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ミュージカル・オペラ 記事まとめ

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ミュージカルやオペラについて書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#ミュージカル」「#オペラ」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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記事一覧

宝塚の荒天時の返金対応について

先日、台風で新幹線や在来線が止まり、当日公演を予定していた東京の宝塚の観劇について劇団からアナウンスがありました。 それについて今後の注意喚起になればと記載します。 簡潔に言えば 公共交通機関の影響で公演に来るのが困難であれば、後日返金対応するよ、とのアナウンスがありましたが、返金されない場合があるので気を付けてください、というお話。 時系列 ①台風発生 荒天のピークはマチネ終了後の見込み ②前日、新幹線の計画運休発表あり ③前日、一部在来線で計画運休発表(わたしの使

オペラ『ラ・ボエーム』@東京芸術劇場、の巻

ご縁があって、オペラ『ラ・ボエーム』を見てきました。 今作は、2024年の年末をもって引退することを表明していらっしゃる指揮者・井上義道さんのオペラ最後の指揮作品となります。 そんなことが頭の片隅にあってずっと気になっていたのですが、今回はご縁に恵まれての観劇となりました。 ラ・ボエームあらすじプッチーニのオペラのひとつとして名高い『ラ・ボエーム』ですから、いまさらあらすじを語るまでもないかもしれませんが、感想を述べる上での様式美として、簡単に。 既にご存じの方は飛ばしてく

「漫勉neo」が解き明かす手塚治虫の創作の秘密: 元教授、定年退職178日目

十数年前、研究室の学生たちとの遠足で宝塚を訪れました。宝塚歌劇のスケールと華やかさに圧倒されましたが、私はその後の手塚治虫記念館の訪問をより楽しみにしていました。「鉄腕アトム」世代の私にとって、手塚さんはまさに神様のような存在です。山下達郎さんの曲「アトムの子」ではないですが、「どんなに大人になっても、僕らはアトムの子供さ」という気持ちは今も変わりません。 学生たちの冷やかな視線は気にせず、観劇後すぐに手塚治虫記念館に急ぎ、時間の許す限り展示を見て回りました。多くの学生は別

ロイヤル・オペラをキノシネマで『アンドレア・シェニエ』

5月に『ロミオとジュリエット』、6月に『つばめ』を観て以来、3か月ぶりにキノシネマにやってきた。 今回ご紹介する作品はフランス革命(1789)を舞台にした『アンドレア・シェニエ』。 METではなく、英国ロイヤル・オペラ・ハウスの演目で、ウンベルト・ジョルダーノ(1867~1948)作曲、アントニオ・パッパーノ指揮、ロイヤル・オペラ管弦楽団の演奏による2時間55分のオペラ。 いつもは一人で出かける私だが、今回は友達と一緒。 Yさんはソプラノ歌手として活躍しつつ、お家ではピア

関西歌劇団第104回定期公演

<カヴァレリア・ルスティカーナ:道化師>   関西歌劇団の第104回定期公演の初日を吹田市民会館メイシアター大ホールで観劇しました。素晴らしかったです! 凄い!凄い!ブラボー!  全編イタリア語を流暢に歌い上げ、声量もさることながら、どの方もこぶしが効いており、迫力ある舞台でした。メイシアター大ホールは、舞台左右に縦書きの日本語字幕が出て、見やすかったです。 カヴァレリア・ルスティカーナ p.マスカーニ作曲   恋愛の修羅場ばかりなのですが、愛するが憎しみに変わる瞬間な

心配性ライターの細かすぎるロンドン生活⑬~ロンドン初観劇!MJに行ってきました

ロンドンにいる間にやりたいことベスト5に入るのが、お芝居を観ること。 (実は高校時代、演劇部にいたことがあるんですよ) でも英語のセリフが理解できる気がしないし、かといって日本で観たことがあるものをロンドンでもう一度っていうのもどうなのか・・・そもそもチケットの取り方もよくわからないし・・・。 ぐじぐじと尻込みしていたら、友人が誘ってくれたんです。 「MJ観に行かない?」 行く行く! 恥ずかしながらマイケルジャクソンのことはそんなに詳しくないけれど、機会があったら飛びつく

近鉄特急で一気に落穂拾い

名古屋まで午前中は福井市内での仕事を済ませ、昼からは新装なったJR福井駅の駅ナカにある寿司屋で昼食。 当然ながらというか、酔っ払う。 14時半の名古屋行き高速バスで福井を出る。 間際の予約だったので、後部の通路側の席しかなかった。 福井インターに入った辺りで酔いが勝って意識がぶっ飛び、気がついたら越前たけふ駅で客扱いを済ませたところだった。酔っぱらって寝たっていっても、20分くらいなんだなぁ…と、自分でも意外に感じる。 このあと敦賀インターでも客を乗せて、集中工事中の北

きみーの名は 藤原義江

今書いているものの資料で購入した『藤原義江』の本。 残念がら、期待した資料は掲載されていなかったが……。 藤原義江、と、言われても、誰?という人が多いだろうが、まぁ、大正時代〜昭和時代の大人気だったオペラ歌手だ。 1976年に77歳で亡くなっている。 父親がスコットランド人で、母親が日本人の芸者で、庶子である。 幼い頃に、父親に会いに行くように母から汽車の切符を渡されて、貿易商をしている父の仕事場に行き、そこで握手をしたあと、「サヨナラ」と言われて帰った日、その時の衝撃が

#12 ストラディヴァリウス・コンサート2024 vol.2

はーいMINAMIです〜😉 今日は先日投稿した「ストラディヴァリウス・コンサート2024」の後編です! 時を戻そう🌀シュパッ ←久しぶり 9/5は東京交響楽団さま、広上マエストロとの共演-のリハーサルでした。私はヴィヴァルディの「夏」担当!広上マエストロとご一緒するのは初めて。でも打ち合わせの時から広上ワールド全開で、とても和やかな雰囲気でした😉 9/6 この日は楽器のインスペクション、スイスから来た偉い人!にストラディヴァリウスをチェックしてもらうのです。世界遺

2024/09/21 呉の旅~この世界の片隅に~すずさんたちが生きた場所<後編>

昼食後は『大和ミュージアム』へ 呉=大和、と言ってよいほどやはり呉市のメインスポットはこのミュージアム。正式名称は呉市海事歴史科学館だそうです。 そして来年2025年2月から2026年3月まで改装工事のため閉館するのですね。今回訪れることが出来てよかったです。 特別展『山崎貴の世界』ではゴジラー1.0のスタテューも 山崎監督と言えば『永遠の0』『アルキメデスの大戦』『ゴジラ-1.0』と戦争を背景にした映画作品。映画の中で実際に使用した美術も展示されていて見入ってしまいま

50年越しの夢叶う!宝塚歌劇団「ベルサイユのばら」

ついに行って来た! ベルばらの宝塚公演! 「ベルサイユのばら」と言えば、私達世代の女性で知らない人はいないであろう、名作中の名作少女漫画。 擦り切れるまで何度も読んだ。 宝塚歌劇団が初回公演したのが、50年前らしい。 その50年前頃、近所の友達と、本気で、ベルばら公演ごっこをやったことがある。 近所に住んでいる、ちょっと私よりお姉さん達が、当時、大きなLPレコードを、カセットコンロみたいな小さいポータブルプレーヤーにかけて(若い人には何のことやらだろうけど) 台

中国の有名な劇場について紹介します!~その1~

中国には多くの有名な劇場があり、伝統的な演劇や音楽、現代の舞台芸術やダンスまで、さまざまな公演が行われています。今回は、特に有名な劇場をいくつか紹介し、それぞれの規模や歴史、文化的な背景について簡単に説明します。 1. 国家大劇院(こっか だいげきじょう)guó jiā dà jù yuàn 場所: 北京市 規模と観客数: 国家大劇院は中国で一番大きな劇場の一つで、新しい「北京十六景」の一つに数えられるランドマークです。フランス人建築家ポール・アンドリューの設計

たいこ2

どうも。市童です。 昨日は勉強会「市童のらくご」でした。 ありがとうございました。 次回は10月19日土曜日です! 19時半開演、終演は21時ごろです。 門前仲町 陽岳寺さんにて。 木戸銭・予約1500円当日1800円 予約 ichido.yoyaku@gmail.com 椅子席です!よろしくお願いします! かなしいことがありました。 地面師たち、極悪女王、サンクチュアリを観たいと思い、何年か前にいただいたNetflixのプリペイドカードを使うことに。 コードの部分を削

読めば演奏会が楽しくなる!GRIT流「レ・ミゼラブル」の味わい方 〜第2回 「レ・ミゼラブル」という物語〜

皆さんこんにちは。Wind Ensemble GRITです! 私たちのnoteをご覧いただきありがとうございます^^ 私たちは2025年2月8日(土)に開催する第5回定期演奏会にて C. M. シェーンベルク作曲 福島弘和編曲 ミュージカル「レ・ミゼラブル」より を演奏いたします。 そこで今回は前回に引き続き、読めば演奏会が楽しくなる!GRIT流「レ・ミゼラブル」の味わい方をお届けいたします🇫🇷 前回の記事はこちらをご覧ください。 今回はミュージカル「レ・ミゼラブ