hitoshi

俺たちの新潟。

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最近の記事

中央突破:2024 J1 第33節 アルビレックス新潟×鹿島アントラーズ

川崎戦に続きとんでもない負けっぷり! スコアは目ん玉飛び出る数字が表示されているが攻撃部分については川崎戦に続き別に悪くはない。守備はちょっといろいろ噛み合わないところがあった。 さて、この試合の新潟はサイドのスタメンが高木と小見ということで2人とも中に入れてサイドバックも上げてファイヤードンドン!だろうかと思ったら大体そんな感じだった。 鹿島は濃野の欠場にともなって442ではなく3421の523守備になったのは予想できていたのかどうか知らないが、結果として新潟は元気い

    • 高木ロールの落とし穴:2024 J1 第32節 アルビレックス新潟×川崎フロンターレ

      とんでもない圧敗! とはいえ、名古屋戦のような「もう無理!」みたいな感じではないのだがスコアは本当にビックリした。川崎の事前準備と勝ちたいという気持ちが全てを上回った結果ということになるだろうか。決めるところで決めていれば流れは変わっていただろうという試合だった。スコアほど衝撃的ではない試合ではあった。 そんなうまくいかなかった試合のひとつの要素として前節神戸戦ではうまく機能した高木のサイド起用というものがある。高木がスタートポジションである右サイドから中央レーン高い位置

      • ナイスゲーム:2024 J1 第31節 アルビレックス新潟×ヴィッセル神戸

        なんという結末なのか! 試合自体はスタイルとスタイルがぶつかり合う非常に面白いものだった。神戸戦で印象深いのは史哉が大迫をエアバトルで完全シャットアウトした試合になるのだが、今回の試合も見応えメーターが振り切れるほどの内容。 試合終了後の新潟の選手たちの表情は辛そうだったけど新潟サポとしては嘘偽りなく本当に誇らしい試合だった。 こういう結末の試合が多い印象の新潟だけど、間違いなく前に進んでいるのでブレずにスタイルを貫き通してほしい。とはいえマイケルがどこかでコメントして

        • 名古屋グランパスの守備戦術(完敗):2024 J1 第29節 名古屋グランパス×アルビレックス新潟

          ビックリするくらい何もできなかった振替開催のアウェー名古屋戦。こんな日もあるさ! もう本当に何も語れるものが無いくらいの完敗なのだが名古屋の守備は新潟対策として仕込んでいた部分もあるだろうということで、この試合における名古屋の守備について書いてみる。前半と後半で守備のやり方が若干違ったのが面白いと言えば面白いのだが、俺たちは新潟が勝つところを見たいんだよ! さて、名古屋の守備は532の陣形が基本である。ここからプレスが飛んできたりブロック敷いたりということになる。 特徴

        中央突破:2024 J1 第33節 アルビレックス新潟×鹿島アントラーズ

        • 高木ロールの落とし穴:2024 J1 第32節 アルビレックス新潟×川崎フロンターレ

        • ナイスゲーム:2024 J1 第31節 アルビレックス新潟×ヴィッセル神戸

        • 名古屋グランパスの守備戦術(完敗):2024 J1 第29節 名古屋グランパス×アルビレックス新潟

          サッカーの構造:2024 J1 第30節 アルビレックス新潟×湘南ベルマーレ

          ビッグスワンで圧倒的なスタイルと強さと見事な勝利を見せてくれた俺たちの新潟。ルヴァンもリーグも残り負けなしで走りきれそうな予感さえする強さと美しさを兼ね備えたサッカーをしている。誇らしい。 対戦相手である湘南は532プレスというあまり見かけない守備をする印象があって以前書いたことがあるのだが、この試合の前半序盤は532ブロックを敷いて対応してくることになる。 湘南の基本フォーメーションはいわゆる3バックと呼ばれるもので、攻撃時は3バック、守備時は5バックと表現される。俺た

          サッカーの構造:2024 J1 第30節 アルビレックス新潟×湘南ベルマーレ

          エモーショナル・ダイナマイト(ダニーロ・ゴメス):2024 J1 第28節 アルビレックス新潟×町田ゼルビア

          俺たちのダニーロ!俺たちのダニーロが大活躍だ! 絶対に負けられない戦いで感情を剥き出しにしてピッチで躍動した俺たちのダニーロについて語らずにはいられない。 なお、ダニーロについては以前書いているのだが、その後は出場機会を思ったように得られない日々を送っていた。そんな日々でもしっかりと準備してコンディションを上げていたからこそのこの躍動である。俺たちのダニーロ! 残り10試合あたりになってから存在感を大きくしてきたダニーロが本当に素晴らしい。新潟のサッカーの中では異質な存

          エモーショナル・ダイナマイト(ダニーロ・ゴメス):2024 J1 第28節 アルビレックス新潟×町田ゼルビア

          橋本健人、ようこそ新潟へ!:2024 J1 第27節 アビスパ福岡×アルビレックス新潟

          これは新潟の素晴らしいサッカーだった。圧倒的なスタイルを見せつけた前半と守備を徹底してセカンドボールへの執着を見せつけた後半。素晴らしすぎる俺たちの新潟のサッカーの魅力全部入りという試合だった。福岡のハーフタイムの修正をさらに上回った新潟だったし、磐田戦のやらかしを即時修正して2試合連続で守備のシステムと意識を変えることができる松橋監督を始めとするクラブスタッフも本当に素晴らしいし、それをピッチの上で体現するプレイヤーのみんなも本当に素晴らしい。 そんな素晴らしい試合で素晴

          橋本健人、ようこそ新潟へ!:2024 J1 第27節 アビスパ福岡×アルビレックス新潟

          中央封鎖442ブロック守備:2024 J1 第26節 アルビレックス新潟×京都サンガ

          これは完勝と言って良い京都戦だった。今回の京都は非常に良い京都だったので、この京都にキチンと勝ったというのは大きな自信になることだろう。 この試合の新潟は非常に守備的なサッカーを展開しており、その守備は442ブロックによる中央封鎖というものだった。 守備が良いときの新潟は442プレスを使う印象が多く中央ブロックを中心にするというのはあまり記憶にないのだが、この守備が機能していたので記録に残しておきたい。 ちなみに調子が良い時の新潟442守備はこういうもの。 それでは確

          中央封鎖442ブロック守備:2024 J1 第26節 アルビレックス新潟×京都サンガ

          ゴー!ゴー!ゴール!!:2024 J1 第25節 アルビレックス新潟×ジュビロ磐田

          残留争いの6ポイントマッチとなったこの試合。どうしてそうなったという言葉しかないのだがそんなのは選手のみんなも松橋監督もみんな同じ気持ちだろう。ジャーメインと古川が凄い。Jリーグファンのためにもジャーメインを代表で試してほしい。 結果はなんとも酷いものとなってしまったが、この試合では俺たちの新潟が美しく洗練されたゴール前の攻撃をたくさん見せてくれたのでそれらゴール前のシーンを記録に残しておきたいと思う。 前半1分、松田が無理矢理アタックしてルーズボールを発生させると秋山が

          ゴー!ゴー!ゴール!!:2024 J1 第25節 アルビレックス新潟×ジュビロ磐田

          フィジカルギフテッド(長倉幹樹): J1 第24節 セレッソ大阪×アルビレックス新潟

          怪我から復帰してリハビリ期間も終えた感じの長倉。リハビリって何?と本人は言いそうなくらい何事もなかったかのように今までどおりにフィジカルでいろいろブッ飛ばしながらサッカーしてくれる楽しい長倉。 スピードアタッカーとしても偽9番としてもエアバトラーとしても活躍する長倉が本当に凄いので新潟サポ以外にも是非チェックしてもらいたいフットボーラーである。なんかJリーグ公式が長倉のこと紹介し始めてるし。いらんことすな。バレるだろ。 そんな長倉のプレイを振り返ってみたい。ちなみに202

          フィジカルギフテッド(長倉幹樹): J1 第24節 セレッソ大阪×アルビレックス新潟

          ボランチ・オブ・ニイガタ(宮本英治): J1 第24節 セレッソ大阪×アルビレックス新潟

          怪我の長期離脱から復帰した宮本。フェイスガードが大変そうだけど、この試合では復帰直後とは思えないほどのパフォーマンスを見せてくれた。 そんな宮本のリーグ復帰戦を振り返ってみたい。 まずはプロットから。 ボールタッチはボランチっぽいプロットになっている。パスのプロットと組み合わせるとこの試合ではパスで組み立てるというよりはボールを奪うことに比重が置かれていたということになるだろうか。 とはいえ、宮本はビルドアップにおいてはアンカーポジションでのレシーバー役を担い、秋山に

          ボランチ・オブ・ニイガタ(宮本英治): J1 第24節 セレッソ大阪×アルビレックス新潟

          ビエルサライン:2024 J1 第23節 FC東京×アルビレックス新潟

          国立開催でド派手と洗練を見事に調和させた東京シティらしいキックオフ前の演出は本当に凄かった。レーザーと火薬どっちの演出なのか読めなかったのだが自分の直感を信じて設定したカメラがドンピシャでハマった。新潟のサッカーもドンピシャでハマってほしかったがそうは上手くいかなかった。なんでだよ! この試合における新潟の出来事としては決定機ロスになるだろう。そんなのは選手もベンチもサポもみんなわかっている。わかっているのだが新潟が勝手に外しまくったわけではなくて外れる結果となるようにFC

          ビエルサライン:2024 J1 第23節 FC東京×アルビレックス新潟

          サガン鳥栖の(とんでもない)守備戦術:2024 J1 第22節 アルビレックス新潟×サガン鳥栖

          鳥栖は対戦するたびに独特かつ屈強な守備戦術をしてくるチームだと思っていたのだが、この試合では今までの鳥栖とは違い意図の読めない守備戦術をぶつけてきた。今回はそんな鳥栖の守備戦術について書いてみたい。 以前の鳥栖の守備戦術については過去の記事を置いておくのだが、本当に洗練されていて戦術と戦術が噛み合う試合だったのに今回はよくわからない試合になってしまった。もしかしたら俺の期待値が勝手に高くなっていただけかもしれない。大量失点で負け惜しみ言ってるわけじゃない! 試合開始の序盤

          サガン鳥栖の(とんでもない)守備戦術:2024 J1 第22節 アルビレックス新潟×サガン鳥栖

          史上最強の特別指定(稲村隼翔2024):2024 J1 第21節 北海道コンサドーレ札幌×アルビレックス新潟

          稲村が凄いとかそういう次元じゃないレベルなので書かざるを得ない。特別指定で正式入団は2025シーズンからなのにあと4分出場するとA契約締結となってしまうのだが入団前にA契約締結するという事例は過去にどこかのクラブであったのだろうか。俺たちは伝説のプロローグを見ているのかもしれない。大学の試合と並行してJ1の試合もこなすとか色々理解できないことをサラッとやってしまう稲村が本当に凄い。東洋大学様、本当にありがとうございます。 そんな稲村、この試合では交代を絡めた左サイドバックに

          史上最強の特別指定(稲村隼翔2024):2024 J1 第21節 北海道コンサドーレ札幌×アルビレックス新潟

          ディス・イズ・アルビレックス:2024 J1 第20節 サンフレッチェ広島×アルビレックス新潟

          アルビレックス新潟を象徴する2分間の動画。スペイン人指導者の知見と信念と誇りと情熱をエンブレムに詰め込み、自分たちを信じて積み重ねてきた4年半。絶対に揺るがないものがそこにはある。完璧なビルドアップ、完璧なトライアングル、完璧なオフ・ザ・ボール、完璧なラストパス。そして完璧なシュート。全てが完璧だったアルビレックス新潟のフットボールが生み出した美しいゴールである。 スローインから始まった1分5秒のプレイだが、ここまで積み重ねてきた時間は4年半である。その前の苦しい時代やビッ

          ディス・イズ・アルビレックス:2024 J1 第20節 サンフレッチェ広島×アルビレックス新潟

          キャプテン・ゴメス:2024 J1 第19節 アルビレックス新潟×川崎フロンターレ

          ノーモアヴェルディ!ノーモア川崎! 両者のストロングを全部出し切った試合は劇的な結末を上書きする劇的な結末で終わった。試合終了直後はアレコレ感情の整理がつかなくてプンスカしたりもしたけど、何が足りなかったのかは選手やスタッフが一番良くわかっているみたいなのでプンスカしないことにする。この経験が次の勝ち点に繋がることだろう。 試合内容はメチャクチャ面白くてアディショナルタイム含む100分オーバーを書き出しても良いのだが、この試合で長い調整期間から復帰してスタメンに名を連ねて

          キャプテン・ゴメス:2024 J1 第19節 アルビレックス新潟×川崎フロンターレ