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オリックス・バファローズ 記事まとめ

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#野球が好き

奥村頼人(横浜高校2年)

2年春から名門不動のエース左腕神奈川代表として、夏の甲子園でベスト8の活躍を見せた東海大相模。 ゆえに話題は身長198cmの藤田琉生を中心に、大会第1号を放った柴田元気、さらには天才プリンスこと中村龍之介らで占めたなか、そんなタレント集団の前に大きく立ちはだかった男がいる。 2学年上の2023年ドラ3、今をときめく若獅子の成長株「杉山遙希」から名門横浜のエースナンバーを引き継いだ奥村頼人だ。 奥村頼人:プロフィール 阪神ジュニアを経験した少年時代地元の少年野球チーム(高

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人もまた小さな宇宙 〜中島大輔『山本由伸 常識を変える投球術』を読んで〜①

「ひかりの声が空高く聞こえる。    きみも星だよ。みんなみんな。」    皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 懐かしい思い出が甦ってくる方もいらっしゃるかもしれません。 そうです。これは、合唱曲として名高い、COSMOS の一節です。 宇宙の不思議…地球もまた宇宙であり、地球のなかにいる我々もある種の「星」であります。 日本を代表するエースピッチャー、山本由伸もまた、我々と同じように、地球に生まれ落ちた一つの星です。 彼の活躍は日本のみならず、

今フランス、ニューヨークなど世界中が熱く注目する日本の現代美術家・松谷武判さんの大規模な個展が10月3日から東京オペラシティアートギャラリーで開催されます。  本場パリのポンピドーセンター では10万人を動員。これは今秋必ず東京で見ておきたい現代アートの展覧会だ!!         Takesada Matsutani 2024.10.03[木] - 12.17[火]

東京オペラシティアートギャラリーの展覧会について 2024.10.03[木] - 12.17[火] 松谷武判 Takesada Matsutani ギャラリー 1, 2, 3 *現在オペラシティ側の都合でチラシフライヤーの製作が遅れており9月20日を過ぎないと全国配布されないそうです。それまでのSNSの情報シェアを皆様どうぞ宜しくお願いします。 https://www.operacity.jp/ag/exh/upcoming_exhibitions/ パリを拠点に

オリックス・バファローズのT-岡田選手・安達了一選手が今季限りで現役引退

はじめに 9月に入り、プロ野球の2024年シーズンも大詰めとなっていますが、同時に長年活躍した名選手たちの引退の話題が聞かれる季節がやってきました。 我が贔屓チームであるオリックス・バファローズでは先週に入り、T-岡田外野手(本名 岡田貴弘)(背番号55)と安達了一内野手兼内野守備走塁コーチ(背番号3)が2024年シーズン限りでの引退を表明しました。 2005年の合併直後からバファローズを応援している私からすれば、ついこの間バファローズに入ったばかりに思っていた2人でした

比嘉投手も引退とか…… #bs2024

流石にそろそろお腹いっぱいです 中継ぎエースの1人だった男が、ユニフォームを脱ぎます 岡田監督こと、どんでん肝いりのドラフト選手の1人でした。大卒社会人でドラフト2位――入団時揉めたので、どれだけ良い投手なのか?と、野球を見始めた頃は疑問視していました。個人的には先発なのかな?と見ていたので、中継ぎ起用をみて、ドラフト上位の選手……しかも大卒社会人の選手をこういう扱いするのはどうなのか?と思ったのも不信に思った理由です 実際怪我や、不振による離脱も多く、数字的には良い成績

#Bs2024 安達選手引退

連日の功労者引退の報道 今年こそ平野佳投手の記録のかかった試合でのエラーの話が目立ちますが、強打を活かして社会人から外れ1位でオリックス入団し、それからは守備の象徴としてシーズンを送り、キャリア晩年には打撃も向上し、リーグそして、日本一を手に入れるのに、欠かせないピースともいえる選手でした 入団時、覚えています。内野が埋まっていたので、当時の岡田監督事どんでんは、彼の打撃を活かすために外野手をやらせて、走塁中に怪我をし、キャリアはじめから暗雲立ち込める現役生活がはじまりま

ありがとう、浪速の轟砲

 とうとうこの日がやってきたか、という気持ちだった。  朝起きた私の目に、オリックス・バファローズのT-岡田選手が今季限りで引退するというニュースが飛び込んできたのである。  バファローズファンを長くやっている人間で、T-岡田を嫌いな人は居ないのではないかと思っている。  豪快なスイングから生み出されるホームランは何度もチームに勝利をもたらして来たし、何より彼のホームランはその弾道が美しかった。  「ホームランアーチスト」という言葉が、本当によく似合う選手なのだ。少なく

与えられたチャンスはしっかりつかむ。「ローテーションの谷間」。1軍昇格の楽天・滝中投手が6回2失点の粘投で今季3勝目。逆転のAクラス入りへチームに貴重な1勝

与えられたチャンスはしっかりつかむ。チャンス自体が少なければなおさらだ。「ローテーションの谷間」となった月曜日。楽天の滝中瞭太投手(29)が1軍に引き上げられた。半月ぶりとなる先発登板。このチャンスを生かして6回2失点と粘り強い投球を見せて、今季3勝目を手にした。逆転のAクラス入りをめざすチームにとって、貴重な1勝となった。 2日にホームの仙台で行われたオリックスとの4連戦目。通常なら試合のない月曜日の試合開催。先発投手のローテーションの谷間にあたる。ここで2軍から引き上げ

「由伸の穴を埋めろ!」オリックスの育成出身、才木投手がプロ初先発。プロ2年目が5回1失点の好投。24歳右腕のボールには希望がびっしり詰まっている

今季下位に低迷しているオリックスに希望の星が出現した。育成出身の才木海翔(かいと)投手だ。プロ2年目の右腕は初先発で5回1失点と好投。24歳の投げ込むボールは希望がびっしり詰まっている。昨季いっぱいで日本のエースともいえる山本由伸投手がメジャーに移籍した。「由伸の穴を埋めろ!」。才木投手のさらなる成長が楽しみだ。 16日にホームの大阪で行われた日本ハム戦。オリックスは先発マウンドに才木投手を送り込んだ。ストレートの最速は156キロを誇る本格派。育成選手だったが、今年5月に支

【推し】オリックス・バファローズ石川亮選手編

こんにちは。 6日からの西武3連戦、見事な3連勝。 宗選手、中川選手の今季第1号ホームランや、森選手のバースデーホームラン、ルーキー高島投手のプロ初勝利など嬉しいニュースがたくさんありましたね。 初勝利、そして入籍おめでとうございます。 シーズン後半戦、改めて「全員で勝つ」オリックスを見せてもらいましょう。 さて、これまで自己紹介や私の応援スタイルをお伝えしてきました。 いよいよ推しを紹介していきます。 記念すべき1人目は【オリの太陽】石川亮選手です。 石川亮選手とは20

【ドラフト2024】オリ・宮城大弥投手に続ける好左腕 興南・田崎颯士投手の将来性 ~8/8~

◇8月8日 大阪桐蔭5-0興南(甲子園) 興南にまた楽しみな左腕が登場しました。 2010年に春夏連覇を達成した島袋洋奨氏(元ソフトバンク)、オリックスの宮城大弥投手など左の好投手を続々と生み出す興南。 今夏の甲子園のマウンドには、最速149キロ左腕の田崎颯士投手がいました。 1回戦の相手は、優勝候補の1つでもある大阪桐蔭。 初回、先頭の吉田翔輝選手に対する投球で、ただ者ではないことを証明しました。 レベルの高さを証明 左打者の吉田選手に対し、138キロの直球、

生田目奏(花咲徳栄3年)

最新情報:徳栄野球を紡いだ生田目奏アナザー・ストーリー「石塚のチームではなく、全員のチーム」 そう語る岩井隆監督からキャプテンシーを託され、部員121人という大所帯を最後までまとめきって見せたのが、生田目奏だ。 ここまで人目を憚らず号泣する岩井監督も滅多にない。 選手と一緒に闘い、主将の重責を解き放たれた瞬間を、監督が我が子の様に受け止める感動の一幕だ。 数字では表せない高校球児たちの個性溢れる魅力。 そんな知られざる個々の集大成を、最後の最後にしっかりと吐き出させ

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吉田大輝(金足農業2年)

センバツ絶望かを考察屈辱の初聖地TKOから約1ヶ月後、新チームの主将として臨んだ秋季秋田大会初戦は辛くも逃げきったが、次戦で秋田工業の前に沈んだカナノウ不動のエース吉田大輝。 翌日の秋田魁新報やスポーツ紙には「金農センバツ絶望的」という衝撃的な文字が飛び交った。ベスト16で敗退となれば、そう報じるのも無理もない。 では果たして金足農業のセンバツ出場は、完全に断たれてしまったのか。望みは薄いが、まだ21世紀枠が残っている。 とはいえ金足農業を降した秋田工業の東北大会優勝、

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勝ち続けることの難しさ。夏の高校野球。昨年の甲子園Ⅴの2校が地方大会で敗退。夏の慶応と春の山梨学院。プロ野球は阪神とオリックスが頂上決戦まで勝ち上がれるか

何事も勝ち続けることは難しい。人生でもスポーツでも。高校野球の世界では、昨年の甲子園優勝2校が地方大会で敗退した。夏の慶応と春の山梨学院だ。プロ野球では昨年日本シリーズを戦った阪神とオリックスが今年も頂上決戦へ勝ち上がれるだろうか。勝ち続けることの難しさを野球は教えてくれる。 昨夏、「エンジョイベースボール」をモットーに慶応が快進撃を続けた。甲子園決勝では前年優勝の仙台育英を倒して107年ぶりの優勝を果たした。決勝での大応援には否定的な意見も少なくなかったが、優勝をつかみ取