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オリックス・バファローズ 記事まとめ

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2023年10月の記事一覧

【T-Bs】大阪秋の陣、日本シリーズのキーマンは?

 大阪ダービーは阪神南海戦以来、なんと59年振りとのことだ。MLBのニューヨーク・メッツ対ニューヨーク・ヤンキースの決戦がサブウェイ・シリーズならば、阪神オリックスのシリーズはナンバライン・シリーズとでも名付けようか。今回は、そんな今季の総決算の見所について書いていくこととしよう。 「人気のセ、実力のパ」 古くから、NPBには「人気のセ・リーグ、実力のパ・リーグ」という言葉がある。近年はネット配信が発達したことによってパ・リーグ人気が少しずつ上がってはいるものの、まだまだセ

【T-Bs】白熱の攻防、これぞ頂上決戦

 3戦目となり、決戦の舞台は大阪から西宮へと移った。結果は最後の最後までもつれる1点差ゲーム。これぞ野球の醍醐味という見応えのあるものであった。今回は、そんな日本シリーズ第3戦を振り返ってみよう。 東晃平、快投乱麻 東と書いて「アズマ」と読むので、一瞬オリックスは横浜から投手を借りてきたのか?と思った。冗談はここまでとし、彼は素晴らしい投手であった。兵庫県出身の投手ということもあり、地元でと言う意識があったのかもしれない。  彼の投球は「カメレオン投法」とでも名付けようか

2023年日本シリーズの勝敗予想

2023年の日本シリーズがいよいよ今日から始まる。 阪神タイガースが1985年以来、38年ぶりとなる日本一をつかむことができるのか、それとも、リーグ3連覇のオリックス・バファローズが日本シリーズ2連覇を果たせるのか。 実に1964年の阪神タイガース対南海ホークス以来となる関西のチーム同士の戦い、「関西ダービー」ということもあり、チケット争奪戦も過熱していた。 岡田彰布監督にとってはかつて選手、コーチ、監督として在籍したこともあるオリックスが相手で少なからぬ「因縁」もある。

カープダイアリー第8420話「日本シリーズ”マジック合戦”…日替わりオリックス打線から消えた『一番福田周平』がもし広島に来たら…(2023年10月29日)

京セラドーム大阪での日本シリーズ第2戦は8対0でオリックス快勝!対戦成績1勝1敗で移動日を挟み甲子園球場での3連戦から目が離せなくなった。 それにしても… 第1戦もスコアは8対0で阪神村上が7回100球2安打だったが、お返しとばかりにオリックス宮城も6回104球4安打。そして両軍ともブルペン陣が完封リレーときた。 第1戦では佐藤輝明の二盗が山本由伸攻略の突破口として注目された。正に岡田マジック… 第2戦はナカジマジックとしてスタメンの大幅入れ替えがクローズアップされた

ドラフト下位指名でも主力になった選手

プロ野球の秋の風物詩として知られるのは、ドラフト会議です。 上位指名される選手たちへの注目度は当然のように高ま里ますよね。 中でも、一位指名選手は様々なメディアで大きく取り上げられます。 一方で、開始名の選手たちはなかなか注目を浴びることができません。 しかし、過去にはドラフト時の評価を覆し、プロで大活躍した選手たちがいました。 今回は、その中でもドラフトでは下位指名されながらも、プロ入り後に大成した選手を紹介します。 現在、巨人のエースとして活躍する戸郷翔征は、201

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地味なことこそ重要。短期決戦は守備が大事。甲子園に舞台を移す日本シリーズ第3戦。ディフェンスでリズムを作るのは阪神かオリックスか

プロ野球の日本シリーズは舞台を甲子園に移して第3戦が行われる。ここで勝敗のカギを握るのが守備面だろう。セリーグ王者の阪神はエラーが失点につながり第2戦を落とした。一方のパリーグ覇者のオリックスは指名打者制がない中で、野手陣をどう起用するかが重要だ。短期決戦では守備の堅い方が勝利にグンと近づく。ディフェンス面に注目だ。 第2戦まで行われた京セラドーム大阪から甲子園へと舞台が移される。両球場は直線距離で12キロ。電車で最速16分の距離。まさに「関西決戦」らしいと言える。 第3

プロ野球日本シリーズ 第2戦 結果

10月29日(日)にプロ野球日本シリーズの第2戦が行われました。 結果はオリックスの8-0での勝利! 第1戦と真逆の展開・スコアとなりましたね。 試合開始前の4-0でオリックスの勝利を予想してました。 阪神が優勝することを予想している私にとって、 第1戦を取ったことで2戦目は負けてもOKとも記載してます。 オリックス先発の宮城投手から点を取るのは難しいだろうとのことで、 0点で負けることは予想の範囲内です。 しかし、予想以上に点を取られてしまいました。 四球とエラ

【戦力外】再び同じユニフォーム姿が見たい! オリックス・吉田凌投手への個人的願望

またも、応援していた選手が戦力外通告を受けました。 オリックス・吉田凌投手です。 高校時代(東海大相模)、中日・小笠原慎之介投手と共に全国制覇に貢献し、ドラフト5位でプロ入りしました。 今季は前年度を上回る19試合に登板しています。年齢も26歳と若いです。 理屈抜きで、再び小笠原投手と同じユニフォームを着て登板する姿が見たくなってきました。 ドラフトの結果・・・ ドラフト会議が終了し、新たに戦力外通告を受ける選手が出てきました。 オリックスは4位指名まで高校生で

カープダイアリー第8419話「ワールドシリーズ、日本シリーズ開幕…勝敗を分けたのはひとつの四球、ひとつの盗塁」(2023年10月28日)

現地時間で10月27日午後7時過ぎ(日本時間28日午前9時過ぎ)から米国テキサス州タラント郡アーリントン市の グローブライフ・フィールドで始まった第119回ワールドシリーズ。 その劇的な展開は「日本一」へ再度“照準”を合わせて2シーズン目に臨む新井監督と首脳陣にとっても大いに学びの場となったに違いない。 実に100億円以上の巨費を投じて2020年に開場したテキサス・レンジャーズの本拠地はアイゾナ・ダイヤモンドバックスを迎えて4万2472人のファンで埋め尽くされた。

オリックスが誇る強力先発陣

長きにわたる暗黒期を抜け、21世紀初のパ・リーグ3連覇を成し遂げたオリックス・バファローズ。 去年同様、快進撃の裏には先発陣の獅子奮迅の活躍があるからこそだと思う。 オリックスが誇る強力先発陣を陣営を探ってみよう。 異常すぎる数値を叩き出す絶対的エース オリックスのエース。いや、日本のエースがオリックスにはいる。その名は 山本由伸。 かつてムエンゴに泣かされた男はこの3年間 リーグで圧倒的すぎる成績を残してきた。 2年連続のMVPにその年最も優秀だったピッチャーに贈られ

プロ野球ファンを続ける上での悩み

鉄道趣味と四国遍路への向き合い方については、noteにまとめたこと、また友人・先輩諸氏から親身になってアドバイスをいただいたことにより、一時のように深刻に考えて自分を追い込むという事態から解放されつつあります。 ただ、この2023年は鉄道趣味、四国遍路だけでなく、もうひとつの趣味でも岐路に立たされる事態になりました。 それは、小学生時代以来30年近くに渡り親しんできたプロ野球です。 率直に申し上げますと、今の私は自分のことをプロ野球ファン失格だ、これ以上今までのスタンスで応

2023ドラフト 全球団評価

中日ドラゴンズ 60点 1位 草加勝 2位 津田啓史 3位 辻本倫太郎 4位 福田幸之介 5位 土生翔太 6位 加藤竜馬 育1位 日渡騰輝 育2位 菊田翔友 育3位 尾田剛樹 育4位 川上理偉 個々の選手の能力は高い。しかし、編成的にはどうなのだろうか。投手から見ると二軍の投手運営が回ってない中で先発が出来るのは草加、菊田投手のみで土生投手、加藤投手はリリーフ適正だ。野手を見ると、去年あれだけ内野手を取った上に土田、星野選手などもいる中、津田、辻本の右打ち内野手を

【2023ドラフト会議終了】ドラフトをディープに楽しんだら、すごいお宝ができてしまった…という話

ドラフト会議2023が終わった。 新庄監督のまさかの、くじを開封しないくじ引き姿。面白かったです。 そして岩手出身の選手(西舘勇陽選手)が、巨人にドラフト1位指名! 岩手野球界の、記念碑的な出来事ですね。 いろいろ感慨もありつつ、がっつりドラフトを堪能しました。その成果がこちら。 ※横軸が各球団(今年度順位の逆順) 縦軸が指名順位(上3行は1位入札結果の記録) 育成指名終了まで、3時間半。こんなにフルで書けたのは7,8年ぶり。快くやらせてくれた家族に感謝。子ども達も成長

思う人に思われず、思わぬ人に思われる。ドラフトの「関西シリーズ」。報徳学園の堀選手がオリックスから4位指名。意中の球団は阪神。会見では大爆笑誘う「ボケ」も

恋愛において「思う人に思われず、思わぬ人に思われる」という名言がある。意中の人の心をつかめず、思っていない人からラブコールを受けることだ。これが今年のプロ野球ドラフトであった。しかも、この思う、思わぬの2球団が28日に開幕する日本シリーズの出場チームだから面白い。報徳学園のスター選手の意中の球団は阪神だったのだが。 26日に東京都内で行われたプロ野球ドラフト会議。支配下選手、育成選手として計72人が指名を受けた。その中で、ドラフトの「関西シリーズ」ともいえるドラマもあった。