マガジンのカバー画像

地域・行政ピックアップ 記事まとめ

410
地域に関連する、さまざまなジャンルのすてきな記事をまとめるnote公式マガジンです。
運営しているクリエイター

2021年12月の記事一覧

島根にプロサッカークラブをつくりたい──永遠のサッカー小僧が掲げる、未来の風景

会社経営とクラブ運営の二刀流サッカーは、沖野さんの人生において欠かせない要素であり続けている。小学生からボールを蹴り始め、中学時代には地域選抜に選ばれるなど実力をつけた。高校は全国大会の常連である強豪校・東福岡高校へサッカー留学している。 「幼少期は周囲の友達と比べて、シャイで引っ込み思案な子どもだったと思います。サッカーを通じて交友関係が広がり、人と関わる楽しさを知りました。私のポジションは、中盤のいわゆるボランチやアンカーと呼ばれるところです。積極的に得点を決めるような

ローカルな食の力で、暮らしは底抜けに楽しくできる。「食の本」から「食の体験」の世界へ飛び込んでみた。

「ふるさと食体験の準備室」インタビュー、第11回目は石川日向咲さんです。 前職の出版業界での仕事から、思い切って食の世界へ転職を決めたという石川さん。そんな石川さんの転職ストーリーと、ローカルな食への想いを伺ってみました。 20代最後の転職で、諦められなかったのは「食」だったーー 石川さんは、2021年8月にキッチハイクに入社されたのですよね。 はい。入社して4ヶ月ほどになります。前職は業界も違い、出版社の営業として本屋さんを回る日々でした。新卒から約6年間、本のある場所

全47都道府県の図書館訪問、達成できました!

青森県の津軽地方で発行されている地方紙「陸奥新報」で、各週連載の旅エッセイ「図書館ウォーカー」を執筆しています。 連載開始は一昨年2019年の11月だったのですが、その3ヵ月後に「コロナの時代」がやってきてしまいました。その時点で150館くらい訪問済みの図書館があったので、ネタには困らない予想はしていました。一方で気にかかっていたのが「図書館未踏県」の存在。 図書館未踏県は、そもそも行ったことがない、実質的に未踏の都道府県に加え、旅や仕事で訪ねたことがあるのにその時の都合

【右肩上がりで増加】2021年度ふるさと納税で選べる、おすすめクラフトコーラまとめ

こんにちは。クラフトコーラ行商 / マイスターの鯉淵です。 仕事納めに突入し、1年の終わりが鼻の先に近づく、今日この頃。そんな折にふと思い出すのが、「今年度のふるさと納税」について。いつも駆け込むように申し込んでいますが、今年も例に漏れず...。 さて、「ふるさと納税」で一番気になることが、クラフトコーラがどれくらい登場するか、といった点です。前年度は約4種類のエントリーでしたが、この1年でどれくらい増加したのか。 時間が許す限りに調べ挙げ、鯉淵の「推奨度」を軸にまとめ

周南市に移住し、唐辛子でHOTな田舎暮らしを楽しむ夫婦のおはなし

知れば知るほど面白い!奥深い唐辛子の世界県内有数の梨・ブドウの産地として知られる周南市北部の須金地区。今回訪れたのは、収穫まっただ中の唐辛子畑です。ここで栽培されている唐辛子はおよそ50種類、1,400本。赤や黄、オレンジ、黒など、カラフルな唐辛子が顔をのぞかせています。よく見ると、細長い形のもの、コロンとした形のもの、上を向いて実をつけているもの、ぶら下がるように実をつけているものなど、表情もさまざまです。 「唐辛子にはいろいろな品種があり、それぞれ見た目や辛さが違います

サウナで『地方創生』を実現するための方法(九州編)

SNS等であまり公にはしませんでしたが、『九州とサウナ』というプロジェクト立ち上げにおよそ3年間、携わってきました。 筆者は今年いっぱいでその役目を終えるため、プロジェクトの振り返りと取り組んでみて感じたことや気付きなどを、noteにまとめたいと思います。 『九州とサウナ』とは、どのようなプロジェクトなのか。 こちらに活動指針をまとめているのですが、端的にお伝えすると「Webマガジンを基点としつつ、"地産地蒸"を合言葉に、サウナ施設や街を巻き込みながら、九州のサウナを盛

車を降りて船に乗ろう!〜「迎春パーク&クルーズ」で特別な初詣を〜

宮津には、船で海から向かう、ちょっと特別な初詣があります。「迎春パーク&クルーズ」は、天橋立へ初詣に訪れる多くの人のために、お正月の三が日(1月1日~3日)限定で運航される遊覧船。宮津・天橋立・一の宮の3つの桟橋を結び、人気の「元伊勢籠神社」へも楽々アクセスできます。海を渡って1300年の歴史ある神社に参詣するなんて、いにしえの時代のようでなんともロマンチック。今回はそんな、いつもと少し違うお正月の過ごし方をご提案します。 カモメとともに、渋滞のない海をスイスイとゆく天橋立

優しさのおすそ分け|飛騨さんぽ

「飛騨さんぽ」は、紆余曲折を経て雪国・飛騨に移り住んだ浅岡里優さんが、日々の暮らしの中で感じた飛騨の魅力を飾らない言葉で綴る連載です。第1回は、飛騨古川に暮らす人々の優しさについて。  私が暮らす飛騨古川は、戦国時代の武将・金森可重が築いた城下町である。 雪化粧した飛騨古川の白壁土蔵の街並み  飛騨といえば高山が有名だが、飛騨古川も高山に負けず、歴史情緒あふれる街並みが残っている。  一般的に、こういう歴史的に魅力ある場所は観光的な要素が多くなりがち。賑わいがあってい

新型コロナワクチン接種証明書アプリへのご不明点とご要望について

2021年12月20日から「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」の配信が始まりました。 早速ダウンロードして接種証明書を発行くださった皆様から、多くのフィードバックをいただきました。フィードバックを踏まえ、本アプリの使い方、多くの方がご不安に思われている点について、ご案内します。 どこからダウンロードするの?アプリは、iOSをお使いの方はApp Storeから、Androidの場合はGoogle Playから、それぞれダウンロードできます。もしくは「ワクチン接種証明書アプ

続 ふるさと納税をやってみた、ら、おまけがついてきた。

先日、富士市から大きな封筒が届きました。 ふるさと納税をしたので、もしかして、書類に不備があったのかしら…? と思って開けてみたら、カレンダーが出てきました。 富士山百景オリジナルカレンダーでした。 富士山百景の写真コンテストの入賞作品でできています。 富士山の写真を撮りにちょくちょく出かけている私にはとても嬉しいサプライズ。 ふるさと納税は本当に、自治体のカラーが分かって、新鮮な発見があります。 富士市にふるさと納税をしたのは、紙の生産地だったので、返礼品のトイ

【奄美ロケ】「懐かしい」という最強の多幸感がある奄美大島「龍郷町」

そこに海があるのにゲームしたり、奄美大島きてるのにPCに向かい合って会議してたり。贅沢だなーって思うのは、贅の限りを尽くしている時でも味わっている時でもなくて、それを無駄にしている時こそ感じませんか。 そして世界自然遺産にも選ばれた奄美大島にある「龍郷町」は、ただいるってだけでいいような、それを受け入れてくれるような感性のある町だった。ロケを通して見えた「龍郷町」の話です。 「心の糸をほどいてくれる」町 今年の夏、奄美大島龍郷町のPR動画ロケで1週間ほど同町に滞在しまし

ないものはない!島らしさがつまったハンバーガーができました。

「ハンバーガーが食べたい!」 人生で一度は言ったことのあるセリフ。 これまで海士町にはハンバーガーを食べられるお店がありませんでした。島だから仕方のないこと。と、諦めないのが海士町らしさ。 2021年11月末より、島の玄関口、菱浦港内にある船渡来流亭(セントラル亭)でセントラルバーガーが販売されています! 船渡来流亭の店長である杵築さんと、セントラルバーガーの発案者である大人の島留学生の福垣内さんに、考案のきっかけやこだわりポイントなどをお聞きしました。 島の人も、

うどんと共にあった福岡移住1年目を振り返る

2020年12月に30数年暮らした東京から福岡に移住してきました。 移住してから福岡でうどんを食べる頻度がとても増えたので、このうどん美味しかったな〜!って記事です。 おすすめあったら教えて下さい✋特に博多駅周辺! 福岡に片道切符で行き、ついてすぐに空港で食べた「博多やりうどん」(福岡空港)移住したときに、行き(というか帰りはないんだけど)の飛行機で福岡空港につき、空港で食べたうどん。博多やりうどんの出汁は黄金色でキラキラしてて、風味がよく一番好きな出汁かも。後半から液体柚

世界初。人口800人の限界集落が「NFT」を発行する理由

存続か消滅か、岐路に立つ限界集落「山古志」 こんにちは。山古志(やまこし)住民会議の竹内と申します。私たちが暮らし、活動する山古志地域は、千年の歴史をもつ、新潟県の中山間地域にある小さな村です。平成の市町村合併を経て、現在は長岡市の一部となっています。冬は積雪量が3mになる豪雪地帯であり、平らなところがほぼない起伏の激しい地形、厳しい自然環境と共生してきた地域です。今では世界中に愛好家が増えている「錦鯉」発祥の地でもあります。 17年前、この地を中越大震災が襲いました。全