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海外サッカー 記事まとめ

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#サッカー戦術

7/28 親善試合 東京ヴェルディ vs ブライトン 欧州との壁(スポーツナビに掲載されました!)

現地観戦はできなかったけど、アマプラでディレイ観戦。 まずはスタメン。 ヴェルディはほぼリーグ戦と同様のスタメン。 綱島 → 宮原が変更した程度。 対するブライトンは主力選手が概ね不在で、1.5~2軍程度のメンバー。 不在メンバー フェルブルッヘン、ダンク、マーチ、ジョアン・ペドロ、エヴァン・ファーガソンなど 試合内容 試合のハイライト ヴェルディが序盤からいい入りを見せる。 6分には高い位置で奪ってのショートカウンターを見せるも、山見のシュートはDFにブロックされ

7/28 パリ五輪 男子サッカー 第2戦 vs マリ 勝って兜の緒を締めよ

早朝開催されたこの試合。 まずはスタメン 山田楓喜がスタメン!! ヴェルディサポーターとしてはこれは絶対見逃すわけにはいかないということで、起きてよかった。 大会のレギュレーションが変わったことで、バックアップメンバーも入れ替えで出場ができることで、チャンスを掴む。 試合内容 前半は日本が積極的に仕掛けているように見える。 藤田、荒木、斎藤など複数人が絡んで崩し、楓喜がサイドに張って裏を狙う展開が見られる。 このまま行きたいところではあったが、なかなか決定機をモノにで

2024/7/15 EURO2024 決勝 スペインvsイングランド シン・無敵艦隊の誕生

表題の件、まずはスタメン。 スペインは出場停止明けのル・ノルマン、カルバハルが復活。 イングランドはショーが決勝で初めてのスタメンに。 お互いに現時点でのベストメンバーといえる布陣だ。 試合内容先日も記載したようにスペインの方がチームとしての完成度が高く、有利に試合を運ぶと考えていたが、想定していた通りだった。 ボールを保持し、セカンドボールの回収、素早いプレスと前半からスペインが攻勢をしかける。 対するイングランドは守備ブロックを作って、守ってチャンスを伺うような状態が

2024/7/10 EURO準決勝 スペインvsフランス 試合巧者なスペインについて

今朝行われた表題の試合について。 試合内容まずは両チームのスタメン スペインは出場停止のル・ノルマンに代えてナチョ カルバハルに代えてナバスを投入。 フランスとしてはこのディフェンス陣を崩したいところであるが、スペインがどう守るかが見ものである。 そんな中で先制をしたのはフランス。 左サイドのエンバぺのクロスにコロ・ムアニが合わせて先制。 エンバぺのクロスが良かったことと相手の背後をつけたコロ・ムアニの良さが出たゴールであった。 スペインとしては左サイドのエンバぺをど

2024/7/5 EURO2024 準々決勝 ドイツvsスペイン ハイレベルな戦いの行方

表題の件、だいぶ時間差になってしまったが改めて書き起こす。 試合内容まずは両チームのスタメン スペインは変化なし。 ドイツはこの準々決勝でエムレ・ジャンをスタメン。 何故アンドリッヒではなく、ジャンなのかは謎である。 試合は前半から両チーム球際激しく奪い合い。 特にスペインは高い位置でボールを奪い、プレスがハマっている。 対するドイツはビルドアップがあまりうまくいってない印象。 そんな中で前半8分にペドリが負傷退場。 ダニ・オルモが投入される。 ペドリが抜けたとて、

最初からやれんのか 【EURO2024 グループB2節】クロアチアvsアルバニア 2024.6.19

初戦を落とした同士の2試合目。3ポイントが欲しい試合。 ●スタメン・クロアチア リバコビッチ ユラノビッチ / シュタロ / グヴァルディオル / ペリシッチ ブロゾビッチ / モドリッチ / コバチッチ マイェル / ペトコビッチ / クラマリッチ SBにペリシッチを置いているという事は攻撃的。右SBはユラノビッチ。最前線はペトコビッチになった。 ・アルバニア ストラコシャ ヒサイ / アイエティ / ジムシティ / ミタイ アスラニ / ラマダニ / バイラミ /

合理主義を結果に【EURO2024 グループB1節】スペインvsクロアチア 2024.6.15

EURO2024始まりました。グループB、スペイン代表の初戦をレビューする。デラフエンテ体制のこれまでの戦いはこちら スペイン代表の対戦相手はクロアチア、アルバニア、イタリア。興味深いグループに入った。 ●スタメン・スペイン ウナイ・シモン カルバハル / ル・ノルマン / ナチョ / ククレジャ ロドリ / ペドリ / ファビアン・ルイス ヤマル / ニコ・ウィリアムズ / モラタ 左SBはククレジャ。それ以外は想定通り。 中盤はペドリとファビアン・ルイスになった。

保持してナンボ。【EURO2024 グループB1節】イタリアvsアルバニア 2024.6.15

さてアルバニア。馴染みがないような、たまに聞くような、なのでちょっとだけ調べました。 場所はここ 東欧の火薬庫に近く、それでいてオスマン帝国にも近いという絶妙な距離感にある国。その影響で欧州の中では断トツでイスラム教徒の割合が多い国でもあります。約60%くらい。割と緩やかな世俗的ムスリムが多い。ところで国旗がどことなくMARVELのハイドラのロゴに似ていて悪役感がありますね。 戦後はソ連に近寄って社会主義色が強くなったりとここでも独自の動きをしている不思議な国である。そ

エッセイ 「サッカーのフォーメーション徹底解説 〜 基本形と2024年現在のトレンド」

《はじめに》 おととい6月11日、サッカー日本代表はシリア代表と試合を行い、5-0で勝利しました。 森保監督は前半は3バック、後半は4バックとフォーメーションを使い分けてこの試合に臨みました。 すでに2次予選を首位で突破することが決まっていたので、今後を見据えて、戦い方に幅を持たせるために、違うフォーメーションを試したのでしょう。 念のために説明しておきますと、フォーメーションとは選手の配置隊形のことで、謂わばシステム(選手が動く際の仕組み)を機能させるための型です。 フォ

オールコートマンツーマン

今季EL決勝にてレヴァークーゼンの無敗記録を止め見事優勝してみせたガスペリーニ率いるアタランタ その際話題になったのはアタランタの守備「オールコートマンツーマン」です 今回はその「オールコートマンツーマン」について書こうと思います。 オールコートマンツーマン(マンツーマン)とはマンツーマンディフェンスとはゾーンディフェンスとは違いマークする相手によって守備者の立ち位置が決まります ボールと自分がマークする選手を同一視野に入れながら守備をしなければなりません 相手を背中で消し

so beautiful アトレティコ・マドリー2023-2024シーズン総括

まとめます。これでおしまい。 タイトルはおれの人生のお友達、FILTERのBeautifulより いきます。 ●成績シメオネ体制のフルシーズン12年目で初めて3位以内を逃したシーズン。43失点は過去最多タイ。個人的には"ジローナ凄かったね"という感想だが、まずいぞという論調があったりするんでしょうか。よく知りません。 12節ラス・パルマス(1-2)に負けるまでは割とマドリーとジローナについていけたがバルサとアトレティックにアウェーで負けた辺りから厳しくなった。「直接対決

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【アトレティコ・マドリー選手名鑑23-24】遠い旅の空の下で

23-24シーズンも終了。今年の選手名鑑です。画像を送ってくれた皆様、ありがとうございました。 今年のタイトルはストレイテナーの「ネクサス」の歌詞から。僕らはたまたま同じ船に乗り合わせただけの赤の他人。サッカークラブってのはそういうもの。今日を大切にしながら、行きましょう。 GK13.ヤン・オブラク(31歳🇸🇮) 公式戦全試合にフル出場した大魔神。気づけばアトレティコ生活10年目となった。ちなみにラリーガ38試合フル出場はこれが4度目。すごい。 なんだか目立たないシーズ

チラシの裏 23-24 ラリーガ全チーム短評

一年間まあまあな試合数を見てきたので、せっかくだからチラシの裏に書き貯めていた各チームの総評を公開。今季は年末の通信簿に続いて の一言メモも載せていく。 ●1位:マドリーベンゼマ(→アル・イテハド)がいなくなりベリンガム(←ドルトムント)が来たマドリーは開幕から怪我人が続出。クルトワとミリトンを早速失い、年末にはアラバまで大怪我。CBがリュディガーとナチョ(とチュアメニ)しかいなくなり、23節アトレティコ戦ではカルバハルがやっていた。 GKはスクランブル補強したケパ・アリ

赤と白の夢を見て 38節 アトレティコvsソシエダ(A) 2024.5.25

最終節。ソシエダとの前回対戦。 ソシエダとの試合は先季が4節と37節、今季が9節と38節という事もあり本当にここ2年間あまり見ていない。中間で"そろそろ見とくか"ってタイミングがないのよね。今季は6位が確定しており、お互い完全消化試合。 ●スタメン・アトレティコ オブラク ヴィツェル / ヒメネス / アスピリクエタ ジョレンテ / デ・パウル / コケ / フェルメーレン / リーノ グリーズマン / コレア ヒメネスは出場停止明け。左HVはアスピリクエタ。 フェルメ