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カープダイアリー第8451話「”野球がなければ死んでしまう”カープ球団史よりも長い広島野球の歴史継承者、迫田マジック永遠に」(2023年12月1日)
午前9時過ぎ、メディア関係者の携帯に、かつて如水館高校でコーチを務めていた人物からの電話が入った。その関係者はすぐに事態を理解したと言いう。そのコーチと最後に電話連絡したのがおよそ4年前だったから、だ。
「迫田監督が今朝、お亡くなりになりました」
「やはり、そうでしたか」
「え?ご存じだったんですか…」
「はい、11月中旬に電話で話をさせていただいた時、どうもおかしいとご本人から聞きました
カープダイアリー第8450話「エディオンピースウイング広島に追い風となるか、日本サッカー協会宮本新会長誕生へ…そしてマツダスタジアムからは…」(2023年11月29日)
日本サッカー協会が次期会長選挙の正式な立候補者について2006年W杯ドイツ大会でキャプテンを務めた宮本恒靖専務理事ひとりだったことを発表した。
NHKは午後7時台のニュースで、他のメディアも続々と報じた。
12月24日の臨時評議会や2024年3月の理事による互選を経て第15代会長に就任する。
W杯経験者やJリーガーが会長になるのは初めて。しかも46歳という異例の若さだ。
宮本氏は
カープダイアリー第8449話「シーズン初登板でともに黒星…だった島内颯太郎と栗林良吏がオフに高い評価を受けることができた訳」(2023年11月28日)
今季のプロ野球タイトル獲得者らを表彰するNPBアワーズが東京都内で開かれ、セ・パの最優秀選手には村上頌樹投手(阪神)と山本由伸投手(オリックス)が選ばれた。
村上頌樹投手はセでは初となる(至上3人目)新人賞とのダブル受賞。
「たくさんいい選手の方々がいるので、その中で一番になれたことは嬉しい」「今年以上の成績を求めてやっていきたい」
10勝6敗、防御率1・75の成績でチームのリーグ優勝と日本
カープダイアリー第8448話「カープ女子人気の原点、堂林選手会長へ、オリックスは”がんばろうKOBE”超え、同時に”広島”力でスタートしたヴィッセルも…」(2023年11月27日)
カープ選手会の納会が広島市内のホテルであった。選手会総会では2年間大役を務めた大瀬良から選手会長のバトンが堂林に渡された。野間が会長補佐になり、文字通り堂林を補佐する。副会長には中崎と栗林、書記には森下、会計には坂倉、という顔ぶれになった。
堂林は「プリンス」と呼ばれた2012年、プロ3年目で全144試合に出場した。118安打14本塁打45打点150三振、打率・242。その姿はカープ女子到来の時
西川龍馬、初のベストナインもカープは来季3年連続「ゼロシーズン」に…(2023年11月27日)
セ・パ両リーグのベストナインが発表された。
セ・リーグ
投手 東克樹(DeNA)217票
捕手 大城卓三(巨人)180票
一塁手 大山悠輔(阪神)252票
二塁手 牧秀悟(DeNA)204票
三塁手 宮崎敏郎(DeNA)140票
遊撃手 木浪聖也(阪神)227票
外野手 近本光司(阪神)298票
西川龍馬(広島)185票
岡林勇希(中日)150票
有効投票数305票
パ・リ
カープダイアリー第8447話「旧広島市民球場→マツダスタジアムから15年、エディオンスタジアム広島→エディオンピースウイング広島…で目指すは平均入場者数2万6000人クリア!」(2023年11月26日)
広島サッカーの新たな時代の幕開け―
この日の朝刊各紙は、紙面やネット上でエディオンスタジアム広島でのサンフレッチェ広島ホーム最終戦の様子について詳しく報じた。
地元の中国新聞は当然ながら「エディオンスタジアム、J1・広島が最終戦に快勝で30年の歴史に“有終の美”…会長は“ありがとう”と感極まる」(読売新聞見出し)など、ひとつの歴史の終わりにスポットが当てられた。
この読売新聞記事にある「会長
カープダイアリー第8446話「紆余曲折の末誕生するエディオンピースウイング広島の風、マツダスタジアムへ」(2023年11月25日)
エディオンスタジアム広島が紫に染まった。2023年11月25日・土曜日、J1リーグ全34節のラス前、第33節は”あの日と同じ”ガンバ大阪戦。
試合前のバックスタンドには、サンフレッチェ広島のエンブレムをかたどった一文字が鮮やかに浮かび上がった。
サポーターの熱気に圧倒されたかのようにガンバ大阪は思うように動けず、前半だけで2失点。大声援を追い風い開始早々から始まった猛攻ではサイドからのクロスを
カープダイアリー第8445話「考えて表現する力、常廣羽也斗が仮契約、マサトとハヤトの時代がやってくる」(2023年11月24日)
常廣羽也斗が赤い帽子をかぶることが決まった。都内のホテルで高山、尾形両スカウトと入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1600万円で仮契約した。
出来高が明確に示されているのは「即戦力」の期待が大きい証拠。
「いよいよプロ野球選手になるんだと実感がわいてきて、早く入りたいというワクワクした気持ちしかない。1年間一軍に帯同できる実力を持った選手になりたいです」
すでに
カープダイアリー第8444話「龍馬、オリックスバファローズ、君は行けるだろう…」(2023年11月23日)
あぁ オリックスバファローズ…
光輝くあすに向かえ
りょうま オリックスバファローズ、君は行けるだろう…
小春日和の赤いスタンドに向けての青い波のような調べは、ホームベース付近特設ステージで熱唱する宇草からのメッセージ。それは新井カープならではの、「家族」思いのチームにとっての今できるだけの最高の演出だった。
4年ぶりにマツダスタジアムでの開催となったカープファン感謝デー。早朝からファンが
カープダイアリー第8443話「日本シリーズ未来予想、オリックスの龍馬vs新井カープ常廣羽也斗-坂倉将吾のバッテリー」(2023年11月22日)
オリックスから「西川龍馬獲得」の公式発表があった。もう誰も驚かない。マツダスタジアムで開催されるファン感謝デーや、御堂筋と神戸・三宮で行われるオリックス優勝パレードを翌日に控えて、というタイミングになったから、さすがに本人のコメントはなかった。
「自分は大谷や藤浪と同い年ですが、(僕が)一番凄い選手だと思っています」
2015年12月のカープ入団会見。21歳になったばかりで、大きな可能性を口に
カープダイアリー第8442話「天福球場で鍛える日々は矢の如し…日南秋季キャンプは来年”キング新井”の年齢になる末包一本締め」(2023年11月21日)
朝から強い陽射しの天福球場。11月6日から始まった秋季キャンプ最終日は、午前10時からの打撃ローテのあと恒例のロングイティ。全メニューが終わると投手陣やコーチ、スタッフ、関係者全員の大きな輪ができて、その真ん中で末包があいさつした。
「お疲れ様でした。まず始めに今回のキャンプをさせていただいた日南市、日南協力会のみなさま、そしてアルバイトのみなさま、本当にありがとうございました」
「そして選手
カープダイアリー第8441話「日南秋季キャンプ、仕上げの紅白戦注目のポスト龍馬争い中村貴、中村健、田村…遠藤、斉藤は収穫不足」(2023年11月20日)
小園と坂倉の「アジアナンバーワン」を見届けた新井監督は、その熱い眼差しを田村に向けていた。真夏のような日南の強い陽射しを浴びてライト方向に思いきり引っ張る。その真後ろでゲージに右手をかけて、体の軸がどうか?間の取り方がどうか?スイング軌道はどうか?などなどをチェックする。
9月17日のナゴヤドームで死球を受け、骨折した左手小指の状況は幸いにして後遺症なし。ならばポスト龍馬の有力候補…。そんなこと