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オリックス・バファローズ 記事まとめ

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#日本シリーズ

【B茶野篤政】いざ出陣!!茶野篤政殿の初陣シーズンを振り返る!!

昨年行われたNPBドラフト会議でオリックス・バファローズから育成4巡目で指名されたインディゴOBの茶野篤政選手。その後、育成開幕直前に支配下登録され、ファンの記憶に残る活躍を見せてくれた。今回はそんな茶野選手のNPB1年目を振り返っていく! 1.今シーズンの成績こちらが今シーズンの茶野選手の成績。高知ファイティングドッグスのOBである角中勝也選手(千葉ロッテマリーンズ#3)やインディゴOBの増田大輝選手(読売ジャイアンツ#0)の1軍初年度の成績と比べると、打率や安打などの分

ナカジマジック不発と虎のトラウマ

#47 オリックスは打線を固定しないで 135通りの打順でシーズンを戦った。 調子が上がらない杉本を1番に起用するなど、 選手の状態を見ながら柔軟に選手を使い、 育成も含めて誰にでもチャンスがある。 中嶋監督からのメッセージだ。 この起用は選手の理解がなければ成立しない。 データや相性を考えて毎試合打順を変えて 4番は4人目に打つ打者にすぎないのか? 選手を固定しないのは今の野球の流れである。 「4番がコロコロと代わっていてはアカン。 強い打線にはならんで。みんなが認める

2023年日本シリーズを語りたい。

日本シリーズを振り返って 野球ファンになって、初めてちゃんと観た2023年の日本シリーズ。 今までは現役選手の名前が全くわからなかったので、ホームランが出てもだた「へー」ぐらいにしか思っていませんでした。吉田正尚がメジャーに行く報道が出た時も、「ああ、あの時ホームラン打った、めっちゃ歯の白い人か...」と存在が一致したのはだいぶ後ことでした。正尚ファンの皆様、すみませんでした。 今年からパ・リーグはオリックスをゆる〜く応援している身として、今年は毎日吐き気がするくらい緊

【651球目】日本シリーズを終えて

11月5日に野球の日本シリーズ第7戦がありました。 4勝3敗で阪神タイガースが38年振りの日本一という結果で幕を閉じました。今日は日本シリーズを通じて感じたことを書いていきます。 甲子園球場1戦目2戦目と6戦目7戦目が京セラドームでの開催でした。 3戦目から5戦目までが甲子園球場での開催です。 福利厚生の1つとしてこの3戦目から5戦目までのチケットを社員が使って観戦に行っています。どの試合も痺れる試合でしたので、あのような試合を社員が現地で見ることができたことをとても嬉し

NPB2023年日本シリーズの総括と来季への展望

第74回を数える「日本シリーズ」は阪神タイガースがオリックス・バファローズを下し、38年ぶり2度目となる日本一に輝きました。 1950年に日本の職業野球が2リーグに分立して以降、関西のチーム同士で争われた2度目の日本シリーズとなりましたが、3勝3敗のタイで迎えた第7戦は阪神がシェルドン・ノイジーの2試合連続ホームランとなる先制3ランなどで挙げた7得点を、先発の青柳晃洋からクローザーの岩崎優までの5人の投手の継投で逃げ切って7-1で勝利し、タイガースファンの長年の悲願を成就さ

涙はきっと人を強くする。日本一連覇を逃したオリックスの宮城投手と宇田川投手。来季はもっと成長してマウンドに帰ってくるはずだ

勝負がある限り、そこには必然的に勝者と敗者が生まれる。勝者には歓喜、そして敗者には涙が伴ってしまう。今年の日本シリーズ。阪神が38年ぶりの日本一で沸く一方で、オリックスは2年連続の日本一を逃した。敗れた側の宮城大弥投手(22)と宇田川優希投手(24)のシリーズ中の涙が忘れられない。涙はきっと人を強くするはずだ。 5日にホームの京セラドームで行われた第7戦。3勝3敗で迎えた最終決戦。先発投手にかかる重圧は想像を絶するものだったろう。 シリーズ最終戦の先発マウンドは宮城投手に

カープダイアリー第8426話「阪神38年ぶり日本一、新人最多7打点の森下翔太を1位指名しなかったカープは龍馬まで失えばWの悲劇」(2023年11月5日)

日南秋季キャンプメンバーが現地入りした。全国的に温かい11月になっているが宮崎は陽射しがなお強い。存分に鍛えられる選手たちは、ほどなく日焼けしていっそう精悍な顔つきになるのだろう。 取材に応じた新井監督は、藤井ヘッドの進言により全選手に課題克服に向けたレポートを課したことを明らかにした。 選手個々の課題。本人が考えていることと、首脳陣の思いを刷り合わせて地力を飛躍的に引き上げていく。 それができなければ新井カープの目指す「日本一」はない。長丁場のシーズンを戦うには“前線

阪神タイガースの日本一とハレー彗星

本当に熱戦でした。 阪神ファンならずとも、見てて本当に楽しめる7試合だったのではないかと思います。今朝はとりあえず、コンビニで主要スポーツ紙全部買ってきました。記事はネットでも読めると思うけど、やはり紙面は特別だしね。 第7戦が始まる前までは、正直オリックスのほうが優位だろうなとなんとなく思ってました。前日、エース山本で勝利し勢いもあっただろうし、なんかこう、38年待たされた身としては「いざというとき、だめになっちゃうかもなぁ」みたいな心配もあり・・・まぁ、そこが放っておけ

阪神タイガース日本一おめでとうございます

日本シリーズが終わりました。 なにか、日本シリーズロスのような気持になりました。 色々な要素があったシリーズだったです。 予想が的中?「4勝3敗という接戦になる」というのは、当たりました。 ただ、日本一はバファローズでなくタイガースでした。 こちらの記事は戦前の予想です。 勝敗を分けたか? まず、中継ぎ投手の出来具合がそのまま結果に結びついた かなと感じました。 特に敗れたバファローズは、山崎颯、宇田川投手が 相次いで崩れた第5戦が・・・ あの試合は完全にレギ

【T-Bs】なるべくしてなった日本一

 令和5年シーズンのNPBもこれにて完結。最後は阪神が大勝で38年振りの日本選手権奪取というなんともおめでたい結果となった。道頓堀から突き落とされたカーネルサンダースも、草葉の陰でさぞ喜んでいることだろう。今回は、そんな日本シリーズの全体を振り返っていこう。 声出し応援解禁年に相応しい結果 今季、長く苦しかったコロナ禍がようやく明け、全国の球場でも大声を張り上げての声援が戻って来た。その中でも一際目立ったのはやはり阪神。テレビやラジオからも、応援の歌詞が分かるほどの大合唱が

【日本シリーズ】大一番でも仕事を果たした阪神打線 快勝を呼び込んだポイントを探る ~11/5第7戦~

阪神タイガースが日本一に輝きました。 3勝3敗で迎えたオリックスとの日本シリーズ。勝利した方が日本一に輝く大一番で、阪神打線が力を発揮しました。 長打の恐怖感を与えつつ、単打で次打者に繋ぐ。ここぞの場面で本塁打が生まれる。味方が得点した後のイニングを確実に抑える。 7対1という点差の離れた試合になりましたが、勝利の裏には地道な技がふんだんに詰め込まれています。 今回は試合を大きく動かしたポイントを探り、大一番を制した阪神の強さを考えます。 初めての死球 大きなポイ

見れて良かった「なんば線シリーズ」

今年の日本シリーズ。「阪神タイガース」VS「オリックスバファローズ」による59年ぶりの関西勢対決となった。 両球団の最寄駅が「“阪神電車”沿線」であることなどで通称「阪神なんば線シリーズ」と呼ばれ、注目がアツかった。これを記念したきっぷセットが即完したほど。 メディアは基本的に「阪神推し」が強過ぎるが、僕の知ってる人には熱狂的「オリックスファン」が2人ぐらいいた。 どっちのファンが多いのかは感覚的には分からないし、僕の地元には「虎」にちなんだ聖地もある。 ちなみに僕はい

「阪神の日本一」。もう昭和ハラスメントじゃない!38年ぶり2度目。平成をまたぎ、令和に達成。若者ファンも味わえる

阪神ファンの皆様、優勝おめでとうございます。38年間待つのは大変長かったと思います。そして若者の皆さんには初めての歓喜ですね。前回の日本一は1985年。昭和60年のことですから、生まれていなかった人も多いでしょう。ようやく老若男女の阪神ファンが日本一を分かち合える。阪神の「アレのアレ」は長く語り継がれるでしょう。 年配の阪神ファンが恍惚とした表情を浮かべて、日本一の思い出話をする。西武との頂上決戦。当時、日本シリーズはデーゲームで行われていました。 「バースだ!掛布だ!岡

カープダイアリー第8424話「岡田vs中嶋の関西シリーズバトル白熱…の裏で龍馬の未来はどうなるかⅡ」(2023年11月2日)

1点の重み、逆転への執念。新井監督が言い続ける「球際」のプレーが勝敗を分ける。甲子園球場での関西シリーズ第5戦は阪神の逆転勝ち、となった。 両軍指揮官が1点に拘っていることは、序盤からの両チームの動きで手に取るようにわかった。もちろん欲しいのは先取点。 象徴的な場面があった。 両軍無得点の三回二死一塁。テンポよく投げ続ける阪神先発の大竹に対し打席の廣岡(この日、好調を買われて一番に昇格)がギリギリのタイミングでタイムを取った。 その瞬間にベンチから飛び出さんばかりの勢