ぼー

フットボール関係のコラムを書きます。 超不定期です。

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最近の記事

24/25 PL MD1 MUNvsFUL

はじめに  EURO,COPA,オリンピックを挟んだ短いオフシーズンが終わり、Community Shieldを経て、ついに2024/2025 English Premier Leagueが開幕した。我らがManchester UnitedはFulham相手にシーズン最初の試合を任され、他のチームより一足早く日本時間金曜深夜28時キックオフとなった。  ここではその開幕戦を振り返っていきたい。 フォーメーション  まず、スタメンと途中交代は下の通りになった。下のUnit

    • Anthony Martial

       ワクワクする選手。この思いは今になっても変わらず心の中にある。Anthony Martial 世に出てきた当初はアンソニー・マーシャル(マルシアル)と呼ばれ、今ではアントニー・マルシャルが一般的となった28歳のフォワードだ。  初めて彼の存在を知ったのは彼がASモナコでその名を広めて始めていた頃だった。「モナコに10代の凄いドリブラーがいる。」そんな噂を耳にして、プレーを見てみた。サイドラインいっぱいでボールを受けると、足で転がしつつ、対面のサイドバックとの距離を詰めていく

      • Raphaël Varane

                          ぼー  2011年、18歳の若者は決断を迫られていた。自分の将来に係わるものだった。どちらのクラブに移籍するか。白い巨人か、赤い悪魔か。レアル・マドリ―か、マンチェスター・ユナイテッドか。彼は前者を選んだ。10年契約という異例の長さでマドリ―ドに降り立った。  それから10年。時は2021年。28歳になった男は移籍を決断する。10年間であらゆるタイトルを取り、『優勝請負人』という誉れ高き称号で愛され、幾度かの契約更新も経て、である。  行

        • 初会

           こういう表現は好きではないが、推しに会いに行った。  今朝起きて、iPadの充電が無くなっていることで、昨日みんなとスペースをやっている最中に寝落ちしたのだと気づいた。みんなに一言のお詫びを言うために、ツイッターーまだアプリのアップデートをしておらずiPhone上そう表示されているから、そう呼んでいるーを開くと、そこに推しが今日のイベントを告知しているツイートーこれもまだこう表示されているので、こう呼ぶーがあった。場所は家から電車で30分くらいのところだ。正直、これまでも

        24/25 PL MD1 MUNvsFUL

          23/24 PL MD15 MUNvsCHE

            初めに お久しぶりです。今朝のMUFC vs Chelsea、マンチェスター・ユナイテッドの見事な勝利でしたね。ここでは、その試合を振り返っていきたいと思います。以下、読みやすさのために、調を変えます。 前半 CHEのキックオフで始まった前半、開始直後からMUNは前線ガルナチョ,ホイルンド,アントニーの3人と右IHに入ったブルーノで猛然とCHEディフェンス陣にプレスをかけていく。左IHのマクトミネイはエンソに、アンカーのアムラバトはパーマーにマンマークのスタイルを選択

          23/24 PL MD15 MUNvsCHE

          18年ぶり優勝!!今季の阪神振り返り part1 ~開幕まで~

          阪神タイガース、リーグ優勝!! 阪神タイガースは今日9月14日にセ・リーグ制覇を決めた。ついに、優勝と言うことができる(今度は日本一がアレかな?)。実に18年ぶりの快挙だ。そこで今季の優勝までの道のりを振り返っていきたい。 2022年~2023年春季キャンプ前 2022年1月31日、球春到来を前に阪神に関するビッグニュースが入った。矢野燿大監督がシーズン前にも関わらずシーズン限りの退任を発表した。2021年に勝率差で優勝を逃したチームは動揺が走ったのか、よもやの開幕9連敗ス

          18年ぶり優勝!!今季の阪神振り返り part1 ~開幕まで~

          22/23 マンチェスター・ユナイテッド 主要選手個人評価 10点満点(及第点6)

          22/23 マンチェスター・ユナイテッド 主要選手個人評価 10点満点(及第点6) 1人あたり150字以内で書いているので、大まかなものとなっています。 プレーの解像度は決して高くありませんが、是非、お楽しみください。 それでは、スタート! 監督 監督 8  就任1年目の及第点としていたPL4位以内とトロフィー1つを達成。ユナイテッドの哲学をサー・アレックス以来、取り戻し始めた。チームマネジメントやマンマネジメントでもボスとして毅然とした対応を続けた。チーム戦術の浸透

          22/23 マンチェスター・ユナイテッド 主要選手個人評価 10点満点(及第点6)

          ファン・ハールとテン・ハグにおけるオランダ化の違い

          分析・文責 ぼー  オラニエは独特である。フライングダッチマンの異名を持つ人々であり、彼らの思考法はヨーロッパ人の中でも特異であると言って差し支えない。さすが、最初に海洋覇権を握った人種だ。フットボール界においても彼らは、選手のみならず、監督としても異彩を放つ者が多くいる。FCバルセロナに今の源流をもたらしたトータル・フットボールの創始者で、アヤックスのホームスタジアムにその名を残すヨハン・クライフを筆頭に、枚挙にいとまがない。さて、今イングランドのビッグクラブであるマンチ

          ファン・ハールとテン・ハグにおけるオランダ化の違い

          多くの選手たちを苦しめてきた呪いの正体(20年夏初載)

           サッカーには象徴的な背番号というものが存在する。クラブのバンティエッラとなる者が着けるに適した番号が。多くのクラブでは、10番がこれに当たるだろう。元ローマのトッティが良い例だろう。彼自身の愛称がバンティエッラなのだから。ただし、違う番号がその役割を果たすクラブもある。バルセロナの14番やマンチェスター・ユナイテッドの7番がこれに当たるだろう。ヨハン・クライフやエリック・カントナ、クリスティアーノ・ロナウドが着けた番号である。これらには共通点がある。それは、現在空き番号だと

          多くの選手たちを苦しめてきた呪いの正体(20年夏初載)

          岡崎がユナイテッドに合う理由!(18年夏記事)

          ・ユナイテッドに現在1人しかいない純粋なCFである。(イガロだけ,マルシャルはLF,グリーンウッドは本来的にはCFであるが今はRFと考える) ・現在スカッドに足りないベテランである。 ・いじられキャラであり、どんなチームでも馴染むことができる。 ・PL経験者どころか、優勝チームの優勝時主力 ・決定力は確かに低いかもしれないが、オフザボールの動きや守備力は随一であり、マルシャルの手本にもなりうる。ブルーノやポグバのパスセンスがより伸びる可能性まである。 ・DJの良いお手本となる

          岡崎がユナイテッドに合う理由!(18年夏記事)