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ミュージカル・オペラ 記事まとめ

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ミュージカルやオペラについて書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#ミュージカル」「#オペラ」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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#オペラ

トランプ大統領、複数の聴衆が健康上の緊急事態に見舞われたため、ペンシルベニア州のタウンホールを短縮せざるを得なくなった

米国の噂のチャンネル新聞「ニューヨークポスト(New York Post)」は2024年10月14日に、ドナルド・トランプ前大統領(Former President Donald Trump)は2024年10月14日月曜日の夜、国内最大の激戦州で開かれたタウンホールで、住宅、エネルギー、食料品をより手頃な価格にすることを誓ったが、複数の聴衆が健康上の緊急事態に見舞われたため、イベントを早めに終了した。 トランプ(78歳)は、バイデン大統領(President Biden)就

オペラとカフェのガールズデー。

連休2日目。 私の勤務校は祝日の明日は授業なんです。 な〜ぜ〜! とにかく今日はお休みです。 日曜日だもの。 母と長姉と姪のガールズグループで オペラ観劇に行って来ました。 ちなみに次姉は PTA会長と仕事と5人の子育てと 子ども食堂の運営と なんちゃら地域委員会の かんちゃらいう何だかよく分からない 委員長だかなんだかの名誉職の仕事と フラダンスの発表と 飲み会と アイドルオタク活動などのうちどれかの (私にはこの人の活動は 多すぎて永遠に理解できません) 激務によ

音楽史17『近代音楽の誕生』

 「近代音楽」とはクラシックの流れを汲む20世紀初頭の音楽の事で、音楽理論が一気に制約から解き放たれることとなり、また、この時代には当然、リヒャルト・シュトラウスやマーラーなどといった後期ロマン派の巨匠作曲家達も活動を続けていた。  19世紀後期のフランスの作曲家クロード・ドビュッシーは西洋とは全く異なる体系のインドネシアの「ガムラン音楽」に影響を受け、その後にワグネリアンに限界を覚え、大詩人マラルメのサロンの下で様々な技法を試み、管弦楽曲の『海』『夜想曲』『牧神の午後への

《ファルスタッフ》ができるまで その2 誰も死なない(知らない)オペラ!?

森岡めぐみ  さて、神戸文化ホール開館50周年記念のオペラの計画がスタートし、音楽部門の顔ぶれの骨子(佐藤正浩マエストロ、神戸市混声合唱団、神戸市室内管弦楽団)は定まりました。次に検討しなければならないのは演劇部門の要・演出家です。オペラは音楽と演劇の協働による総合芸術、指揮者と演出家は息の合ったチームであることが、とても大切なのです。企画の最初から候補として浮かんでいた演出家は、岩田達宗さん。 佐藤正浩マエストロと岩田さんは、日本デビューが同じ(2000年 新国立劇場 小

愛が交錯する -オペラ『コシ・ファン・トゥッテ』の魅力

    【金曜日は音楽の日】     オペラやミュージカルの楽しみの一つに、物語に応じて呼吸するように音楽や歌が変化する、その妙があります。   モーツァルトのオペラ『コシ・ファン・トゥッテ』は、コメディなのに悲劇すれすれの危うい劇と、くるくると変化する透明で美しい明るい音楽が溶け合う、驚くべき傑作です。 舞台は18世紀末のナポリ。カフェで、グリエルモとフェランドの二人の若い男が、自分たちの恋人自慢をしています。   それに辟易している年長の老ドン・アルフォンゾ。女性の貞操

オペラ・ニュース:Opera Awards 24 発表

ロンドンを本拠とするインターナショナルな『Opera Awards』の今年の発表・授賞式が10月2日、ミュンヘンのプリンツレゲンテンテアターで行われました。 プリンツレゲンテンテアター。 プリンツレゲンテンテアターの内部。 雑誌『Opera』の表紙。ロンドンなのでもちろん英語です。値段もポンド。 授賞式はずっとロンドンで行われていましたが、22年から外国に出て(スペイン・マドリード、23年はポーランド・ワルシャワ)、今年はミュンヘンでした。 場所はバイエルン州立オペラ

プッチーニの小さなワルツ:Piccolo Valzer

といわれていることを聞いたことはありませんか? 偉大なオペラ作曲家とは次の三人。 18世紀のヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト (1756-1791) 19世紀のジュゼッペ・ヴェルディ (1813-1901) 20世紀のジャコモ・プッチーニ  (1858-1924) 例えば、「魔笛」や「ラ・トラヴィアータ」や「蝶々夫人」は、世界中のどこかで今日も(週末ならば)必ず上演されているのです。 20世紀の音楽評論家の黒田恭一 (1938-2009) は、1950年代

還暦母と娘のフランス・イタリア(ベネチア)旅⑦着物でパリ

 還暦母と娘の旅日記の続きです。 去年5月の事です。 よろしければお付き合いくださいませ☺️ 鏡なしで着付けるのは初めて フランス3日目は 私の夢🙏パリで着物デビュ✨✨✨ 重くて場所をとるのに トランクに着物 帯に草履に小物をつめてまいりましたよー。 選んだ着物は綸子の訪問着(単衣)に袋帯。正統派の盛装で挑む。 日本女子代表のつもりの気合いの入れよう😁 気になるのはお天気。 1日目に無造作にカーテンを開けたために娘に叱られたので そろーっと覗いてみると 雨は降ってなさそ

聖徳太子の『未来記』とモーツァルトのオペラ『魔笛』は「酷似」なのか?検証①

(とある合コンにて) 春樹:「オレ、都市伝説とか好きでー」 夏美:「信じるか信じないかは…(笑)」 春樹:「そうそう」(よーしツカミOK!) 夏美:「あれって話してる人の話術がすごくて!そういえば前に、聖徳太子が書いた本が何とか…っての、あったよね?」 春樹:「ああ、聖徳太子が書いた『未来記』がモーツァルトのオペラ『魔笛』の内容とそっくり!ってやつ。結構有名な話だよ」(ドヤ!) 夏美:「へ~、よく分かんないけど、それってスゴイことなの?」 春樹:「そりゃスゴイよ!」 夏美:

オペラ『ラ・ボエーム』@東京芸術劇場、の巻

ご縁があって、オペラ『ラ・ボエーム』を見てきました。 今作は、2024年の年末をもって引退することを表明していらっしゃる指揮者・井上義道さんのオペラ最後の指揮作品となります。 そんなことが頭の片隅にあってずっと気になっていたのですが、今回はご縁に恵まれての観劇となりました。 ラ・ボエームあらすじプッチーニのオペラのひとつとして名高い『ラ・ボエーム』ですから、いまさらあらすじを語るまでもないかもしれませんが、感想を述べる上での様式美として、簡単に。 既にご存じの方は飛ばしてく

ロイヤル・オペラをキノシネマで『アンドレア・シェニエ』

5月に『ロミオとジュリエット』、6月に『つばめ』を観て以来、3か月ぶりにキノシネマにやってきた。 今回ご紹介する作品はフランス革命(1789)を舞台にした『アンドレア・シェニエ』。 METではなく、英国ロイヤル・オペラ・ハウスの演目で、ウンベルト・ジョルダーノ(1867~1948)作曲、アントニオ・パッパーノ指揮、ロイヤル・オペラ管弦楽団の演奏による2時間55分のオペラ。 いつもは一人で出かける私だが、今回は友達と一緒。 Yさんはソプラノ歌手として活躍しつつ、お家ではピア

関西歌劇団第104回定期公演

<カヴァレリア・ルスティカーナ:道化師>   関西歌劇団の第104回定期公演の初日を吹田市民会館メイシアター大ホールで観劇しました。素晴らしかったです! 凄い!凄い!ブラボー!  全編イタリア語を流暢に歌い上げ、声量もさることながら、どの方もこぶしが効いており、迫力ある舞台でした。メイシアター大ホールは、舞台左右に縦書きの日本語字幕が出て、見やすかったです。 カヴァレリア・ルスティカーナ p.マスカーニ作曲   恋愛の修羅場ばかりなのですが、愛するが憎しみに変わる瞬間な

きみーの名は 藤原義江

今書いているものの資料で購入した『藤原義江』の本。 残念がら、期待した資料は掲載されていなかったが……。 藤原義江、と、言われても、誰?という人が多いだろうが、まぁ、大正時代〜昭和時代の大人気だったオペラ歌手だ。 1976年に77歳で亡くなっている。 父親がスコットランド人で、母親が日本人の芸者で、庶子である。 幼い頃に、父親に会いに行くように母から汽車の切符を渡されて、貿易商をしている父の仕事場に行き、そこで握手をしたあと、「サヨナラ」と言われて帰った日、その時の衝撃が

至福。タリン(エストニア)に3泊してきた。

8月日本帰省の時、ついでにタリン(エストニア)によってきました。トランジット否、ちゃんと3泊です。 行き:エディンバラ→フィンランド(ヘルシンキで1泊)→成田→札幌→車で現地 ↓ 現地で籠って、虫の調査 ↓ 帰り:現地→帯広→羽田→フィンランド(ヘルシンキ)→(フェリー)→エストニア3泊→フィンランド(ヘルシンキ)→エディンバラ エディンバラから日本へのルートは、ロンドンを避けて、ヘルシンキ経由。フィンエアーにしたのはこれで数回目で、ヘルシンキにはもう何回か行って