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カープダイアリー第8454話「FA権行使に背を向け続けたカープに変化、しかし39年間日本一無縁はやはり球団体質にあり(2023年12月4日)
<新井監督はかつて「罪人扱い」広島・西川龍馬が移籍先をパ・リーグにこだわった無難> 11月15日、アサ芸プラスがアップした記事の見出しだ。 前日14日に龍馬が国内FA権を行使する、と発表したことに即反応した。 記事内では金本知憲、新井貴浩、丸佳浩、黒田博樹、川口和久の名を順番に挙げてカープファンの思いを代弁している。 龍馬についてはパの野球に挑戦する思いを強調している。 そして新井監督が阪神にFA移籍した際に「裏切者の烙印」を押され続け、新井監督の父(浩吉さん)が「
カープダイアリー第8453話「”野球がなければ死んでしまう”カープ球団史よりも長い広島野球の歴史継承者、迫田マジック永遠にⅢ」(2023年12月3日)
広島県沿岸部のほぼ中央に位置する竹原市。2000年に82歳で亡くなった大林亘彦監督の映画「時をかける少女」は竹原市本町の街並み保存地区で多くの撮影が行われた。 竹原に映画ツーリズムの風を呼び込んだ名作で、地元の人たちは今もその思い出を大切にしているという。 竹原は平成になって「訪れてみたい日本のアニメ聖地」としても知られるようになった。竹原を主な舞台にしたアニメ「たまゆら」は写真が大好きな女子高生、沢渡 楓(さわたり・ふう)と、彼女を取り巻く人たちの日常を描いた作品。…た
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カープダイアリー第8452話「”野球がなければ死んでしまう”カープ球団史よりも長い広島野球の歴史継承者、迫田マジック永遠にⅡ」(2023年12月2日)
カープOBによる総会と懇親会が広島市中区のホテルであった。懇親会では6月に65歳で亡くなった北別府学さんに黙とうが捧げられた。 2年前の12月、大野豊さんがOB会長のバトンを引き継ぎ、長らく会長職にあった安仁屋宗八さんは名誉会長になった。 トップが11歳若返ったことで、それまでOB会と疎遠になっていた世代が集まってくるようになった。そんなタイミングで新井体制が誕生した。 おそらく大野体制も10年前後は続くだろう。新井監督もその流れに続くはずで長期政権になる。 「今シー
カープダイアリー第8451話「”野球がなければ死んでしまう”カープ球団史よりも長い広島野球の歴史継承者、迫田マジック永遠に」(2023年12月1日)
午前9時過ぎ、メディア関係者の携帯に、かつて如水館高校でコーチを務めていた人物からの電話が入った。その関係者はすぐに事態を理解したと言いう。そのコーチと最後に電話連絡したのがおよそ4年前だったから、だ。 「迫田監督が今朝、お亡くなりになりました」 「やはり、そうでしたか」 「え?ご存じだったんですか…」 「はい、11月中旬に電話で話をさせていただいた時、どうもおかしいとご本人から聞きましたから、原因不明だけど立っているのもしんどいと言われていましたから…」 「そうで
カープダイアリー第8450話「エディオンピースウイング広島に追い風となるか、日本サッカー協会宮本新会長誕生へ…そしてマツダスタジアムからは…」(2023年11月29日)
日本サッカー協会が次期会長選挙の正式な立候補者について2006年W杯ドイツ大会でキャプテンを務めた宮本恒靖専務理事ひとりだったことを発表した。 NHKは午後7時台のニュースで、他のメディアも続々と報じた。 12月24日の臨時評議会や2024年3月の理事による互選を経て第15代会長に就任する。 W杯経験者やJリーガーが会長になるのは初めて。しかも46歳という異例の若さだ。 宮本氏はガンバ大阪などで活躍したDF。日本代表では2002年の日韓共催W杯でも活躍した。
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カープダイアリー第8449話「シーズン初登板でともに黒星…だった島内颯太郎と栗林良吏がオフに高い評価を受けることができた訳」(2023年11月28日)
今季のプロ野球タイトル獲得者らを表彰するNPBアワーズが東京都内で開かれ、セ・パの最優秀選手には村上頌樹投手(阪神)と山本由伸投手(オリックス)が選ばれた。 村上頌樹投手はセでは初となる(至上3人目)新人賞とのダブル受賞。 「たくさんいい選手の方々がいるので、その中で一番になれたことは嬉しい」「今年以上の成績を求めてやっていきたい」 10勝6敗、防御率1・75の成績でチームのリーグ優勝と日本一に貢献した25歳右腕。クライマックス・シリーズ、ファイナルシリーズ初戦ではカー
カープダイアリー第8448話「カープ女子人気の原点、堂林選手会長へ、オリックスは”がんばろうKOBE”超え、同時に”広島”力でスタートしたヴィッセルも…」(2023年11月27日)
カープ選手会の納会が広島市内のホテルであった。選手会総会では2年間大役を務めた大瀬良から選手会長のバトンが堂林に渡された。野間が会長補佐になり、文字通り堂林を補佐する。副会長には中崎と栗林、書記には森下、会計には坂倉、という顔ぶれになった。 堂林は「プリンス」と呼ばれた2012年、プロ3年目で全144試合に出場した。118安打14本塁打45打点150三振、打率・242。その姿はカープ女子到来の時代と重なった。 新球場効果×SNS普及 2008年7月、ソフトバンクモバイル