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ナオコライフ②51 歳を重ねていくのは喜ばしいこと

2023.12.11

4時前起床。コーヒーを淹れる。今日は早く起きすぎた。5時がベスト。なかなか睡眠はむずかしい。

今日のタロット日記

「ペンタクルの6」
与えることと、与えられること。果たして人に与えることができているのだろうか、という疑問をいつも抱えている。こんな生き方でいいのだろうか、と。でもそうはいっても、どこかで肯定しているところがあって、人が生きていく上で大事なのは、ただそこに生きているという存在感だと思う。最低限の生活レベルでも、こうやって生きているのだから。

年内最後の美容院へ。いつもの感じで、とお願いする。美容師さんとなぜか占いの話になり、はじめてタロットのことを話す。タロットとオラクルカードの違いなど、その他の統計の占いやタロットの偶然性の話をする。そしたら、占いに興味なかったのに面白そうに思えてきました、今度やってください、と言われた。じゃあ、次回はタロット持ち込みで来ますね、と返す。意外な展開となって驚く。美容院には雑誌がたくさんあるけれど、占いは全然見ないって言ってたのに、関心を示してくれてそれだけでうれしい。ドトールで、いつものエスプレッソ。店内は混んでいたけれど空いてきた。

帰宅してお昼を食べたら、ぐったり。朝が早かったからかもしれない。部屋で横になる。坂口恭平『躁鬱大学』には、1日3回は横になりましょうと書いてあったけれど、わたしは3回どころではない。いつもそのまま寝てしまうことはざらだし、とくに夜は居間で寝てしまう。だから、朝が早くてもけっこう寝ているのが現実。

オラクルカードが引きたくてしょうがない。「セイクレッドフォレストオラクルカード」より。

今のわたしに必要なカードはなんですか?
「星降る夜:受容」
すべてを受容できたらどんなにいいだろう。普段忘れていても、受容できてない過去の傷が突然浮上してくることなんてよくあることだ。そんなこともひっくるめて、人生まるごと受け入れられたら、調和が訪れるだろう。そんなときを迎えることを願っている。


2023.12.12

3時半起床。ヨガをやる。体がなまっている。コーヒーを淹れる。昨晩は早くからよく寝ていたから、こんな早起きでも大丈夫。雨がぽつぽつ降っている。長く降って欲しい。

今日のタロット日記

「4番皇帝」
わたしの中の皇帝像は間違いなく農場の社長さんだ。一般の農場の農業人ではなく、企業のトップであったからだ。よく赤い上着を着て闘志、リーダーシップを表していた。基本的に社長さんもわたしも自由人であるから、スケジュール上違う時間帯に仕事をし、たまに顔を合わすというやり方であった。話はわりとしていたけれど。

やっぱりばてて、朝ごはん前に仮眠をとる。雨だから、気持ちを休めての合図。

読みかけの本を投げ出し、2階から本を選び台所に積み上げる。少し読んだけど、それでも本を読む気にならない。ぼんやり音楽を聴く。ふいに、今日のタロット、「4番皇帝」を調べるのに、レイチェル・ポラック『タロットバイブル』を読む。毎日、カードの振り返りにこの本を読んでいる。


女性が自分の生活や人生を構築する時、あるいはルールを定める時。また、価値あるものを守る時や、何かに対する見解や立場をはっきりと取る時。「4番皇帝」となるのです。

と書いてある。確かに最近意思表示をはっきりしているようにも思う。そんなことが、今日このカードを引いた要因かもしれない。


2023.12.13

3時半起床。ヨガをやる。コーヒーを淹れる。今日は砥部焼のそば猪口で気分を変えて。あっという間に飲み干してしまう。

今日のタロット日記

「ペンタクルの5」
雪がしんしんと降る中、精神的にも経済的にも困窮して歩いている。目の前の教会に助けを求める、その素直さが今必要とされている。ある意味厳しいカードが出た。これから、上がっていくのみ。

歳を重ねていくことに喜びを感じるタイプだけど、それでも40歳になったときは、絶望していた。まったく先の見えない状況に困惑していた。当時、同じ歳の男友だちと、50歳になった時にどうなっているかだよね、と会話したことを鮮明に憶えている。この10年は、障害を受け容れる期間だった。前半は相当きつい思いをしたけれど、それでもそれがあったから障害を受け容れる時間を過ごせたと思っている。無駄なことなんてない。50代は、ある意味その先にあんなこともこんなことも起きてくると、想定できることを前提にし、自分を信じてチャレンジしていきたい。体調を崩しては意味ないので、そこのところをしっかりベースに考えた上でのチャレンジとなる。歳を重ねていくのは喜ばしいことだ。

今日は新月、スタートの時。

2024年のホロスコープを引く。

1年の流れが出た。1月に大アルカナ「0番愚者」からはじまる。前半は奮闘し、後半に立ち上がって行くような気配を感じる。アドバイスに「ペンタクルのキング」仕事に関することがテーマとなっている。オラクルカードは「嵐のスピリット:カオス」カオスの中に踏み込み、受け容れること。予想外のことをするとよい、とのこと。新しい1年が待ち遠しい。

午後になって、母が出かけていき、コーヒーを淹れる。静けさの中で味わって飲む。





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