幸小路 榛柊

絵と植物と自然と音楽…。

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  • Hosta Boy

    ぎぼうし坊やの物語。 ※ぎぼうしは「日本生まれの世界的植物」。学名「Hosta」。

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    服や布の生地に例えるなら、いつも綿100パーセント(めんひゃく)のピュアな子供のココロ。大人になるにつれてソレは、綿35パーセント/ポリエステル65パーセントの機能性重視なモノになっていくのかもしれない。

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固定された記事

ある春の日のもくじんくん

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あぁ、マーヴィン・ウィンドウ⑤

木枠とアルミサッシを無事(??)分解するコトが出来、ついにガラスをはめて修理完了まで今回もっていきます。 元々割れたガラスはペアガラスなので本当は同じ仕様にするべき…

幸小路 榛柊
3週間前
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あぁ、マーヴィン・ウィンドウ④

初めてガラスが割れた3年程前、分解出来るのか試したコトが ありましたが、とにかくあらゆる枠がエラくガッチリと 引っ付いていてヘラが入りそうな箇所をコジってみると 「…

幸小路 榛柊
5か月前
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あぁ、マーヴィン・ウィンドウ③

もしかしたらどこかにボクと同じように マーヴィンの窓で悩んでいるヒトがいるかもしれない。 ボクは近所のサッシ屋に手当たり次第連絡した結果 「ウチでは木製窓の修理は…

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あぁ、マーヴィン・ウィンドウ②

マーヴィン・ウィンドウとはアメリカ製の木製輸入窓です。 日本で窓と言えば普通はアルミサッシを指す、と言っても過言ではありません。そのくらいどの家もまずアルミサッ…

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あぁ、マーヴィン・ウィンドウ①

3〜4年前にマーヴィンのダブルハングが突然割れました。 その半年位前に、某マーヴィン窓修理の経験があるという業者に樹脂部品の交換作業を依頼していたので、その時の…

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ギボウシのいる地

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私の魂のギボウシ

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「Hosta Boy & Hosta Girl  ...and Deep Winter」

冬の訪れとともに 姿を消すギボウシという植物。 ギボウシ坊やと ギボウシ女子も もういなくなってしまった。 でも 冬枯れのソラに 二人が見えた気がした。 また会…

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「Hosta Boy & Hosta Girl ...and early winter」

髪の色は季節の色。 だとしたら キミもボクも もうすぐ 消えてゆくのかな。 姿がなくなってしまったら 全てなかったコトになるのかな。 そしてもう2度と 会うコ…

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「Hosta Boy & Hosta Girl ...and Autumn」

ギボウシ坊やの髪をカットする ギボウシ女子。 「あなたの髪の色、  変わってきてる・・・。」 「キミの髪の色も・・・。」 そんなに遠くもなく訪れる 来たるべき時…

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「Hosta Boy & Hosta Girl…and Reality」

今はこの麦わら帽子を 受け取ってほしいんだ。 でも、いつか いつの日か・・・きっと。

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アサギマダラ

フジバカマで吸蜜するアサギマダラ

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「Hosta Boy & Hosta Girl ...and The Sky」

麦わら帽子の気球に乗って キミと色んな世界を見てみたいな。 そして、こんな話をするんだ。 「ねえ。世の中はこんなにも  広かったんだね!」 初めて見る景色はちょ…

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「Hosta Boy & Hosta Girl …and Hat」

ボクがキミにできるコト。 ソレはおひさまがニガテなキミに 日陰を作って キミが見るコトができない世界を 見せてあげるコト…。 ソレが今のボクの 「夢」なんだ。

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「Hosta Boy & Hosta Girl ...and tree」

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あぁ、マーヴィン・ウィンドウ⑤

あぁ、マーヴィン・ウィンドウ⑤

木枠とアルミサッシを無事(??)分解するコトが出来、ついにガラスをはめて修理完了まで今回もっていきます。

元々割れたガラスはペアガラスなので本当は同じ仕様にするべきなのですが、「また同じ現象が起こるのではないか」「そもそもペアガラスの意味は?」などと考えていると、割れていない片方を活かしたいコトと、「気密性を謳っているマーヴィンだけど、木枠と額縁の間が少し空いている事実」があるので、さほどペアガ

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あぁ、マーヴィン・ウィンドウ④

あぁ、マーヴィン・ウィンドウ④

初めてガラスが割れた3年程前、分解出来るのか試したコトが
ありましたが、とにかくあらゆる枠がエラくガッチリと
引っ付いていてヘラが入りそうな箇所をコジってみると
「バキッ!」とヤバい音がしたのでその時は諦めました。

しかし今回は損傷覚悟でやります。

初めに用意した道具は

右下に写っている100均の「厚手スクレーパー」はかなり重宝したので購入しておいたほうが良いでしょう。あとはカナヅチ、マイナ

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あぁ、マーヴィン・ウィンドウ③

あぁ、マーヴィン・ウィンドウ③

もしかしたらどこかにボクと同じように
マーヴィンの窓で悩んでいるヒトがいるかもしれない。

ボクは近所のサッシ屋に手当たり次第連絡した結果
「ウチでは木製窓の修理は一切受け付けていません。」と言われるか
「国産のアルミサッシにリフォームするしかない」と提案されるか、の
二択しかなく、ボクの思う「完璧な復元」でなくても「割れていないガラスがハマっていればいい。」という考えは受け入れられませんでした。

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あぁ、マーヴィン・ウィンドウ②

あぁ、マーヴィン・ウィンドウ②

マーヴィン・ウィンドウとはアメリカ製の木製輸入窓です。

日本で窓と言えば普通はアルミサッシを指す、と言っても過言ではありません。そのくらいどの家もまずアルミサッシなのです。

もちろん、昔は木の窓が多かったハズ。

ボクが木の窓に魅せられたのは、家を建てるにあたり色んな本に目を通したワケですが、当時イギリスの住宅に興味を持っていて、そういう家をハウスメーカーでどうやって建てるか的な本が出ていて、

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あぁ、マーヴィン・ウィンドウ①

あぁ、マーヴィン・ウィンドウ①

3〜4年前にマーヴィンのダブルハングが突然割れました。

その半年位前に、某マーヴィン窓修理の経験があるという業者に樹脂部品の交換作業を依頼していたので、その時の職人にすぐ連絡するも「今は作業が立て込んでいるので2〜3週間後に連絡します。」とのコト。

その後待てど暮らせど連絡はなし。「何か思い当たるフシがあるから都合が悪いのかな・・・。」と勝手に思い込むと同時に不信感しか湧かないのでヨソを当たる

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「Hosta Boy & Hosta Girl  ...and Deep Winter」

「Hosta Boy & Hosta Girl  ...and Deep Winter」

冬の訪れとともに

姿を消すギボウシという植物。

ギボウシ坊やと

ギボウシ女子も

もういなくなってしまった。

でも

冬枯れのソラに

二人が見えた気がした。

また会えるよね。

あのギボウシのいる木の下で。

きっと。

「Hosta Boy & Hosta Girl ...and early winter」

「Hosta Boy & Hosta Girl ...and early winter」



髪の色は季節の色。

だとしたら

キミもボクも

もうすぐ

消えてゆくのかな。

姿がなくなってしまったら

全てなかったコトになるのかな。

そしてもう2度と

会うコトは

ないのかな。

「Hosta Boy & Hosta Girl ...and Autumn」

「Hosta Boy & Hosta Girl ...and Autumn」



ギボウシ坊やの髪をカットする
ギボウシ女子。

「あなたの髪の色、
 変わってきてる・・・。」

「キミの髪の色も・・・。」

そんなに遠くもなく訪れる
来たるべき時を

ふたりはなんとなく

その髪の色と

少し肌寒い風のささやきから

感じているのかもしれない。

「Hosta Boy & Hosta Girl…and Reality」

「Hosta Boy & Hosta Girl…and Reality」

今はこの麦わら帽子を
受け取ってほしいんだ。

でも、いつか
いつの日か・・・きっと。

「Hosta Boy & Hosta Girl ...and The Sky」

「Hosta Boy & Hosta Girl ...and The Sky」



麦わら帽子の気球に乗って
キミと色んな世界を見てみたいな。

そして、こんな話をするんだ。

「ねえ。世の中はこんなにも
 広かったんだね!」

初めて見る景色はちょっとコワい気が
するけど、とても楽しい気もするんだ。

もしかして、キミの夢は
ボクの夢でもあるのかな。

「あっ!あそこにギボウシがいるよ!」

「Hosta Boy & Hosta Girl …and Hat」

「Hosta Boy & Hosta Girl …and Hat」



ボクがキミにできるコト。

ソレはおひさまがニガテなキミに

日陰を作って

キミが見るコトができない世界を

見せてあげるコト…。

ソレが今のボクの

「夢」なんだ。