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ビジネス 記事まとめ

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2021年10月の記事一覧

気候変動の罠(4)地球温暖化説は打ち出の小槌

 気候変動政策の中心は「脱炭素」ですから,CO2を出さないエネルギー源への転換が求められます。しかし,それには発電設備から製造設備まで,大幅な変更が必要になるので,多額の費用が掛かります。これを企業だけでやろうとしては本当に大変です。  この側面を捉えて,脱炭素のための活動は費用が掛かりすぎるので,経済を破壊するという論調がありますが,これは物事の一面しか見ていない見解です。むしろ,実態は逆で,地球温暖化説はうまく使うと、次々と小判を出してくれる打ち出の小槌なのです。  

間も無く「独身の日」開始 中国EC各社の取り組み

中国EC業界恒例の祭典「独身の日(ダブル11)」、今年は13年目の開催となる。アリババが2009年に始めたこのイベントは、中国消費市場の動向を示し、毎年たくさんの注目を集めている。 13年前と比べ、中国のEC勢力図は大きな変化を遂げた。現在は、アリババ、京東(JD)、拼多多(pinduoduo)の3強局面となり、ショート動画2社のDouyin(抖音)、kuaishou(快手)もライブコマースを通してEC業界への影響力を高めている。 このイベントの着目点は、なんと言っても年

【スタートアップCHRO活動録】組織ごとのミッショントライアングルを作成した話

こんにちは!株式会社令和トラベル執行役員CHROの田村です。 令和トラベルは、海外旅行業界のDXを通して、あたらしい旅行をデザインすることを目指して4月に創業し、ついに半年が経過しました。目下プロダクト開発に全力を注いでいます!組織の規模もフルタイムだけで20名程度になってきており、組織規模は拡大を続けています。これからの組織拡大を見据えて、さらなる組織の進化に向けて、取り組んでいることを記したいと思います。 (海外旅行にご興味があり、令和トラベルのLINEにまだご登録いた

足りない点ばかりに目がいってしまう人に読んで欲しいnote

今年も終わりに近づき、そろそろ来年の計画を考える季節ではないでしょうか。私のところにも、来年度のブランド戦略を考えたい・・という相談が増えてきました。 さて、みなさんは、来期の戦略を考える時、どこから考え始めるでしょうか。今期の課題でしょうか。それとも、未来予測でしょうか。 私は、このような節目のタイミングでは、商品やサービスの「良い点」について改めて考える時間を持つことをおすすめします。 実は、良い点を探すのは、広告の仕事の基本です。 商品の欠点や課題を100個なら

レビューで大事にしたいことを端羽&HR長がじっくり語り合った ー振り返り編ー

こんにちは、HRグループです!今回は「レビュー」について。 ビザスクでは、年に2回レビューの機会を設けており、成長の大事なサイクルとしてとっても大事に考えています。また、レビューの仕組みは、一度作ったら終わりではなく、会社の成長に合わせて、毎回議論を重ね進化を続けています。 ビザスクのレビュー 上期と下期にそれぞれ、以下の流れでレビューが行われます。 そんな中、「もっと自分のレビュースキルを上達させたい」「もっとレビューでメンバーの成長をサポートしたい」という声がリーダー

マーケティングにおける現場主義とは何か?

#現場主義で得られたこと について自分の考えを整理してみます。 現場主義の考え方は、業種や職種によって当然異なるため、自分の場合は、「マーケティングにおける現場主義とは何か」について考えていきたいと思います。 マーケティングの仕事における現場主義とは?マーケティングの仕事において現場主義を貫く上で大切なのは、 ①直接顧客に会って話を聞くこと ②顧客の行動を観察すること この2つの行動だと考えています。 つまり、現場主義を貫くことの意味は、顧客を理解し続けることだと考えて

Zokujinをクローズすることにしました。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、まず、約1年前にはじめた「営業担当から探す広告代理店探しサービスZokujinβ版」をクローズ致しました。 利用してくださった方、取り組み頂いた支援会社の皆様、及び、応援してくださった方、実績もなく知名度もない状態で関わって頂き誠にありがとうございました。 反対に、関わってくださった方の期待に答えられなかったのはとても申し訳ない気持ちでいっぱいです。 実は、このnoteを書く前に参考として、他の方のサービスクローズのお知らせn

年間200回のイベント現場がつちかった「俯瞰」~場づくりや仕事の流れをつくる3つの視点~

 Potage代表取締役 コミュニティ・アクセラレーターの河原あずさです。イベントやコミュニティの現場が大好きです。  今回のCOMEMO編集部のお題は「現場主義」です。上のリンクに出てくる一流経営者の方にはほど遠いですが、私自身、仕事をする中で「現場」から得られたことは、意思決定の軸になっています。  場づくりを仕事とする私にとっての「現場」は主に「イベント」や「コミュニティ」です。人の流れをとらえ、感情をとらえ、場を形にするための無数の経験を積んできました。  古巣

カルチャーガイドをつくりました

こんにちは、Synamon COOの武井です。 さて今日は、Synamonのカルチャーガイドを作ってみたというお話です! カルチャーガイドとは、自社の企業文化を明文化したもので、会社のバリューや、組織づくりにおける価値観をまとめた資料です。 カルチャーデックやカルチャーコードと呼ばれることもありますが、有名どころではNETFLIXやメルカリなどの会社が、同様のカルチャーガイドを公開しています。 Culture Doc | 採用情報 株式会社メルカリ 【Netflix

広告嫌いの広告担当が転生したらドキュメンタリーを作っていた件

LIFULLがドキュメンタリー映像を作る。その裏側にあるちょっとした事情と、これまで未経験の取り組みをすることで遭遇した、苦労と苦悩の一部をおすそ分け。 筆者は元広告担当で、いまはコンテンツ開発を担当。 作ったコンテンツにまつわるお話はこちらの記事をごらんください。 「広告が嫌い」自分はこのLIFULLという会社(前身のネクストも含む)で、かれこれ累計10年くらい広告やらコミュニケーションやらに関与してきた。 そんな自分が過去、とある広告業界誌のセミナーの冒頭に発した言

ビズサイドの我々も知っておきたい プロダクトマネジメント〜ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける〜 要約

はじめまして。元エンジニアのマーケター田平です(@yoshi_tahi)。 今回は、『プロダクトマネジメント〜ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける〜』 の要約をお届けします。 プロダクトにまつわる専門的な話ばかりではなく組織論的な話も多いので、プロダクトマネージャーの方はもちろんのこと、エンジニアやマーケターなどプロダクトに関わるすべての方々におすすめの書籍です。私もマーケターですが非常に参考になりました。 そもそも本記事を書こうと思った経緯も、社内でプロダクト戦略の話

努力を「有効な努力」にするために必要な「量質転化」と「経験学習」の話

美化してしまいがちですが、やはり「ムダな努力」というものは存在してしまいます。がんばった割に報われなかったり、時間をかけている割には上達しなかったり。「努力はムダにならない」と思いたいものの、これはなかなか難しい問題です。 一方でやはり、努力が成果に結びつき報われることもあります。今日は「有効な努力」「いいがんばりかた」について、「量質転化」と「経験学習」というキーワードで説明します。 量質転化 初めて聞く方もいるかも知れませんが、「量質転化」という考え方があります。

見えてきた、女性の変化!

さて、唐突ですが、あなたは〇井〇友銀行に行かれたことがありますか? 日本のメガバンクのひとつの、あの銀行です。 わたしはここ数年で2回程訪れています。で、感じたのです。何かがオカシイゾと。行内が白で統一され完全予約制。さらには私服を身にまとった女性がコンサルのような対応をしてくれます。以前のメガバンクとはどこか違うのです。何かがオカシイのです。それは単なる一メガバンクの変化です。 けれど、その変化こそが、実は日本の女性の働き方が変わる予兆なのです。 というわけで、日本

今後主流になるであろうNFTのユースケース10選

※11/4追記:このnoteをシェアすると必ず、スキを押すとランダムでNFTがもらえるように設定しました。NFTの取得方法については末尾に記載しています。 こんにちは、Techtecというブロックチェーン会社をやっている田上と申します。満を時して、note初投稿です。Web3、DAO、DeFi、NFTあたりをテーマに、これからいろいろと書いていきたいなと思います。今回はNFTのユースケースについて整理します。ツイ廃活動に一生懸命ですので、良ければ交流してやってください→ @