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アルビレックス新潟 記事まとめ

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#albirex

『最高の形で中断期間へ』2024.J1 #24 セレッソ大阪×アルビレックス新潟

スタメン 戦前 ・保持にリソースを注ぐ訳ではなく、かといって非保持を強調する訳でもなく。小菊体制発足後のセレッソはリーグ内でも比較的ニュートラルな戦略の下で存在感を示しています。 ・クラブ創設30周年を迎える今季ですが、SBの6番化によって相手のプレスを迷わる「3-2-5」システムに本格的に着手すること、強烈なWGの個人能力と大エース,レオセアラの得点力を結び付けてフィニッシュワークで違いを見せること。これらによって例年より保持ひいては攻撃力の強化に取り組んでいる印象を受け

ビエルサライン:2024 J1 第23節 FC東京×アルビレックス新潟

国立開催でド派手と洗練を見事に調和させた東京シティらしいキックオフ前の演出は本当に凄かった。レーザーと火薬どっちの演出なのか読めなかったのだが自分の直感を信じて設定したカメラがドンピシャでハマった。新潟のサッカーもドンピシャでハマってほしかったがそうは上手くいかなかった。なんでだよ! この試合における新潟の出来事としては決定機ロスになるだろう。そんなのは選手もベンチもサポもみんなわかっている。わかっているのだが新潟が勝手に外しまくったわけではなくて外れる結果となるようにFC

サガン鳥栖の(とんでもない)守備戦術:2024 J1 第22節 アルビレックス新潟×サガン鳥栖

鳥栖は対戦するたびに独特かつ屈強な守備戦術をしてくるチームだと思っていたのだが、この試合では今までの鳥栖とは違い意図の読めない守備戦術をぶつけてきた。今回はそんな鳥栖の守備戦術について書いてみたい。 以前の鳥栖の守備戦術については過去の記事を置いておくのだが、本当に洗練されていて戦術と戦術が噛み合う試合だったのに今回はよくわからない試合になってしまった。もしかしたら俺の期待値が勝手に高くなっていただけかもしれない。大量失点で負け惜しみ言ってるわけじゃない! 試合開始の序盤

史上最強の特別指定(稲村隼翔2024):2024 J1 第21節 北海道コンサドーレ札幌×アルビレックス新潟

稲村が凄いとかそういう次元じゃないレベルなので書かざるを得ない。特別指定で正式入団は2025シーズンからなのにあと4分出場するとA契約締結となってしまうのだが入団前にA契約締結するという事例は過去にどこかのクラブであったのだろうか。俺たちは伝説のプロローグを見ているのかもしれない。大学の試合と並行してJ1の試合もこなすとか色々理解できないことをサラッとやってしまう稲村が本当に凄い。東洋大学様、本当にありがとうございます。 そんな稲村、この試合では交代を絡めた左サイドバックに

ディス・イズ・アルビレックス:2024 J1 第20節 サンフレッチェ広島×アルビレックス新潟

アルビレックス新潟を象徴する2分間の動画。スペイン人指導者の知見と信念と誇りと情熱をエンブレムに詰め込み、自分たちを信じて積み重ねてきた4年半。絶対に揺るがないものがそこにはある。完璧なビルドアップ、完璧なトライアングル、完璧なオフ・ザ・ボール、完璧なラストパス。そして完璧なシュート。全てが完璧だったアルビレックス新潟のフットボールが生み出した美しいゴールである。 スローインから始まった1分5秒のプレイだが、ここまで積み重ねてきた時間は4年半である。その前の苦しい時代やビッ

キャプテン・ゴメス:2024 J1 第19節 アルビレックス新潟×川崎フロンターレ

ノーモアヴェルディ!ノーモア川崎! 両者のストロングを全部出し切った試合は劇的な結末を上書きする劇的な結末で終わった。試合終了直後はアレコレ感情の整理がつかなくてプンスカしたりもしたけど、何が足りなかったのかは選手やスタッフが一番良くわかっているみたいなのでプンスカしないことにする。この経験が次の勝ち点に繋がることだろう。 試合内容はメチャクチャ面白くてアディショナルタイム含む100分オーバーを書き出しても良いのだが、この試合で長い調整期間から復帰してスタメンに名を連ねて

奥村とダニーロ:2024 J1 第18節 鹿島アントラーズ×アルビレックス新潟

試合内容は完全に新潟優位で終始新潟がコントロールしていた試合だったが結果は1-1の勝ち点1。 普通に勝ち点3を取れた試合だったし、岩政スタイル監督時代の鹿島に抱いていた「勝てる」という感覚とは全く違う「普通にやって鹿島にちゃんと勝てる」という自信を持てた試合でもあった。スタイルを捨てずにここまで辿り着いた俺たちの新潟が誇らしい。 そんなアウェイ鹿島戦で輝いたのは本来の高いポジションにスタメンで入った奥村と左サイドに後半途中から入ったダニーロである。この試合はこの2人のこと

スタイル×スタイル:2024 J1 第17節 町田ゼルビア×アルビレックス新潟

Jリーグファンの多くが注目したスタイルとスタイル、信念と信念の真っ向勝負は俺たちの新潟が内容を伴った勝利という結果に終わった。足元チャカチャカサッカーァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!! いろいろとヒールな扱いを受けている町田だがやっているサッカーは普通に勝つためにやるべきことを徹底しているサッカーだし、現有戦力で実行できる一番合理的なサッカーをやっていた。黒田監督の振る舞いが結果的に町田をヒールにしてしまっているだけみたいな。とにかく勝利への意識がJリーグで最も高

#202 魔界転生~流武安割布肆回戦

風雲急を告げる流武安割布四回戦!不礼御歩羅雲怒(プレーオフラウンド)。見事越後の地で肥前大村純忠軍を破った我らが越後上杉勢。勢いそのままに肥前(長崎)へ攻め入ります。 しかしかの地では森宗意軒(ジャパネット)が編み出した秘術、「魔界転生」によって甦った天草四郎時貞が待ち構えていたのです。肥前に居をなす原城(トランスコスモスタジアム)に陣を構えた天草四郎は、同じく「魔界転生」により名だたる剣豪を蘇らせました。戦場(いくさば)に陣を構えた天草軍には、宮本武蔵(エジガル=ジュニオ

日帰り上越旅行でアルビを満喫してきた!

どうも、りょうせいです。 いきなり本題です。 5/19(日)にアウェイで湘南ベルマーレとの試合がありました。普段でしたらお家でDAZN観戦ですが、以前から気になっていた、上越にあるselectionさんでのDAZNの放映があるとのことで、友達を乗せて車で1時間半かけて行ってきました! ただ、試合観戦だけではもったいないので観光地や飲食店も回ってきました。今回はその旅行記です。(時間かかってしまいましたw) ①上越市立水族博物館 うみがたり新潟にもマリンピアという大きな水

『すべては勝ち獲るため』~vs V・ファーレン長崎~

昨年末以来の投稿になります。出す出す詐欺を繰り返してしまい申し訳ありませんでした。レビューやプレビュー、書き物でのアウトプットが出来るよう頑張っていきますので、今年もよろしくお願いいたします。 Match Review ~6/5 1st leg~水曜日に新潟のホームで行われた第一戦。チームスタッフの人為的ミスにより、試合前からピンチが起こっていましたが、GKに退場や怪我等のアクシデントは起こらず、90分無事に勝利という結果で試合を終えることが出来ました。 緊急での出場にも関

ポゼッション率は優位性を示さない〜2024J1第17節 vsアルビレックス新潟【FC町田ゼルビア】

こんにちわこんばんわ、ひだりです。 負けた時しか書かないことに定評のある私のアルビレックス新潟戦、レビュー・雑感記事です。 どうぞよろしくお願いします。 前半ゼルビアは新潟の中盤パスをカットしての速い攻めを目指し、前傾姿勢でゲームに入る。 最終ラインでのパス交換からロングボール。中盤で圧力の高い新潟のプレッシングに対してはショートパスでの回避〜空いた逆サイドへの展開を絡めて前進を図った。 新潟は縦関係の位置移動を頻繁に繰り返しつつ、初手は中距離程度のミドルパスで前進を図

2024.6.1 FC町田ゼルビア vs アルビレックス新潟 マッチレビュー

おはこんばんちは 前節、埼スタで浦和に勝利。しかし新潟戦に向けた始動日に黒田監督から雷が落ちるなど、昨年に続き大一番の後の気持ちの浮つき的な不安要素が見られながらの一戦です。 ただ、コージとJ1の舞台でやれたのは何か感慨深いですなあ。修介もいたら良かったですけど、それはビックスワンに持ち越しということで。 スタメン小見が捕まえられずに後手後手に新潟は、序盤、2CB - 中盤2枚と両SBの計6人で後方からのビルドアップ。その先は、右SH小見が内側のレーンに入り、左SHの谷

【プレビュー】vsアルビレックス新潟 保持vs強度バトルふたたび! おまたせいつかの好敵手(なかま)たち【FC町田ゼルビア2024年第17節 挑戦J1】

こんにちわこんばんわ、ひだりです。 レッズ戦勝利のメディア反響もいろいろ大きく、あれこれ騒がしく明けた1週間でしたが、またもうすぐに次、ゼルビアの多くのサポーターが待ち望んだ対戦がやってきます。 リーグでの歴史も、熱狂的サポーターの数も大きく上回る相手に恐縮ながら、町田にとって、すごく魅力的な好敵手の一角だと思っています。 町田に大きな貢献を果たしたコージと修介にも、ありがとうと、感謝を伝えたいですね。おまたせ、J1来たよ! 拍手で迎えたい。 アルビレックス新潟戦、プ