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Tea break13 園外保育で思うこと

以前は園外保育や遠足、もっと学年が上がれば修学旅行などは家庭で経験できないことを共通経験できることを大きなねらいや内容のひとつとし、検討されていました。
しかし、現在は多くの家庭が子ども達と一緒に出掛け、様々な経験をする機会を設けているのでねらいも少し変化してきているかもしれません。

そんな現在、園外に出かけるねらいは何をもてばいいのでしょう。
今回は園外保育についてです。


1. 家庭で経験できないことを経験する。(公共マナー)

園外保育の移動手段は?
徒歩・貸し切りバス・電車・路線バスでしょうか。
徒歩、電車、路線バス利用はどれも、公共マナーを学ぶのにはよい機会です。
公共マナーに視点を置いたねらいをもち、大人の目や手が行き届いている家庭ではあまり機会のない「公共マナーを守るために自分で考え、自分で行動する」を経験できるように子どもの姿を見守りながら、考え行動している子どもを認める、そんな機会となればと考えます。

2. 園生活で経験しないことを経験する。

園生活の生活習慣は毎日繰り返し行っているので確立しやすいですが、園外での経験は数えるほどしか機会がありませんから、この機会を大切にしたいものです。
戸外で、おやつの袋を開けたり、机のないところでお弁当を食べたり、弁当シートを広げたり畳んだりを自分でする良い機会となります。私はその時にコツを伝えたり、できたことを子どもと一緒に喜んだりする機会としています。

公共道路での歩き方なども学ぶ機会

3. 学級外(異年齢)の友達と触れ合う機会とする。

園外保育というだけあって、学級外での保育なので学級外の友達とかかわる機会となります。このてんも園外保育の大切なねらいの一つとなると思います。保育者が間に入って異年齢学級外の子ども同士をつないだりするとより関係が深まると思います。

4. 保育者の服装持ち物

両手が空くようにリュックは当然として・・・。
指導案(園外保育の日程などが書いてある)をどう持つか、私は悩んでいました。活動中にも時間配分などでちょくちょく確認するために見る必要があるけれど、畳んでポケットに入れているのですが・・。
ポッケから出して→開いて→見て→また畳んで→ポッケに入れる。
一回の時間は大したことないのですが、何度も見る必要があり何か工夫できないかな、と考えて見つけたのがアイパッド用の防水ホルダーです。
軽くて丈夫でクリアで指導案を見やすくとても便利です。

園外保育は子どもも保護者も楽しみにしている行事のひとつです。
家庭での過ごし方が変化しつつあります。子どもの姿が変化していのだからねらいも内容も変わる必要があるのではないでしょうか。

「去年と同じ」「コピペ」の指導案ではなく、目の前の子どもの姿を反映した指導案作成のヒントとなったら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。
明日も楽しい保育でありますように♡

※ Amazonのアソシエイトとして適格販売収入を得ており、コラム内の商品については個人的感想であり、何ら保証するものではありません。


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