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129.この世のお別れに、あなただったら、最後は、どんな言葉を残しますか。


そんなわたしになりたい。

人生の最後の言葉

人生の最後のときに、あなただったら、どのような言葉を残しますか。

この最初の言葉たちは多くの方々の最後の言葉です。
そして、大切な人を想う心を残しています。
それにはおよそ人生に対する後悔などではなく、
残された者たちへの哀歌のように感じてしまうのは私だけなのでしょうか。

私も人生の中で一番大切な人を失いました。
現在も心の中は穴の開いた空洞です。
ですから、いつ立ち直れるかどうかはわかりません。

しかし、これらの言葉には残された者への優しい愛があり、
それが唯一の救いといえるかも知れません。

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死ぬ瞬間の5つの後悔  ブロニー・ウェア著  仁木めぐみ(訳)  新潮社より

「五つの後悔」(新潮社)という本を書いたブロニー・ウエア史は、緩和ケアの介護を長年務め、数多くの患者を看取りました。〈死を直面したとき、人は何を思い、人生のなにを後悔するのか・・〉という文章をブログに発表し、インターネット上で評判となり一年で三〇〇万人以上に読まれたものです。

その五つとは、

「自分に正直な人生を送ればよかった」

「働きすぎなければよかった」

「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」

「友人と連絡を取り続ければよかった」

「幸せをあきらめなければよかった」

と、死を目前にした数多くの患者たちが後悔を口にしているそうです。



しかし、これらの後悔はすべて自分が中心で相手がありません。
無念、残念、悲しみ、苦しみという後悔の言葉です。

だからといって悪い言葉ではないですね。

もっと、こうしたかったという希望や願いのある後悔なのですから。

人生とは不思議なもので、若い頃は順風満帆で過ごせても、人生の終わりになって、不慮の苦しみや悲しみが起こる場合もあります。

また、若い頃から苦労ばかりでひとつも良い事がなかったとしても、人生の最後に最高の幸せと遭遇する場合もあります。

どちらが良いかと言えば「すべては終わりが良ければ、それで良し」と思える人生が最も望ましい事だと言えますね。また、どのような後悔が残ろうとも、「それで良し」といえる心の持ち方が大切なような気がします。
ですから、このような言葉で終わりたいと思います。

ありがとうね。

ごめんなさいね。

うれしかった。

楽しかった。

感謝しているよ。

愛しているよ。

だから、泣かないでほしい。

もう一度あいたい。

人生最後の贈る言葉、人生最後の贈り物。

大切な、大切な人がいるあなた。

大切な、大切な人を失ったあなた。

〈贈る人〉、そんな私になりたい・・。

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©NPО japan copyright association Hiroaki


人生の最後の願い

そんなとき、次の言葉と出会いました。

もう一度人生をやり直せるなら・・

今度は、もっともっと間違いをおかそう。
もっと、もっとくつろぎ、肩の力を抜いて、愚かな人間になろう。
決して、完璧な人間にならずとも、愚かな人間でかまわない。
もっと、もっと恥ずかしく、愚かで、騒ぎ立て、馬鹿になろう。

この人生に、思い煩うことなど必要などない。

もう一度人生をやり直せるなら・・

今度は、もっともっと不潔で、不衛生に生きてみたい。
もっと、もつとだらしなく、楽しく生きて、いい加減で良い。
決して、深刻にならず、もっと柔軟な人間でかまわない。
もっと、もっと激しく、笑わられ、嫌われて、馬鹿になろう。

この人生に、思い悩む必要などない。

もう一度人生をやり直せるなら・・

今度は、沢山の成功を求めて生きよう。
もっと、もっと沢山のチャンスをつかみ、行ったことのない場所に出向きたい。
もっと、もっと美味しい物を食べ、もっともっとアイスクリームを頬張り、お酒を呑む。
決して、健康管理など行わず、体調を崩したとしても、薬などに頼らない。

この人生を真剣に考え、苦しむ必要などない。

もう一度人生をやり直せるなら・・

靴を捨て、裸足になって歩いてみよう。
もっと、もっと自分の足で歩いて、もっとたくさんの冒険をしよう。
もっと、もっと沢山の朝日を浴びて、夕日を眺めて、遊園地で遊ぼう。
決して、時間などに縛られず、もっともっと子どもたちと遊ぼう。

この人生に他人の目を気にする必要などない。

もう一度人生をやり直せるなら・・

・・しかし、ごらんの通り、わたしはやり直しがきかない。

アメリカのユーモラリスト・ドン・ヘロルド作 創訳 coucou
(1953年10月号リーダス・ダイジェストより)

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coucouです、みなさまごきげんよう!

私たちは自分の人生をあまりにも厳格に考えすぎていないでしょうか?
自らを規制の枠に収め、人の目を気にし、まだ見ぬ未来に対して、恐れや不安を抱き、構え、悩み、苦しみ、煩い・・・。


私たちは、もっと、もっと、気楽に、楽しく、無鉄砲に、馬鹿になり、人生を謳歌しよう。

この人生、まだまだ時間は残されている。

この人生、まだ、あと数日残されている。
この人生、やり直しはできないが、だからこそ、生きがいがある。
人生には、完璧などひとつもないのだから。


ではまた、あしたね。

みんな、ありがとう!




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