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保育のタネ(a clue) 保育は職人技が光る職人芸! 保育歴ン十年、そろそろベテラ…

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保育のタネ(a clue) 保育は職人技が光る職人芸! 保育歴ン十年、そろそろベテランといわれる域に入ってきました。 一人の保育者としての経験や経験則を保育のヒントとして共有できれば嬉しいです。 一緒に保育を語りあい、考えあいませんか。

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    このマガジンは「楽しく、続ける」を趣旨として発信してます。まだnoteに慣れてない人は知り合いづくりと記事の共有を兼ねてぜひご参加してみてはいかがでしょう🌹 ※原則1日投稿記事は2本までとしました。ご了承ください。

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Tea break2 見えないものを理解する

若い保育者に「保育をするうえで何が一番難しい?」と尋ねると大抵、「幼児の内面理解」という答えが返ってきます。 幼児は自己表現がまだ未熟で言葉はもちろん、その他の表現も十分にすることが難しいと思います。これは当然といえば当然のこと。生まれてからまだ7年未満なのですから。 では自己表現が難しい幼児の内面を理解するには何が必要なのでしょう。 経験でしょうか?知識でしょうか?想像力でしょうか? どれも大切ですが、若い保育者がこれらを身につけるにはある程度の時間が必要ではないでしょ

    • 支援ツール4 SST(ソーシャルスキルトレーニング)

      集団の中で友達とかかわっていくうえで必要なスキルを子ども達はどのようにして身につけていくのでしょうか。 一昔前までは家庭に祖父母・叔父・叔母など多くの家族がいて、様々な人とかかわる機会が多くあり、入園前の家庭保育の中である程度の社会スキルを身につけることができていました。 核家族化が進み、家庭での人間関係の多様性が失われた今、就学前施設での経験が社会スキルトレーニングに大きく影響しているといえるのではないでしょうか。 1. 大人と遊ぶことを好むAくんの事例。 4歳児A

      • Tea break14 保育のDXって・・・。

        DXとは、デジタル技術を社会に浸透させて人々の生活をより良いものへと変革することを指します。 <https://monstar-lab.com/dx/about/digital_transformation/  より> どの業界も人手不足が深刻化し、デジタルツールを使って業務の省力化を図らなければならない必要に迫られています。 マガジンクリエーターのHot3DegCさんの記事が興味深かったです。 適度な自動化が重要なことは分かりました。これは保育業界も無関係ではいられない

        • 視覚的ツール5 ミニホワイトボード活用術

          コロ付きホワイトボードがお役立ちなのは何度かお伝えしてきました。 今回はミニホワイトボードについてお話ししたいと思います。 私はコロ付きホワイトボードは主に学級活動や、学級全体に伝える時に使い、ミニホワイトボードを個別の支援の時に使っています。すぐに持ち出すことができ、個別にゆっくり話をする時などに使っています。 私は、A4くらいの大きさがちょうど良いと感じています。 ミニホワイトボード活用実践事例 1. 子どもと一緒に振り返る。 文字を完璧に理解していて

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          支援ツール5 生き物と遊ぼう

          日差しが日に日に強くなり、夏の訪れを感じるようになりました。 夏は植物も生き物も生き生きと活動し始めます。 この時期、子ども達は色々な虫を見つけて、驚き、喜び、そして捕まえようとする・・・。 保育者の中には「虫・・・・。」と職業柄「嫌いです!」とまでは言い切らないまでも言葉を濁す人もいると思います。 私もダンゴムシ、蝶、カブトムシ、カエルなどは平気なのですが、突然「ジッ!」と鳴くセミ・・苦手です。プライベートではできれば出会いたくない、そばに寄ってほしくないと本気で思ってい

          支援ツール5 生き物と遊ぼう

          今日FF様からコメントをいただき、自分の文章が言葉足らずだったと気づかせていただいた。 なるほど、そうだな、そういうところもしっかり文章で表現できたらいいな、と思いました。ありがとうございます。 こちらはお散歩カー、日課でほぼ毎日出かけている園もおおいのではないでしょうか。

          今日FF様からコメントをいただき、自分の文章が言葉足らずだったと気づかせていただいた。 なるほど、そうだな、そういうところもしっかり文章で表現できたらいいな、と思いました。ありがとうございます。 こちらはお散歩カー、日課でほぼ毎日出かけている園もおおいのではないでしょうか。

          視覚的ツール6 動作を見て理解する

          これまでに何度か言葉で伝えるより視覚的にわかる環境を整える方が理解が進むと述べてきました。 身の回りの用具を片付けるところ、カバン置き場水筒かけなどはそのモノ(カバン・水筒)を表示しています。これはどちらかといえば文字の代わりです。 今回はあさの身支度で何をするのか、つまり動作・やることを表示する時に私が使っている表示を紹介します。 1. 水筒をラックにかけるまでの動作 水筒をラックにかけるためには 1. 水筒のヒモを両手で持って、体から外す 2. 水筒のひもを両手でもっ

          視覚的ツール6 動作を見て理解する

          Tea break13 園外保育で思うこと

          以前は園外保育や遠足、もっと学年が上がれば修学旅行などは家庭で経験できないことを共通経験できることを大きなねらいや内容のひとつとし、検討されていました。 しかし、現在は多くの家庭が子ども達と一緒に出掛け、様々な経験をする機会を設けているのでねらいも少し変化してきているかもしれません。 そんな現在、園外に出かけるねらいは何をもてばいいのでしょう。 今回は園外保育についてです。 1. 家庭で経験できないことを経験する。(公共マナー) 園外保育の移動手段は? 徒歩・貸し切りバ

          Tea break13 園外保育で思うこと

          らくがき♪2 子どもの作品整理

          保育現場では子ども達の作品を年度末に整理をします。 私は毎年、「もっと丁寧に子どものつぶやきをメモっておけばよかったなぁ」「日付をもっと丁寧に描けばよかった・・。」と後悔にも似た感情が沸いていました。 今日は作品整理についてのお話です。 1. 昔々のおはなし 私が新任の時クラスの子どもは40人いました。(っぷ・・。年がバレちゃう( ´艸`)) なので作品ができた子どもが「できたー」と次々に持ってくるのを受け取り日付を書き、子どもの気持ちを一言書く。この工程が40人なので

          らくがき♪2 子どもの作品整理

          Tea break12  ストレッチノススメ

          保育者は日々子どもたちと体を動かし、走ったり、跳ねたり元気いっぱいですが!(強調) 寄る年波には勝てない日もあるんですよ・・。でも明日の保育のためには何とか一晩でリカバらなくてはなりません。 また、保育者は腰!!!腰痛持ちが多いのもよく知られていますよね。 私も若い頃に、腰をやってしまい、大変な思いをしたことがあります。 それから「セルフケア」「日々のボディメンテナンス」をしなくては!と思い立ち色々と試してきました。 今回はそのお話をしたいと思います。 1. 週一回の整骨

          Tea break12  ストレッチノススメ

          Tea break11 臨機応変さと柔軟性

          6月になりました。 6月になると思い出すエピソードがあります。 ある年、雨が多く一日中雨だったり、本当にバケツをひっくり返したような大雨が降ったりしていました。 その年、私は統廃合のため5歳児しかいない園で担任をしていました。 以前お話ししたように、就学前施設の教育課程は学校教育の教育課程のように教材が固定されていたり、学習の過程、ゴールが決まっているものではなく、自由度が高いのでこのエピソードはその自由度を担任がどう臨機応変に変えていくかのお話です。 1. あれ?冷たい

          Tea break11 臨機応変さと柔軟性

          Tea break10 私は音痴だ!(`・∀・´)エッヘン!!

          世間一般の方がイメージする保育者は、 子どもが好きで、世話好き いつも笑顔で、優しい など子どもへのかかわり方と、同じくらい 歌が上手で、子どもと一緒にいつも素敵に歌う なんて、イメージもありませんか? サウンドオブミュージックの家庭教師マリアのように♪ でも、それって・・妄想かもしれませんよ。(゜_゜) とりあえず、私は音痴だし、できれば歌わずに済むもんなら歌いたくない!くらいの歌に関しては後ろ向きな保育者です。そして私と同じく「できれば歌いたくないわぁ」という保育者仲間

          Tea break10 私は音痴だ!(`・∀・´)エッヘン!!

          Tea break9 仏の顔と子ども達

          活動と活動の合間で子どもたちがはじけてしまうことがあります。 絵画や折り紙の活動時、先に出来上った子どもがほかの子どもが出来上がるまでの時間、手持無沙汰になった。 遊びの後の片づけ時、自分の使ったものは片づけたので手持無沙汰になった。 このような時に手持無沙汰になった子ども同士がはじけてしまうと、声は大きくなりがちだし、動きも徐々に大きくなりがちです。 そんな時は担任の声は届きにくくなり、担任が大きな声で子どもを制止しようとすると子どもの声は益々大きくなりがちです。 子ども

          Tea break9 仏の顔と子ども達

          運動遊び3 ある日の水遊びで・・。

          これまでにも何度か保育には様々なねらいがあり、一つの保育活動に保育者がどれだけ多くの視点をもってねらいをたてていけるか、一つの活動でコスパ良く子どもたちが様々な経験を積み上げていくことができ、ねらいが達成される環境構成と援助を実践できるかが大切だと述べてきました。 そして、時に保育者が意図したことと違うことが起きてしまうのが保育の現場であり、自分とは違う人間(こども)が相手だからこそ保育者の考えの範疇外に起きてしまうわけですが、これが面白い!と日々感じています。 1. ある

          運動遊び3 ある日の水遊びで・・。

          運動遊び2 自然遊び

          就学前施設での運動遊びは、保育者の意図を反映した遊びの中で体を動かしているうちに自然に運動に繋がっていると、前回お話ししました。 今回は、遊んでいるうちに自然にとはどういうことなのかをお伝えしたいと思います。 1. 就学前施設の外遊び=運動遊び 外遊びではドッチボールや、鬼ごっこなどいかにも体を動かしている遊びでなくても多かれ少なかれ必ず体を動かして遊んでいるはずです。 私は遊んでいる子どもの姿を『運動遊び』の視点から丁寧に見取り、この遊びでどんな動作が獲得され、どん

          運動遊び2 自然遊び

          Tea break8 保育の展開(環境の再構築)

          保育は学校教育と違い、保育者の視点で教材を選び、保育内容の環境構成が検討されます。教材を選ぶ自由度が学校教育より大きいといえるでしょう。保育者は教材を選ぶうえで目の前の子どもの興味関心を軸に選ぶことができ、子どもの遊び(学び)がより深まるわけですが、施設によって遊び(学び)の経験が異なるのです。 一方、学校教育は文部科学省の学習指導要領により日本全国どこの学校に通っても一定の水準が保たれるように教育課程の基準が定められています。これによりどこの学校に通っても同じ経験や学びが

          Tea break8 保育の展開(環境の再構築)