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浦和レッズ 記事まとめ

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2021年7月の記事一覧

"浦和レッズ平川忠亮引退試合"で、スタジアム観戦の幸せを噛みしめた

東京五輪の競技種目が始まった。 サッカー男子は昨日初戦を迎え、1-0で南アフリカに勝利した。 その会場となったのは、東京スタジアム。 5万人近く収容できる大型スタジアムだ。 だけど… 得点シーンも勝利したシーンも静かだった。 スタジアムには、選手と関係者の声と拍手だけが響いていた。 その五輪の男子サッカー初戦と同じ日に、浦和駒場スタジアムで行われたのが、現在浦和レッズのコーチをしている平川忠亮さんの引退試合。 試合開始1時間前の16時には、多くのサポーターが集まってい

「浦和レッズのここまで」について一丁前に語る。

Jリーグは基本的に五輪開催による中断期間へと入りました。 チームによって開催試合数にばらつきがありますが、僕が応援している浦和レッズは別日開催の試合がないので、節の数字と同じ22試合を消化して勝ち点35の暫定5位につけています。 監督が代わり、志向するサッカーが変わり、選手の入れ替えがありと、いろいろと変化している様子が感じ取れる今年の浦和レッズ。 ここまでレッズのリーグ戦全試合を観戦している僕が、素人ながらに感じたことや気付いたことなどを挙げていこうと思います。 1.課

#187 鈴木大輔 選手、浦和レッズの皆さんありがとうございます。

昨年の10月に鈴木大輔選手(現在はジェフ千葉所属)から 「東南アジアの子供達に物資を送りたいのだけれど…」 というメッセージをいただきました。 東南アジアへ日本で不要になった物資の利活用などの一環として、孤児院やサッカーを頑張っている子供たちに寄付をするという活動を6年間継続して行ってきました。 自分にできることは限りがあるけれど、継続すること、そしてその活動を発信することでその輪を広げていきたいと思って活動を行うだけではなくて発信にも力を入れて行ってきました。 もし

#186 Jリーグと東南アジア、これから必要なマーケットと伸びしろがある。今後、ここに描きたい世界観

近年は特にタイ人選手の日本国内での活躍があり、Jリーグというのが東南アジアでも広く認知され、楽しまれつつある。 そうした動きは東南アジアのサッカーに励む子供達にとって大きな夢や目標となって、努力する機会や必要性を与えることになると僕は思っています。 しかし、まだまだJリーグをより詳しく知っている人は少ない。それは日本でいうビッグクラブであれど、現地では知られていない。 例えばここラオスでは、タイ人選手が所属した実績のあるコンサドーレ札幌や横浜F・マリノス、清水や広島とい

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武藤雄樹選手との3つの思い出

武藤雄樹選手の浦和レッズからの移籍が発表されました。 浦和レッズの選手にはみんな思い入れがあるのですが、 そんな中でも武藤選手は思い入れのある選手の一人でした。 2015年のレッズフェスタ毎年開催されていた浦和レッズのファン感謝デー、レッズフェスタ。 サッカーを始めた息子をはじめて連れて行ったのが2015年。 新入団選手のサイン会が行なわれ、武藤選手も名を連ねていました。 この年のサイン会は並んだ順に希望選手の整理券を手にできる仕組みで、人気順に整理券がなくなっていきま

J1 第22節 大分vs浦和 マッチレビュー  「同じ絵を描く」

こんにちは。Yuyaです。久々に鹿島アントラーズ以外のチームのマッチレビュー をブログでやっていきたいと思います。  今回は大分vs浦和のゲームになります。結果は1-0で大分の勝利でした。  力の差を考えると、浦和がボールを保持する時間が長くなるのは予想できました。かつ大分の片野坂監督がおっしゃっていたように一点だけでは足りないと踏んだ中で、守備から入りつつも攻撃にどう出ていくのかがデザインされていたように感じます。その点について言及していきたいと思います。  浦和の攻撃

リカルドの狙いやいかに(2021/7/10 大分vs浦和)

五輪による中断前最後の試合でした。前半は浦和がとったボール前進の配置に対して大分の準備してきたものががっちりと噛み合い、後半は浦和が配置を変えて大分のやり方を外した中でチャンスを決められず、飲水タイムで大分に再び対応されてしまったと、まぁざっくり言えばこんな内容でした。 どちらの監督も論理的にチームを作り、選手を動かすことを志向している分、そこの論理がかみ合ってしまえば簡単には状況を変化させにくく、同じような状況が何度も繰り返されやすいと思いますし、この試合はそういう試合だ

モヤモヤの原因【Jリーグ】ベガルタ仙台vs浦和レッズ

前節ホームで福岡に勝利したレッズはアウェイでベガルタ仙台と対戦しました。 仙台は下位に沈んでいるものの開幕当初の停滞感はなく徐々に立て直してきています。レッズは相性の良い仙台を相手に勝利して3連勝といきたいところでした。 スタメン 仙台は前節の清水戦からメンバーを5人変更。古巣対戦となる関口は先発、マルティノスはベンチ外となりました。今節は4-4-2のシステムを採用してきました。 対するレッズは前節の福岡戦からメンバーを2人変更。右CBに岩波に代わってデンが入り、左S

サッカード素人の相模原市民が浦和駒場スタジアムで90分間の夢を見た話

7月7日、天皇杯第3回戦、浦和レッズ対SC相模原。 ついにこの日がやってきた。 SC相模原にとって、創設初のJ1クラブとの公式戦。 3週間前、天皇杯2回戦を勝ち上がったときから、ずっと待ち望んでいた浦和レッズ戦。 試合会場は、浦和レッズサポーターからは「聖地」とも呼ばれる浦和駒場スタジアム。 近年多くの浦和ホームゲームが行われている埼玉スタジアム2002ができる前のホームスタジアムで、長年レッズを応援する多くの人の思い出と熱狂が染み付いた、この国のサッカーを牽引してきた

幅だけじゃなく深さもね(2021/7/3 仙台vs浦和)

ちょっと仙台の選手が感情的になる場面が多く、それに乗っかるように見ている自分も冷静さを欠いてしまって現象があまり理解できずに試合が終わってしまったので、今回は試合を観返してから雑感を書きました。 時間の都合で80分過ぎまでしか観返せていませんが、メモをしながら観返したのでそれを記事の後ろにつけておきます。時間に余裕があってこれから観返すぞという方はこのメモと照らし合わせながら、「ここはそうだね」とか「ここの解釈は違うんじゃない?」とかを見てもらえればと思います。 さて、仙

サポーターが求める姿【Jリーグ】浦和レッズvsアビスパ福岡

前回の対戦では福岡の力強い攻守に完敗したレッズ。ホーム埼玉スタジアムで前回のリベンジしたい一戦でした。 福岡はリーグ戦2連敗中と苦しい状況で何としてでも3連敗は回避したいところでした。レッズはミッドウィークに行われた柏戦で久しぶりの勝利を手にし、この試合に勝利して連勝としたい状況でした。 スタメン レッズは前節のターンオーバーをした柏戦からメンバーを7人変更。西川、岩波、ダブルボランチは固定し両SB、両SH、前線は入れ替えとなった。 一方の福岡は前節の神戸戦からメンバ

”欲がない”のは「よくない」?田中達也という男

みなさんごめんなさい。 僕は究極のエゴイスト。 試合に勝ってても、自分が得点できなかったら悔しい。 負けても、得点できたら嬉しい。 チームが降格しても得点王取ったら、移籍話に飛びつくだろう。 自分はそういう人間。                自己分析して、間違いを受け止め、だいぶ修正できてるけど、 根本はあまり変わってない。 追い込まれた時は、今でも悪い自分が顔を出す。 田中達也という男との出会いベテランになり、同世代のベテランを見ると改めて、 僕は軽率

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三年計画の定点観測(2021年6月度月報)

◆前書き 昨年はリーグ戦の試合の直後にアンケートを取って、自分の評価と比較しつつ三年計画のプレーコンセプトが表現できていたのかをまとめていました。ですが、協力してくれた方もアンケートの項目が多くて面倒だったんじゃないかとか色々自分なりに考えて、今年は試合ごとの記事はその試合の内容によってピックアップする事象を変えた雑感として出しつつ、月の終わりに月報のような形で三年計画のプレーコンセプトについての定点観測をしようと思います。 ◆今月の戦績 6/6 (Sun) J杯 PO 第