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埼玉西武ライオンズ 記事まとめ

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2021年3月の記事一覧

2021年のライオンズを展望する

いよいよ開幕したプロ野球 ライオンズは2年ぶりのリーグ優勝、そして13年ぶりとなる日本一を目指してのシーズンとなりますが、解説者の順位予想を見る限り、優勝はおろかAクラス入りも難しいとされる有様 勝率との相関関係が強いとされる得失点差において、昨シーズンはリーグ最下位となるマイナス64点。しかしFAで獲得した選手はおらず、新外国人選手もS.ノリンの代わりに獲得したM.ダーモディと入れ替わっただけ。ドラフトでも即戦力の選手は獲得しておらず、低評価になるのも致しない ただフ

野球観戦って、筋少のライヴみたいだ。

「なんていうか、日本の文化のひとつだよね。」 そう言って夫は、以前みたいな声での応援はできなくとも充分にぎわっている姿が楽しげな、画面の中のメットライフドーム(西武ドーム)を眺めた。 「子どもの頃はさ、野球中継の延長があとの番組に影響するのがイヤだったよ。」「でも大人になった今となっちゃあ、あの盛り上がっている感じが心地いいよね。」 そんなことを話しながら、テレビ埼玉によるライオンズ中継を観る。 (ここのところしつこく話題にしていて申し訳ないのだけれど、今の時期にがっ

メットライフドーム開幕戦試合後記

 本日メットライフドームで開催された埼玉西武ライオンズVSオリックスバファローズ戦、現地観戦をしてきた。 試合は森友哉選手のホームラン、栗山選手、中村選手のマルチ安打などによるタイムリーで4点を取り、投げては髙橋光成投手が7回途中3失点、後を受けた平良増田両投手が後続を断ち2021年開幕戦を白星で飾った。 今日の試合の勝因は相手のセカンドの太田選手とショートの紅林選手この2人の不味い守備だと断言できる。 初回金子選手のショートへの当たりをランニングスローしてワンバウンド送球

西武ライオンズ今季期待の選手を紹介(超個人的)

2021年3月26日、待ちに待ったプロ野球が開幕。 そんな開幕戦を観ながら、このnoteを書いている。少し遅くなってしまったが、埼玉西武ライオンズの個人的に期待している選手を紹介したい。 開幕戦を観ながら居ても立っても居られなくなった気持ちをnoteに吐き出しているに過ぎないので気楽に読んで欲しい。 期待の選手・投手編 高橋光成昨季後半からついに覚醒の階段を登り始めた大器。ストレート・スプリット・カットに大きいスライダーやカーブを混ぜ、現代の本格派投手のお手本のようなピ

2021ライオンズ展望と今年もライオンズを愛する話

かつてなく短いオフ、無観客キャンプを経て26日に2021シーズンが開幕します。毎年のことながら不安と期待が交錯していますがシーズン展望を書いてみます。 ■戦力分析:先発 高橋光成、松本航、平井克典、今井達也、浜屋将太 上間永遠、十亀剣、榎田大樹、内海哲也、本田圭佑、佐々木健 (Z.ニール、M.ダーモディ) 率直に言って不安が大きい。 昨季後半戦で覚醒した光成はエースの投球をしてくれる…と思っているけど、自身初の開幕投手を務めることで、山本由伸・石川柊太・涌井秀章ら各チーム

俺の大学四年間①

初投稿の記事では、自分のきっかけを書いてみたが、ここからは自分の大学四年間を記していこうと思う。 この四年間を他人に紹介して帰ってくる言葉を予想するなら 「勿体無い大学四年間」「サークル入ればよかったのに」「青春の欠片もない四年間」 自分でもこれは反論の余地が無いくらいの正論だと思っている。しかし、この四年間のほとんどをライオンズに捧げたことは後悔なんて微塵もしてないし、むしろ無理にサークルに入らなくてよかったと思ってる。前置きが長くなったが、学年ごとに振り返っていこう

ライオンズファンになったきっかけ

初めてまして、とりぷるです。この度大学卒業を機に、私もブログを始めてみましたが、自分を知らない人が大半だと思うので、まずは自己紹介から。 私は神奈川に住む大学四年生で、4月から就職する。ごく普通の大学生... と言えるような大学四年間は絶対に送ってない自信がある。 私の趣味はプロ野球観戦なのだが、好きな球団は西武ライオンズである。よく友達に言われていたのが、 「なんで横浜ファンじゃないの?」 これは自分でも不思議に思う。時々「ライオンズを応援してなにが悪い」と思うこ

本格的な先発転向を目指す平井選手はどのように変化したのかをデータ的に考察する

2020年シーズンオフ中、平井選手の先発転向が報じられました。そして実際に平井選手はキャンプでの調整、そしてオープン戦での活躍を経て開幕3戦目の椅子を確保することに成功しました。 ライオンズの先発投手陣は年々防御率が悪化しており(先発防御率 2018: 4.17➡ 2019: 4.64 ➡ 2020: 4.87)平井選手の先発転向には大きな期待がかかります。 しかし先発と中継ぎは大きく異なるもの、実際のところ平井選手はどのようにして先発転向に対応しようとしているのでしょうか。

メットライフドーム リニューアルレポート #獅子まんま

2017年11月15日にメットライフドームの改修計画が発表されてから3年4か月。 長い工事を終え2021年3月26日にグランドオープンを迎えます。 それに先立って行われたオープン戦を3試合見に行ったので、気が早いレポートをお届けします。 ・座席とにかく席種が多い! チケットの種類で言うと去年は31席種だったのですが、今年は41席種。 「内野指定A、B、内野自由、外野自由」くらいのザックリした分け方を知ってる者としては何が何だか。 せっかくなので色々座って楽しみたいですが、人

OP戦を勝利で締めくくったのは気持ちいいが

今日21日埼玉西武ライオンズは本拠地メットライフドームに東京ヤクルトスワローズを迎え8対6と勝利しOP戦を締めくくった。試合後森友哉選手会長と辻発彦監督のインタビューがあり、森選手は昨年悔しい思いをした分先ずはリーグ優勝、そして日本一を目指す、と宣言し辻監督も新しくなったメットライフドームで選手を 鼓舞してほしい、と訴えていた。 最終戦を勝利で飾り開幕を迎えるのは気持ち的にも前向きになれる。しかし同時に課題も多くあった。それも突発的ではなく慢性的なそれだった。 今季先発転向予

勝っても雑なプレーの連続ではいただけない

 本日新しく生まれ変わったメットライフドームで初の対外試合広島東洋カープとのオープン戦、結果は木村選手の併殺打の間による1点を松本航、佐野、平良、ギャレットの4投手で守りきり辛勝という形で終えた。 先ず先発した松本投手は今日はカウントを取る変化球、打者を打ち取る変化球が比較的よく決まり特に縦スラ、カットボールがよく決まった。3ボールまで持ち込まれたのは4打席あったが、そこから四球を出したのは2回とそれまでは3ボールになると殆ど根負けして歩かせるのが常だったが多少の進歩は見られ

根本陸夫のチーム立て直し手法

◉日本ではトレードというと、監督批判や首脳陣批判、球団批判で出される、というイメージが強いですね。内と外の論理で、ある種のコミュニティからの追放という懲罰の側面が。その点で、寝業師と呼ばれた根本陸夫氏の仕掛けたトレードは、両球団にとってメリットがあるように、よく考えられたモノでした。内容もまさに大型トレードという感じで、他球団や評論家も驚く内容でした。 【田口麗斗⇔廣岡大志、活躍するのはどっち? 過去の大型トレードを振り返ると…【張本・落合・秋山・糸井・大田】】Number