹介していきます。
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#サッカーを語ろう

第104回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦サガン鳥栖-横浜FC「連勝に冷や水を」

試合の行方を暗示するような黒い雲はスタジアムのスタンドから顔を覗かせていた。J2リーグで8連勝中の横浜はJ1で17位の鳥栖とどこまで戦えるかは、今の自分たちの強さが本物なのかを計るには絶好の相手だった。 ボールが回らないのは風のせいなのか 試合後松下は「前半のうちは風も強かったせいか、自分のところにボールが来なくて」と話したのだが、果たしてそうなのか。前半中盤にあった、松板、中村、そして永井と自陣の低い位置でパス回しをしていたシーンがある。リーグ戦だと、松下のポジションは

【中断期間特別企画】静岡SSUボニータ 前期ハイライト!

なでしこリーグはサマーブレイクに入ったため、静岡SSUボニータの次の戦いは、9月1日ホームヤマハスタジアムで行われるASハリマアルビオン戦です。 約2か月ボニータの試合が無いのは、やっぱり寂しい。 そこで中断期間特別企画として、前期ハイライト集を作ってみました。 ボニータサポはもちろん、他サポの方でもなでしこリーグを愛する皆さんに見ていただけると嬉しいです。 第1節 vs ASハリマアルビオン(HOME)山本心 涙の開幕戦ゴール 昨年2023年ルーキーイヤーで開幕

【イベント開催レポート】子どもたちの国際サッカー大会!SymEnergy Cupの様子~

こんにちは!シン・エナジーに今年新卒で入社したおじぇいです。今回は、12歳以下の子どもたちを対象にした国際サッカー大会「SymEnergy Cup 2024」の開催レポートをお届けします。 今年はモンテネグロ、台湾、香港、韓国、そして日本全国から16のチームが集まり、サッカーの試合やワークショップを通じて国際交流を深めました。 入社3か月目でこんな素晴らしい経験ができ、「この会社を選んで本当に良かった」と改めて感じています。このイベントの魅力や当社が携わる意義を皆さんにお伝

欧州サッカーの激戦を見ながら、日本代表の強さを思う。ユーロ準々決勝のスペイン対ドイツ。日本は2年前のW杯でこの2国を打ち破る快挙。日本サッカーの未来は明るい

日本から遠く離れた地、ドイツ。ここではサッカーの欧州ナンバーワンを決める国別の選手権(ユーロ)が繰り広げられている。準々決勝では開催国ドイツとスペインの優勝候補同士が激突した。延長にまでもつれる白熱した展開。この激戦を見ながら、日本代表の強さを思った。2年前のワールドカップ(W杯)で、この2国を打ち破っていたのだから。 6日に行われた激闘。前半は中身の濃い0-0。スペイン、ドイツ共に決定的なゴールチャンスがあったが、キーパーの好セーブで防がれていた。 試合が動いたのは後半

2024 なでしこリーグ1部 第15節「ヴィアマテラス宮崎 vs 静岡SSUボニータ」超主観的振り返り

首位宮崎を最後まで追い詰めたのだが・・・・。 2024年6月30日。 静岡SSUボニータは、ヴィアマテラス宮崎とアウェイゲームを戦いました。 宮崎は遠いですね。 遠征できるかどうか何度も検討しましたが、やはり難しかったです。静岡で留守番することにしました。 BLUE GALLOPのメンバーも宮崎に入りました。 私を含め残ったボニータサポーター仲間は、一緒にYouTube観戦することにしました。仲間とわいわい騒ぎながら サッカー観戦するのがこんなに楽しいと思いません

日本のブンデスリーガファンにとって特別だった木曜日 FOKUS Bundesliga!!! #1.2

序論  鈴木良平さんがいなかったら、ブンデスリーガを好きになっていなかった。そういっても過言ではないかもしれない。それほど私がブンデスリーガを好きになるうえで、良平さんの存在は重要だった。私の「ブンデスリーガ観」は良平さんの影響下にある。良平さんが提示するブンデスリーガの見方や歴史は、私にとっての「導き手」だった。とくに私の「ブンデスリーガ観」形成において重要だったのは、サッカーキングが配信する「木曜ブンデス」である。  例えば『教えて教授! 黄金期から現在まで、名門ケル

2024 なでしこリーグ1部 第14節「静岡SSUボニータ vs 愛媛FCレディース」超主観的振り返り

悔しい。悔し過ぎるドロー。 2024年6月22日。 静岡SSUボニータは、ホームエコパスタジアムに愛媛FCレディースを迎え撃ちました。 今季初のエコパスタジアム! 昨年は1試合のみだったエコパスタジアムでの試合ですが、今年は2試合行われることが決定してます。 BLUE GALLPのメンバーと共に声出し応援に参加しましたが、今回はものすごい助っ人が! プロパーカッション奏者のひらまっちょさんが、応援に来てくれました。 私たちのチャントに合わせて叩く太鼓の演奏は鳥肌

スフィーダ世田谷FCvs伊賀FCくノー三重を観に行きました

2024年6月22日(土) 駒沢オリンピック公園へ スフィーダ世田谷FC vs 伊賀FCくノー三重 を観に行きました 2024年シーズンは世田谷区で スフィーダのホームゲームが 2試合開催されるとのことで 久し振りの観戦を楽しみにしていました 到着するとお子さんたちと マスコットたちが元気に体操されていました オフシーズンのスフィーダとの思い出は サミットストア喜多見店 スフィーダ世田谷FC応援バナナの即売会で 2023年シーズンの No.8三本紗矢香選手 No.9新

【初観戦!】なでしこ1部「静岡SSUボニータ」

こんにちは!みやざき潤です。 今回、たまたま日程等の都合があった兼ね合いで興味はありつつもずっと行けていなかった「静岡SSUボニータ」の試合へ行くことができたためその様子をまとめさせていただきました! ぜひご覧ください! ※なお、天皇杯の「ジュビロ磐田-テゲバジャーロ宮崎」も行きましたので、その様子は後日ウルトラスポーツで公開予定ですのでもしよろしければそちらもぜひご覧ください! なでしこリーグ1部で戦う「静岡SSUボニータ」先日パリ五輪の代表メンバーも発表され、男子同

2024 なでしこリーグ1部 第13節「静岡SSUボニータ vs スペランツァ大阪」超主観的振り返り

2024年6月15日。 静岡SSUボニータは、ホームヤマハスタジアムにスペランツァ大阪を迎え撃ちました。 前節のアウェイ名古屋戦では試合終了間際のラストワンプレーで逆転勝利を飾ったボニータ。その勢いでホームヤマハスタジアムでの勝利に繋げたかったところでしたが、結果は1-1のドロー決着でした。 昨年からゆめりあサッカー場だけでなく、ヤマハスタジアムとエコパスタジアムもホームとして戦っているボニータ。 しかし未だ、ヤマハスタジアムとエコパスタジアムでの勝利がありません。次

【EURO2024】歌わないんじゃない、歌えないんだ!スペイン国歌に歌詞がない理由【注目】

こんにちは、しえです!いつもご覧いただきありがとうございます! EURO2024が開幕しましたね!日本ではWOWOWとAbemaが放送中。しかもAbemaは無料という大盤振る舞いです。誰もが世界最高峰の試合を見られるなんて素晴らしい!ぜひ一緒にスペイン代表を応援しましょう。 そのスペイン代表、今夜1時からグループリーグ第1試合のクロアチア戦に臨みます。くじ運の悪いスペインが入っているのは死の組と呼ばれるグループ。スペイン、クロアチア、イタリア、アルバニアが同居するかなり難

合理主義を結果に【EURO2024 グループB1節】スペインvsクロアチア 2024.6.15

EURO2024始まりました。グループB、スペイン代表の初戦をレビューする。デラフエンテ体制のこれまでの戦いはこちら スペイン代表の対戦相手はクロアチア、アルバニア、イタリア。興味深いグループに入った。 ●スタメン・スペイン ウナイ・シモン カルバハル / ル・ノルマン / ナチョ / ククレジャ ロドリ / ペドリ / ファビアン・ルイス ヤマル / ニコ・ウィリアムズ / モラタ 左SBはククレジャ。それ以外は想定通り。 中盤はペドリとファビアン・ルイスになった。

【セリエA再挑戦】パウロ・フォンセカがリールに遺したもの

オランピック・ドゥ・マルセイユにホルへ・サンパオリ🇦🇷、FCナントにセルジオ・コンセイソン🇵🇹、OGCニースにフランチェスコ・ファリオーリ🇮🇹...。 かつてフランス人ばかりだったリーグアン監督業界において、ここ10年で上位クラブを中心に外国人監督が増えた。戦術のイロハを体得した猛者たちが新たな環境として、戦術味の薄い農地を選ぶムーブが高まりつつある。 しかしながら、その逆もまた然り。 かつてエデン・アザールを輩出したフランスの名門LOSCリールは、上位陣の中でもフラン

Raphaël Varane

                  ぼー  2011年、18歳の若者は決断を迫られていた。自分の将来に係わるものだった。どちらのクラブに移籍するか。白い巨人か、赤い悪魔か。レアル・マドリ―か、マンチェスター・ユナイテッドか。彼は前者を選んだ。10年契約という異例の長さでマドリ―ドに降り立った。  それから10年。時は2021年。28歳になった男は移籍を決断する。10年間であらゆるタイトルを取り、『優勝請負人』という誉れ高き称号で愛され、幾度かの契約更新も経て、である。  行