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【FINTECH】キャッシュレス決済:スマホ決済サービスの機能比較・まとめと弊社の取り組みについて
こんにちは。インテック 金融事業企画部のミヤマルです!
IT企画エンジニアとして、金融業務分野における事業企画やAI等の先端技術を活用したソリューションのコンサルティング・提案・お見積りなどを行っています。
「スマホ決済」
この名前を聞くと、どういったものを思い浮かべるでしょうか。
有名なのは、PayPayやLINE Payなどでしょうか。
ほかにも楽天ペイ、ファミペイなど、たくさん種類もありますし
「どんな違いがあるのか分からず、何を使っていいかわからない...」
「スマホ決済サービスを自社で導入したいけど、セキュリティが心配...」
という人もいると思います。
そこで本日は「スマホ決済サービス」について、これまでの提案活動やお見積りなどで得た知見をお伝えしたいと思います!
↓ 本日はこちらの流れでお伝えしていきます!
1.「スマホ決済サービス」の種類について
2.「スマホ決済サービス」の機能比較について
3.「スマホ決済サービス」のセキュリティレベルの比較
4.「スマホ決済サービス」についてのインテックの取り組み
1.「スマホ決済サービス」の種類について
昨今数多くの「スマホ決済サービス」が世に出てきていますが種類も多いのでまとめてみたいと思います。
改めて、スマホ決済の定義ですが
「カードを利用せずに、スマートフォンの機能でキャッシュレスで買い物ができるサービスのこと」
こうした理解で概ね相違ないと思います。
※引用:一般社団法人日本クレジット協会 クレジット検定 キャッシュレス編 コラム(https://www.j-credit.or.jp/customer/credit-education/cashless/column/index.html)
下記に代表的なスマホ決済サービスについて業種ごとまとめてみました。(※2020年11月時点)
こうしたスマホ決済サービスの種類ですが、ひとつの大きなくくりとして「提供者の業種」ごとにそれぞれの特色がみられ、
この種類は「ネット」「通信」「交通」「金融」「流通」「海外」の6種の業種で大きく分けられそうです。
つづいて業種ごとのスマホ決済サービスについてまとめてみました。(2020年11月時点)
※各サービスのストアのページ情報を参照。
楽天、LINE、yahoo!といったネット系メガベンチャーが提供している「ネット」系のスマホ決済サービスは、利用者数も多い傾向が見られます。
また「ネット」系は、それぞれが提供するサービスに合わせてキャンペーンが開かれてポイント還元されるところであったり、24時間の相談窓口があるといったインターネット企業ならではのサービス対応の良さが特色となっています。
「通信」系は支払い口座・カード等を携帯電話、スマートフォンとの決済と一緒にすることができるところが特色といえそうです。
「交通」系は、乗車のポイントとの連携が特色といえそうです。
また、サービスを提供する事業者側としては、経済圏が拡大したり、改札機の縮小などにも効果を発揮しそうですね。
「金融」系はなんといっても、銀行口座との連携が円滑なところが特色ですね。
地方銀行が提供するアプリであれば、地域振興につながるアプリとしても機能しそうですね。
「流通」系ではリアル店舗をもつ企業ならではのクーポン付与機能がついているところが便利なポイントです。
また、事業者側としてはデータを蓄積しマーケティングに活用できるところは導入のメリットといえるでしょうね。
「海外」系は信用力点数化や、外貨との両替が特色といえそうです。
2.「スマホ決済サービス」の機能比較について
つづいてそれぞれの「スマホ決済サービス」がどういった決済機能を持っているのかまとめてみたいと思います。
どういう方式でお店とやり取りするのかを「決済操作」どういったタイミングでどこからお金を引き出すのかを「支払い方法」として表にまとめてみました!(2020年11月時点)
※各サービスのストアのページ情報を参照、および実際にアプリを使用して調査。
楽天ペイやPayPayなどの「ネット」系では全体的に、機能が揃っている傾向にありますね。
au Payなどの「通信」系はやはりキャリア決済ができるということ、チャージ方法が潤沢なことも差別ポイントですね。
「金融」系はやはり、自社口座との連携がスムーズなところが使いやすいポイントかもしれません!
3.「スマホ決済サービス」のセキュリティレベルの比較
次は「スマホ決済サービス」のセキュリティについてまとめてみます。
スマホ決済サービスではお金をやり取りしますので、システムのセキュリティが重要なポイントになります。
メディアでもスマホ決済サービスのセキュリティ事故が散見され、不安な方もいらっしゃると思います。
事故が起きる原因は様々なのですが、アプリ側でできるセキュリティ対策としては
「複数の認証方式を組み合わせる」こと、
「なりすましに強い生体認証(指紋、顔)を採用する」こと、
「コード決済、チャージ、ログイン時それぞれに本人認証を設定する」こと
などが挙げられます。
そもそも、スマートフォン自体のロックを強くしておくことが大事ではあるのですが
スマホ決済サービスの提供者もこうしたセキュリティの対策をどんどん強化していっています!
代表的なスマホ決済サービスについてのセキュリティについて表にまとめてみました。(2020年11月時点)
※各サービスのストアのページ情報を参照、および実際にアプリを使用して調査。
積極的に生体認証を取り入れている事業者は増えている印象です!
4.「スマホ決済サービス」についてのインテックの取り組み
最後にインテック第一金融ソリューション事業本部の「スマホ決済サービス」における取組みを簡単にご紹介いたします。
私たちはこれまで、安全で品質が高く、ミスを起こさない堅牢な金融システムの開発に強みがあり、「cobol」や「PL/Ⅰ」といったメインフレームの言語を得意としていました。
しかし、このFintech時代にはモダンな技術とレガシー技術をうまく使い分けシステム開発を行うことが非常に重要であり、
当本部としてもマルチプラットフォームのスマホアプリ開発技術・クラウドネイティブな技術を活用したキャッシュレスシステムの開発にも力を入れています!
下記は実際に検討したアーキテクチャのサンプルです。
※データ保護の観点から、モザイク処理をしています
マーケットリサーチから、決済システムのアーキテクチャー構築、プロジェクト体制の構築、開発までトータルでお客様のペイアプリ構築サービスを提供させていただきます。
研修サービスの提供や、スマホ決済サービスのシステム構築の見積もりのご相談・一括請け負いの依頼をしたいという方は下記のリンクからお問合せくださると幸いです!
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