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日記「わたしは何者だ」

わたしの書いたnoteを読み返してみると、これが案外面白い。


このタイトルの堂々とした感じ、そして文章上での性格の切り替わり、安い演技、全部面白い。


そして、これを見ているとまるでこれを書いた人間はひとかどの人物であるかの様な印象を受ける。自分の人生を生きているような…。



わたしはずっと「何者かになりたい」と思ってた。今も思っている。
ぼっち・ざ・ろっく!のアニメの曲、「ギターと孤独と蒼い惑星」に出てくる"なんかになりたい なりたい 何者だっていい"ってとこはすごく共感してる。


何者かってなんだ?と聞かれたら、はっきりとは答えられない。
はっきりと答えられないものに強く強く憧れて、それじゃない自分を恥ずかしく感じて卑下している。


何者か。強いて言うなら、何かに長けてたり。複数の人間関係の中で共通した性格で認められていたり…。まだある様な気がするけど、挙げられない。眠いからね。


でも、自分のnoteの小説や日記を読み返していたら、こいつは何者かだそ、という印象を受けた。

母親が健康指向で。
ずっとPS5かゲーミングPCが欲しくて。でも貯金できなくて。
鬱病で。
フリーターで。
自虐が上手くて。
卑屈で角を立てないように生きている割には急にこっちを「お前」呼ばわりしてくる。


あくまでインターネット上でだけど、こいつはこいつの人生を生きているぞ、という印象を受ける。
もう何者かとして日々を送っているぞ、という印象を。


こうして積み上げてきたものを見返してみると、わたしって何者かだったんだ…と感じられる。
わたしがナルシストで自分の書いたものを何度も読み返す癖があってよかった。




何者かになりたいという欲求は若いとありがちだ。

若いとありがちというのは、歳を取ると治るとか良くなるってことでもない。

そういう場合は多いけども。でもそういう場合が多いから「若いとありがち」と表現されることがあるだけで、必ずしも大人になると解消されるとも限らないと思う。

しかしわたしは、わたしに関して言うと今たまたまほんと偶然何者かになりたいという欲求に関する問題が少しよくなってる。

解消し切った訳じゃないし、たぶん今この瞬間良くなったってわけでもないと思う。
気付いたのは確かに今だけど、問題が解決したのではなくて問題がそもそも存在しなかった事になった…様な。そん感じ。




いや〜人生ですねぇ(すべてを終わらせる万能の締め台詞で気持ちのよい終わり)

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