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埼玉西武ライオンズ 記事まとめ

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どうしても勝ってほしい人たちがいる。ロッテ相手にプロ野球ワーストの14連敗を喫した西武。五輪で悪戦苦闘中の日本女子バレーボールチーム

応援せずにはいられない。どうしても勝ってほしい人たちがある。プロ野球では、同一球団相手に14連敗でワースト記録を喫した西武。そしてパリ五輪では悪戦苦闘が続く日本女子バレーボールチームだ。もがいているチームに勝利の喜びを味わってほしい。努力の結晶が勝利という形で実を結んでほしい。 プロ野球では今季、パリーグ最下位に低迷する西武。93試合を終えて、首位ソフトバンクとは32.5ゲームも離されている。なかでも2位のロッテには開幕14戦全敗といまだ勝利がない。 8月1日にアウェーの

指導者はいつも批判にさらされる厳しい役目。サッカーイングランド代表のサウスゲート代表が退任。欧州選手権2度の準優勝など輝かしい功績。黄金期の西武の名将を思い出す

指導者というのは、いつも批判にさらされる厳しい役目だと思ってしまう。サッカーイングランド代表のガレス・サウスゲート監督(53)が退任することとなった。先日まで行われていた欧州選手権で準優勝に導くなど好成績を挙げた。それでも大会中に監督は批判の的となっていた。プロ野球では西武の黄金期の名将を思い出す。監督は切ない仕事だ。 今年の6月から7月にかけて行われた欧州選手権。決勝でイングランドは1-2でスペインに敗れ、悲願の初優勝とはならなかった。 それでも、サウスゲート監督は前回

人に支えられての努力は必ず実を結ぶ。「石の上にも3年目」。育成出身の西武・菅井投手がプロ初勝利。同じ左腕の内海コーチと二人三脚で成長

人に支えられての努力は必ず実を結ぶ。育成出身の西武、菅井信也投手がプロ初勝利を挙げた。「石の上にも3年目」。同じサウスポーの内海哲也コーチと二人三脚で成長を遂げた。球速もアップし、6月に育成から支配下選手となった21歳。この日の勝利は恩返しにもなった。チームの連敗を8で止める活躍。レオ軍団にニュースターの誕生だ。 15日にホームの所沢で行われたオリックス戦。菅井投手は初回、三者凡退に抑えた。2番打者の鋭いライナーをセカンドの外崎修汰選手がダイビングキャッチ。好守にも支えられ

新天地で頑張るあなたを応援したい。西武から巨人へ移籍の若林選手。九回にサヨナラ打。チームの6連勝に貢献。打つべき人が打ち、新戦力が活躍するチームは強い

新天地で頑張る人を応援したくなる。6月にトレードで西武から巨人へ移籍した若林楽人選手。プロ入り4年目の26歳。西武時代は活躍できたとは言えず、名門球団で飛躍を遂げようと必死だ。首位攻防戦で九回にサヨナラ打を放ち、チームに居場所を確保したように思える。新戦力が活躍するチームは強い。若林選手が巨人の復活へ大きな力となっている。 12日にホームの東京ドームで行われた首位攻防第1ラウンド。巨人はDeNAと接戦を繰り広げた。 二回に主砲の岡本和真選手がレフトスタンドへソロ本塁打を放

新天地でチャンスをつかめ!西武にトレードされた野村大樹選手。ソフトバンクでは今季の1軍出場2試合のみ。移籍後いきなり初打点。ここから腕の見せ所だ

新天地でチャンスをつかんで!ソフトバンクから西武にトレードされた野村大樹選手にエールを送りたい。プロ入り6年目の23歳。昨季は1軍で自己最多の41試合に出場しながら、今季は2試合のみ。強力打線のホークスの中でチャンスをつかむのは難しい。それならば、今季低迷する西武に移籍した方が出場機会は多そうだ。若獅子として飛躍してほしい。 野村選手は東京の早稲田実高出身。2年生のころは清宮幸太郎選手(現・日本ハム)と主軸を組み、2017年の春の甲子園に出場した。高校通算68本塁打とパンチ

「タケウチ、神の子、不思議な子」。西武のドラ1ルーキー、武内投手が無傷の5連勝。新人左腕として31年ぶりの快挙。チームが最下位と低迷する中で「希望の星」だ

きっと、ノムさんだったら、彼のことをこう評していただろう。「タケウチ、神の子、不思議な子」と。西武のドラ1ルーキー、武内夏暉投手(22)が無傷の5連勝を達成した。新人左腕としては31年ぶりの快挙だ。チームが最下位と低迷する中で、負け知らずの投手は「希望の星」だ。勝ち運は安定感のある投球が導いているのかもしれない。 武内投手は4日に福岡で行われたソフトバンク戦に先発登板。8回無失点に抑えて、5勝目をマークした。 140キロ台後半の直球に、カーブやチェンジアップの変化球も駆使

チームが弱いのは監督のせいなのか?悩める横浜F・マリノス。今季J1で12位と低迷中。監督交代論まで。プロ野球の西武は監督が交代しても効果ないが…

チームが低迷しているのは監督の責任だろうか。サッカーJ1で横浜F・マリノスが12位と、もがいている。リーグ戦では4年ぶりとなる3連敗を喫した。監督交代を求める声もヒートアップしているが、それで問題は解決するのだろうか。プロ野球の西武は今季最下位に苦しみ監督が交代したが、事態は改善されていない。マリノスよ、ここが正念場だ。 3日にニッパツ三ツ沢球技場で行われたホームゲームの鳥栖戦。前半をスコアレスで終了。後半9分、相手に縦パスをつなげられ、先制点を献上してしまった。これが鳥栖

20回目のセ・パ交流戦、見所満載

 球界再編から20年ということは、すなわち交流戦も20回目ということだ。毎年青葉美しき季節に、セ・パの両雄が対決するのはおなじみになった。今回は、そんな交流戦の見どころを独断で選定したので、是非皆様と共有させて頂きたく思う。 【Bs-S】奥川恭伸、涙の5回79球 奥川という男のプロデビューは鮮烈だった。北陸の古豪・星稜高の天才エースがドラフト1位で鳴り物入りの入団しそのまま9勝を挙げる活躍。特に巨人戦にはめっぽう強く、日本シリーズ進出を競ったクライマックスシリーズでは巨人打

栄枯盛衰。1990年代の黄金カードから30年。リーグ最下位同士の戦いに見えた両者のプライド。セパ交流戦。ヤクルトが西武にサヨナラ勝ち。記念の一打が飛び交う好ゲーム

時が過ぎるのが、あまりに早く感じる。1990年代の黄金カードだったヤクルト対西武。あれから30年経ち、両者がリーグ最下位で交流戦を戦うことになるとは。まさに栄枯盛衰。しかし両者のプライドがぶつかり合い、延長にもつれる展開に。記念の一打が飛び交う好ゲームとなった。 4日に神宮球場で行われたセパ交流戦。ヤクルトと西武は共にリーグ最下位。弱くても意地がある。両者のプライドがぶつかり合う試合となった。 先制したのはヤクルト。初回に長岡秀樹選手がレフトへタイムリーを放った。このリー

栄光と苦悩を重ねた後の「めぐりあう時間たち」。甲子園のスター→立教大学→プロ選手。ロッテの沢田投手と西武の田村投手。同い年の2人が同日に勝利投手

同い年のピッチャー2人が別々のマウンドで輝いた。かつて兵庫と大阪の強豪校で甲子園のスターとなり、同じ大学に進学。その後、別々のチームのプロ選手となる。1994年生まれのロッテ・沢田圭佑投手と西武・田村伊知郎投手。同じ日にそれぞれの試合の勝利投手となった。栄光と苦悩を重ねた末に、2人の時間がめぐりあった。 6月1日のセパ交流戦。ロッテ・沢田投手と西武・田村投手が共に別々の試合でリリーフピッチャーとして登板し、直後に味方チームがサヨナラ勝ちを収めたため、2投手が勝利投手となった

ヒーローが去った後は、新たなヒーローが生まれる。西武のドラ1ルーキー武内投手が無傷の4勝目。防御率1.27でリーグトップに浮上。チーム屈指の大砲を失った後の救世主に

ヒーローを失った後には、新たなヒーローが登場するものだ。西武のドラ1ルーキー武内夏暉投手(22)の快進撃が続いている。交流戦では中日相手に六回途中無失点の好投で無傷の4勝目。防御率1.27でリーグトップに浮上した。昨季オフにFAでチーム屈指の大砲を失った西武。しかしルーキー左腕がチームの救世主となっている。 30日に名古屋で行われたセパ交流の中日戦。西武が初回に先制点を奪う。そして、この日先発の武内投手が直後のマウンドで三者凡退に抑える。いずれも内野ゴロ。打たせてアウトを取

日本シリーズの「前哨戦」。きょうからセ・パ交流戦。各リーグの上位勢がいきなり激突。3週間各18試合の戦いが開幕

日本シリーズの「前哨戦」。きょう28日からプロ野球のセ・パ交流戦が3週間にわたって行われる。開幕カードには、いきなり各リーグの上位勢がぶつかる対戦も。序盤からギア全開でないと、チームの失速につながりかねない。各チーム18試合ずつ。ペナントレースに勢いを生むチャンスでもある。苦境にいるチームにとっては反転攻勢への起爆剤だ。 セリーグでトップを走る阪神は、開幕カードでパリーグ2位の日本ハムと対戦する。昨季38年ぶりに日本一となった阪神。一方の日本ハムは2年連続リーグ最下位。対照

絶望するにはまだ早すぎる。西武が39試合目で自力優勝消滅。若手選手は活躍。エース高橋光成投手が勝ち出せば、一縷の望みはある

アメリカの作家レイモンド・チャンドラーの名作「長いお別れ」には「ギムレットにはまだ早すぎるね」という有名なセリフがある。私は西武の選手たちに、こう伝えたい。「絶望にするにはまだ早すぎるね」。今季39試合目で自力優勝の可能性が消滅した、しかし若手は着実に成長しており、エースの高橋光成投手が勝ち出せば、一縷の望みはあるはずだ。 18日にアウェーの福岡でのソフトバンク戦。西武は2-3と逆転負けを喫して、今季13勝26敗となり、借金は今季ワーストの13に膨らんだ。最下位の西武は首位

結果が出ずに、もがく人を応援したい。西武のエース高橋光成投手が今季未勝利。けがで出遅れ。今季5試合目の粘投も実らず

結果が出ずに、もがく人を応援したくなる。西武のエース、高橋光成投手(27)のことだ。今季はけがで出遅れ、1軍マウンドに立ったのは4月中旬。ただ5試合に先発するものの白星をつかめずにいる。勢いに乗れないエースと比例するように、チームもパリーグ最下位に低迷中だ。まずは1勝。チームの躍進のカギは、エース右腕の出来にかかっている。 光成と書いて「こうな」。高校時代からファーストネームで呼ぶ方がしっくりする投手だ。群馬の前橋育英高2年時に夏の甲子園を制する原動力となった。翌年のドラフ