2024年7月の記事一覧
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お互いを高め合うライバル関係がすばらしい。高校野球西東京大会。早実が粘る日大三を振り切ってサヨナラⅤ。これまで決勝の勝者が甲子園も制した歴史
ライバルは決して憎い敵ではない。お互いを高め合うライバル関係こそがすばらしい。高校野球の西東京大会決勝。早稲田実が粘る日大三を振り切って、甲子園出場を決めた。両校は決勝で勝った方が甲子園も制した歴史がある。激戦を制したからこそ、さらなる成長につながる。今回は早実がわずかに上回ったが、日大三の粘りもたたえたい。 28日に神宮球場で行われた決勝戦。先制したのは早実。初回に3点を奪い優位に立つかに見えた。しかし、日大三は三回、3点本塁打が飛び出した。序盤は4-4。 ここからは手
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プロ野球「夏の通信簿」。日本ハムに「たいへんよくできました」。2年連続最下位チームが前半戦Aクラスでターン。57本塁打はパリーグトップ。地元での球宴に一発を期待!
プロ野球は前半戦が終了。「夏の通信簿」が各チームに手渡されるとしたら、日本ハムには「たいへんよくできました」とハンコが押されるだろう。2年連続最下位チームが今季3位とAクラスでターン。チーム本塁打57本はパリーグトップを走っている。23日には地元北海道でオールスターが行われる。ハム戦士に一発が出るか楽しみだ。 日本ハムは2年連続パリーグ最下位だった。就任3年目の新庄剛志監督にとって、今季は勝負の年だ。 開幕ダッシュに成功し波に乗る。交流戦は7勝10敗1分けと勢いに陰りが見
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弟は偉大な兄を越えられるか。秋田の金足農が6年ぶり夏の甲子園。エースは2年生吉田大輝投手。兄は6年前の全国準Ⅴ右腕、現在プロで活躍する輝星投手
6年前の夏を思い出す。高校野球は全国選手権100回目の節目だった。秋田の金足農業高が「カナノウ旋風」の快進撃で甲子園決勝まで勝ち進んだ。そして今年、あの年以来となる夏切符をつかんだ。エースは2年生右腕吉田大輝投手。6年前のエースは兄の輝星投手(現オリックス)だった。弟は兄を越えることができるだろうか。夏の楽しみが一つ増えた。 今夏の金足農はノーシードからの勝ち上がりだった。初戦で第1シードの明桜を下して波に乗る。次の3回戦、準々決勝まで、エースの大輝投手が完投。2年生が3試